2015-04-04-

きのう、ちいさな田んぼキットの展開について、
どんなふうに楽しい感じにしましょうかねーと
藤田浩志さんと、いろいろ相談をしてきました。


その際に、藤田さんから
「ぼくのうしろに見える3枚の田んぼを
 ほぼ日の田んぼ、
 名づけて『ほぼにち田(でん)』にしましょう。
 1反歩ありますから
 8俵つまり480キロくらい穫れますよ。
 あぜ道に、黄色いおサルの看板でも建てたら
 いいじゃないですか」
という、
ナイスすぎるアイディアが飛び出しました。

ええとですね、
ちいさな田んぼキットをご購入くださった方には
秋、コシヒカリ新米3キロを追加でお送りするんですが、
そのお米、
この「ほぼにち田」で育てることになったんです。


赤で囲った部分です。ひー、広い。すごーい!

あらかじめ育てる田んぼが決まっていれば、
秋に届く新米の「いまのようす」を
みなさんに、そのつどお知らせできるのもいい。

さらに、お届けするのは
郡山市でとれたコシヒカリの「一等米」である
「あさか舞」にしよう、と。


一等米というのは、言うまでもなく
品質の検査で「一等級」だと、認められたお米。

品質がいいということはつまり、
なかでも「美味しい」ってことですよね!

藤田さんは、さらにたたみかけてきます。

「今回は、通常の基準である
 1.85ミリの穴からすり抜けなかった米‥‥でなく、
 穴を2ミリにして、
 その『2ミリの穴をすり抜けなかった米』だけを、
 みなさんにお送りしましょう」

ようするに、
郡山でとれたコシヒカリの一等米である
「あさか舞」のなかでも
プックリと太った米粒だけを選り抜いて
お送りすることになったんです。

秋までの「栽培」のたのしさはもちろん、
収穫の時期に届く、
藤田スペシャルともいうべき、
藤田さん渾身のコシヒカリ新米3キロも
どうぞ、おたのしみに!


なお、上の写真は、これから
みなさんに送られるコシヒカリの種もみ。

コーヒー豆みたいな色をしていますが
これは、乾燥をふせぎ、
種の性能を長持ちさせるために
「鉄コーティング」しているからです。

さらに、ここから
素人にはちょっと難しい「芽出し」まで
藤田さんがやってくださるので
キットがとどいたら
土にまくだけで、芽が出てくるんですよ。