販売情報、おすすめ文具の紹介、みなさんから教わった使い方など、手帳チームのメンバーが、日々さまざまな情報をお届けします。
こんにちは。
手帳チームのコマタです。
あたらしい年がはじまりましたね。
ことしもどうぞ、よろしくお願いします。
さて、年末年始は手帳チームのメンバーが
「手帳に書いておいてよかった!」と思った
できごとやページなどをご紹介しています。
今回わたしは大そうじついでに、
昔の手帳を引っ張り出してきました。
こちらは8年前、2015年の手帳です。
この年は、わたしが以前の会社をやめて
休みをとり、いろんなところへ旅行をした年でした。
4月1日からの10日間は、
ニューヨークに行きました。
ブルックリンのアパートを宿にとって拠点にし、
最初の4日はアメリカにいる友人といっしょに、
5日目からはひとりでひたすら歩き回って、
それはそれは楽しかった思い出があります。
今回久しぶりに見返しましたが、
どこへ行って、なにをしたかが
わりとくわしく書いてあって、
写真を見返すのとはまた違うおもしろさがありました。
それにしても、もうちょっときれいな字で
書いておけばよかったですね。
漢字や英字が間違っているところもちらほら‥‥。
でも、いきおいにまかせて
殴り書きのようになっている自分の字を見て、
そのときの興奮や驚きやうれしさが
8年越しに、じわーっと伝わってきました。
「あの日のわたし」にしか書けないことが、
ほぼ日手帳にはちゃんと残っている。
これからも過去の手帳を大切にとっておこう、
そして2024年も1日1日を大切に書き残そう
と思いました。
以下は、おまけのコーナーです。
大そうじのときにいっしょに出てきたので
ちょっとご紹介させてください。
わたしが大事にしている旅のノートです。
2006年(ってすごい前だ‥‥)に
フランスに行ったときのもの。
妹尾河童さんの著書『河童が覗いたヨーロッパ』
にあこがれて、ホテルの部屋を
下手くそながらがんばってメモしていました。
まだスマホもEチケットもなかった時代。
ジヴェルニーにあるモネの生家に行こうとして
間違った特急電車に乗ってしまい、
途中下車したときに駅員さんから
乗るべき電車のメモを書いてもらったのでした
(手書き文字の写真がそれです)。
あれから17年ぐらい経ちましたが、
このノートを開くとそのときの思い出が
ぶわーっと思い出されます。
こちらはスペインに行ったときのノート。
こんなふうに毎回、
1冊のノートを持って行って
その旅のことをまとめるのが好きでした。
昨年、俵万智さんにインタビューをしたときも
「1つの旅で1冊の旅ノートを作っていた」
とお聞きして、
「わー、わたしもいっしょです〜!」と
うれしくなりました。
(俵万智さんのインタビューは
昨日から連載中なので、
よろしければ読んでみてくださいね)
そして、昨年末は久しぶりに、
旅のノートを思いっ切り書いてみたいなと思い立ち、
倉敷にいってきました。
こちらも、もしお時間がありましたら
ちらりとでも、見てみていただけますとうれしいです。
それでは、長々と失礼いたしました。
明日からもどうぞおたのしみに。
ほぼ日手帳の累計1000万部を突破を記念して、
あなたの「1000万分の1日」を募集中です。
「これ、書いておいてよかった!」と思えるような、
これまで生きてきたなかで
忘れられない1日のことをぜひ教えてください。
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