カロリーメイツ
<br />おしえて! シンガポールの旅。 シルク・ドゥ・ソレイユ『トーテム』を観にいこう

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2015/11/18 20:54
インタビューをお送りします



 
では、私たちが
『トーテム』を観ているあいだに
昼間に聞いたショーの裏側をさぐる
インタビューの続きを
ご紹介いたします。

この青年は、ニキータさん。ロシアの人。
でも、生まれは1995年のマンハッタン。
アレグリアが行われている最中、
サーカスのなかで誕生しました。

8歳で『アレグリア』のステージを踏み、
シルク・ドゥ・ソレイユの
オンサイトスクールを卒業。
筋金入りの
ミスター・シルク・ドゥ・ソレイユと
言えましょう。

そして、この『トーテム』のなかでは、
すみません、アクトをばらしますが、
「ロシアンバー」という、
人が担いだしなやかな細い板を飛び跳ねる
アクロバットをやっています。
ニキータさんは、ロシアンバーの演技で
サーカスのアカデミー賞に相当する
国際モンテカルロ・サーカス・
フェスティバルで
銀賞を受賞しました。

とにかく、息をのむ、
すばらしいアクトです。

ニキータさんが飛び跳ねる板を
肩に担いで支えるのは
3枚目の写真の彼です。
跳ねる人、支える人、
チームのすばらしいコンビネーションも見もので、
ショーの最中は、上に下に視線をやり、
観客はとても忙しくなります。


ニキータさんは
「ショーを通じて
お客さまにエネルギーを感じてほしい」
とおっしゃっていました。
ショーの最中は
役に入りこんでいるせいもあり、
アドレナリンが出すぎて
毎晩すぐには寝つけないそうです。

このロシアンバーのアクトは
衣装もほんとうにすごいので、
日本で『トーテム』をごらんになる方、
ぜひ注目してください。

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