O2 BETTER THAN ONE

あのビルケンのなかで、 〈O2〉はこの一足を選びました。 BIRKENSTOCK “Kano”

BIRKENSTOCK

予告09

「最上級の品質が織りなす快適さが、
忘れられない履きごこちを生みだす ——」。
をモットーに、2世紀半にわたり、
多くの人の足腰の負担を軽減し、
愛されつづけているブランド
BIRKENSTOCK(ビルケンシュトック)。
ファッションシューズとしてのイメージが強いかたも
多いと思いますが、じつは履く人の環境や健康まで
考えつくしているブランドなのです。
今回〈O2〉では、
「立ち仕事のプロが履きつづけても疲れないこと」を
第一に考えた『プロフェッショナルシリーズ』の
ひとつ、「Kano」をご紹介します。

 
「人気のファッションブランド」としてのイメージが強い
BIRKENSTOCK(ビルケンシュトック)ですが、
その始まりはなんと、靴やサンダルではなく
「フットベッド」、いわゆる靴の中に入れる
「中敷き」からはじまったのだそうです。

その当時、1890年代のドイツでは
ソールに木や鉄を使った靴を履くことが一般的で、
日常的に動きまわることが多い
郵便配達員などのプロフェッショナルワーカーが
体を傷めず健康に働けるように、という願いから
開発されました。
それは足裏を支えることで姿勢を整えるもので、
足の健康ベッド=フットベッド
というのが、この名前の由来でした。

▲フットベッドが開発された
1896年ころのパッケージ。

 
その後、フットベッドを備えた靴やサンダルが
誕生していきます。
ファッション性にも優れていたことから、
1960年代にはアメリカのヒッピーの間でブームに。
この頃から、「履いているだけでおしゃれ」という
現在のファッションサンダルのイメージが強い
ブランドへと変わっていったのでした。
あの、スティーブ・ジョブズも履いていたと言いますから、
見た目と履き心地に、
なんだかとっても“合理性”がある……ことがうかがえます。

そもそも、フットベッドを使うことで
疲れにくく姿勢がととのうのは、
内側・外側それぞれの土踏まずと足横のアーチに沿って
接触面が立体的になって骨を支えてくれるから。

▲BIRKENSTOCKを象徴するフットベッド。

 
そして、
「疲れやすい人をさらにサポートできないか」と考えた
BIRKENSTOCKが展開しているのが、
今回ご紹介する「プロフェッショナルシリーズ」です。

大きくは4種類に分かれていて、
医療従事者向けのもの、
シェフや食品加工会社で働く人たちに向けたもの、
建築現場や工場で働く人のためのもの、
そしてもうひとつが、
ホテルやレストラン、ケータリングで
働く人のためのもの。

今回ご紹介する「BIRKENSTOCK Kano」は
4つめのカテゴリーにはいるもので、
滑りにくさとファッション性を兼ね備えた、
かるくて履き心地の良い仕様です。
 
その特徴を、ひとつずつ見ていきましょう。
 
少し張り出したソール部分は、
クッション性が高い、粘り気のある
ポリウレタンが採用されています。
 
耐摩耗性・屈曲性にも優れていて、
長く履いていても「疲れず」「削れず」と
うれしい仕様です。
靴底はレストランなどでの油によるスリップを防ぐよう、
設計されています。
 
足裏が触れる内側のライニング部分は
ドイツ製の天然レザーを使用しているため、
履いてるときは汗を吸収し、
サラリとした心地を保ってくれます。
そして、履いていないときに汗を放出してくれる……
というなんとも優れた素材です。
 
バックストラップは、
イタリア製のビルコフローと呼ばれる
高級合皮で作られています。
このホールド感がさらにスムーズな体重移動、
歩きやすさを担保してくれます。
内側に使われているのは、
触れ心地の気持ちいいフェルト素材です。

ワークシューズは数あれど、安心と安全を守りながら、
その人たちの環境や健康まで考え尽くしているのは、
BIRKENSTOCKならでは。
この「Kano」で、これからの季節をかろやかに、
おもいきり楽しんでいただけたらうれしいです。

(おわりです)

BIRKENSTOCK"Kano"
¥11,550(税込)

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