『岩田さん』
本にまつわる情報や感想。

wataru.okada

『岩田さん』のふせん

2019/10/04 11:00
こんにちは、ほぼ日の岡田です。

突然ですが、私は最近『岩田さん』の本を読んで
ふせんをつけたところを、自分で見返してみました。
すると、なんとなく最近考えたり
悩んだりしているテーマが見えてきた気がして、
ちょっとおもしろかったんです。

自身もふくめ、この本を読んだ人が
どんなところに「ふせん」をしているのか
興味が出てきまして、
「ここぞ」というふせんのページを
いろんな人に訊いてみたいなーと思っています。

題して”私の『岩田さん』ふせん”!
今回はまずは手始めに、
岡田がふせんをつけたページをご紹介します。

『岩田さん』ふせん#1
ほぼ日手帳チーム・岡田の場合

●写真1枚目:P.44 自分たちが得意なことはなにか。

"物事って、やったほうがいいことのほうが、実際にやれることより絶対に多いんですよ。だから、やったほうがいいことを全部やると、みんな倒れちゃうんです。"

"基本的に、人間って、自分の得意なことと不得意なことを比べて、「自分は正当に評価されてない、不公平だ」って文句を言うんですよ。それは、自分でも知らず知らずのうちにやってしまうことがあります。"


●写真2枚目:P.56 安心して「バカもん!」と言える人。

"どういう人が気持ちよく「バカもん!」と言われるかというと、おそらく、動機が純粋で、悪気がないこと。言われたときに打たれ強いかどうかということではないですね。"

"逆に腫れ物に触るように叱らなくてはならない人っていうのは、「ここからは入ってこないでください」ていうバリアーみたいなものを、周囲に感じさせてしまう人なんでしょうね。"


●写真3枚目:P.82 ご褒美を見つけられる能力。

"才能というのは、「ご褒美を見つけられる能力」のことなんことなんじゃないだろうかと。「なしとげること」よりも、「なしとげたことに対して快感を感じられること」が才能なんじゃないかと思うんですよね。"

"自分が注ぎ込んだものよりも、ご褒美の方を大きく感じる瞬間が来れば、よい循環がはじまるし、それが続くんです。"


なんとなくですが、ちょっと今自分が、
目の前の「やるべきこと」ばかり見すぎている気がして、
岩田さんのいう「ご褒美の回路」を、
新しい方面にもひらいていきたいです。

次回はほぼ日の商品事業を統括しているあややに、
話を訊いてみたいと思っています。