2015/11/18 21:07
芸術監督
こちらは、『トーテム』の
芸術監督ニーランティさんです。
シルク・ドゥ・ソレイユのツアーショーは
○クリエイター
○マネジメント
というふたつのチームで成り立っています。
ニーランティさんは
マネジメントに関わる人です。
『トーテム』は人類の進化を
表現していますが、
お話を流れで表さず、
スポットライトをあてるように
「モーメント」ごとに見せていきます。
それは、固定されたストーリーにしたくない、
お客さんが、自身の人生に照らし合わせて
それぞれの大切な価値観で
感じたことを持ち帰ってほしい、
というコンセプトによるものだそうです。
ニーランティさんは
パフォーマーたちがいつも
新鮮な気持ちで
アクトができるようにするという
大きな役割も担っています。
パフォーマーたちに
アドバイスをすることもありますが、
ときどき
「パフォーマーさんから提案してくること」が
あって、それが監督と演者の
良好な関係だと思っているのだそうです。
その「聞き入れる」環境を保つということが
大切な仕事だとお話してくださいました。