LIFEのBOOK ほぼ日手帳

ほぼ日手帳 ニュース

販売情報、おすすめ文具の紹介、みなさんから教わった使い方など、手帳チームのメンバーが、日々さまざまな情報をお届けします。

【カバー&文具のいいところ】
持ち歩ける春風。久保田寛子「花あかりの音色」

こんにちは。
ほぼ日のツルキです。
いま手帳NEWSでは、手帳チームメンバーが
カバーや文具の魅力をお伝えしています。

4月に入ってから、東京は寒い日が続いています。
ほぼ日まわりの桜は満開なのですが、
このままではお花見に行けず
桜の季節が終わってしまうかも‥‥。

そんな状況のなか、
みなさんにお見せしたいのが
久保田寛子さんの手帳カバー
「花あかりの音色」です。


木の幹や草むらも、引き込まれるような雰囲気。

描かれているのは、桜の並木道。
桜の花びらには
ほんのりピンクがかった白を主体に
濃いめのピンクや青、黄色、赤まで
使われています。
この色とりどりの花びらを見ていると、
桜を目にしたときの胸のざわめきが
思い起こされるような気がします。

花ふぶきの描写からは、
見るたびに違う印象を受けます。
春の嵐のような強い風が
吹いているように見えるときと、
やわらかな風にしんしんと花びらが
ふりつもっているように見えるときと。
みなさんはどちらでしょう?



自転車を押しながら歩く、帰り道の猫たち。
なんでもない、こういう時間のことを
後からふと思い出すことってありますよね。



裏面には月のハープを弾くねずみ。
手帳を裏返した瞬間に
「ここには音楽が流れていたんだな」
とわかるのが素敵です。





バタフライストッパーや
内側のポケットにも花びらが舞っています。
久保田さんの作品は絵本の1ページのような、
物語が感じられる絵ですが、
細かいところにまで絵が続いていると、
その物語が広がっていくような
うれしさがあります。



ここにも物語がこぼれていました。
花びらのかたちをした、
真っ白なしおりの先のチャーム。



わたしのお気に入りは、
手帳を入れたらほとんど隠れてしまう
カバー内側のこの部分。
月の光がもれてくるような、
蛍光っぽい黄色です。



晴れ間をねらって、桜と撮ってみました。
たいせつな思い出、決意、新鮮な気持ち。
「花あかりの音色」は、
春に抱いたさまざまな感情を
思い出せるカバーだなあ、と思います。


それでは、次回の更新もおたのしみに!

---*ご紹介した商品 ---
久保田寛子/花あかりの音色[オリジナルサイズ(A6)]
久保田寛子/花あかりの音色[カズンサイズ(A5)]