AUTUMN
and WINTER
and ANYTIME

むれない、ずり落ちない、回らない。 「人生の靴下はこれでいい」と 太鼓判を押す愛用者に魅力をききました。

〈O2〉 × mioasse

予告05

履き心地がよくて、むれにくく、
しぜんにフィットして歩きやすい。
一見シンプルだけれど、
工夫をこらしてつくられている
mioasse(ミオアッセ)の靴下に
わたしたちは全幅の信頼を寄せています。
履いて実感するその快適さに、
子どもも大人もファンは増えるばかり。
そんな靴下を常日頃履いているヘビーユーザーの
武井、〈O2〉チームのさゆりとぬい、
家族で愛用しているライターの名知さん、
そしてmioasseからは
田中さんと中川さんにご登場いただき、
その魅力をあらためて語り合いました。
好評のウール混のソックスにくわえて、
この秋冬はハイソックスも新登場です !

mioasse(ミオアッセ)

奈良にあるニットのテキスタイルメーカー
株式会社ソシアルが立ち上げたファッションブランド。
2022年春からスタート。
「自分たちが着たいもの、
身につけるとなんだかうれしくなるものを作りたい」
その想いをもとに、
きめこまやかな工夫がほどこされた製品を作っている。

ウェブサイト
インスタグラム

武井
だいぶ前にやえちゃん(ほぼ日乗組員)が
「すごい靴下がある!」って興奮して
教えてくれたのを思い出します。
さゆり
田中さんと中川さんがmioasseを始められる前の
「Ponte de pie!(ポンテ・デ・ピエ!)」ですね。
武井
そうそう。
そのポンテから田中さんと中川さんのおふたりが
卒業されると聞いたときは、
靴下のゴールが見つかったと思っていただけに、
僕にとって災害レベルのニュースで。
だから、mioasseという新しいブランドを
始められたと知ってすごく安心しました。
田中
ポンテから知ってくださっているお客さまが多いので、
そういった方々を幻滅させることなく、
むしろこれまで以上に喜んでいただけるように
アイテムをアップデートして、
mioasseを育てていきたいなって思っています。
武井
昨冬のウールソックス今年の春夏の靴下
全種類買いましたが、やっぱりよかった。
今日はね、マゼンタのクルーソックスを履いていますよ。
さゆり
23年春夏のシーズンカラーだった色ですね!
武井
めずらしい色が季節ごとに出るから、
それもたのしみになっています。
さゆり
色は、ホワイト、グレー、ブラックの
ベーシックカラーに加え、
〈O2〉だけのスペシャルカラーも用意しています。
ポンテ時代からリピートされているということは、
武井さんの定番ソックスになっているんですか?
武井
ええ。とにもかくにも不満がない。
他の靴下に浮気するときもあるんですが、
結局mioasseに戻ってきてしまう。
他と圧倒的にちがうのは、
脱いではだしになったときの感じ。
長時間履いているときでもサラサラで
靴の中でもベトベトしないのは
みなさんご存知だと思うんですが、
靴下を脱いで洗面所の冷たい床で
はだしになってもサラサラのまま。
ふつうの靴下ではベトつくんです。
さゆり
そんなにちがうんですね。
武井
むれていないんですねぇ。
身をもってすぐれた吸放湿性だなと実感しました。
ぬい
わたしも別のメーカーの、
いい編み機で編まれた綿の靴下を履いてみたんですが、
足がむれたんですよね。
ここまでちがうんだ、っておどろきました。
田中
蒸れた感じを抑えてくれているのは和紙の効果ですね。
武井
人によるかもしれませんが、
一日履き続けた時のあの特有の匂いが、
mioasseには、ないんです。
中川
わかります。
私の息子がずっと陸上をやっているんですが、
家に帰って靴下を脱いだとたん、
「何か腐ってる!」って。
一同
(笑)
中川
そこで、和紙入りの靴下を履かせたら
運動後でも匂わなくなりました。
裏づけはないんですが和紙の効能かも。
名知
天然繊維のしぜんな防臭効果なのかもしれませんね。
武井
通気性がいいと言われる麻の靴下も履いてみたんですが、
ザクザクした肌ざわりで、一日履いていたら
足の裏がでこぼこした感じになっちゃった。
かたいうえにすべらないから痛くもあって。
mioasseにはそんなマイナス要素がみじんもない。
名知
靴下って肌着のように皮膚と近いものだから、
ちょっとでも不快感があると気になりますよね。
ぬい
靴下もアンダーウェアのように
繊細さが求められるものなんだなって思います。
武井
あと、なかなかやぶれない。
生地が薄くなって、
「あれ、ちょっと恥ずかしいかも」と思っても、
穴があいたりはしない。
ぬい
そうそう。
薄くなっていくだけで、
肌がむき出しにはならないですよね。
田中
和紙と綿をブレンドして編んでいるがゆえの
耐久性だと思います。
和紙だけだとかたいし、綿だけだと弱いですが、
両方のよさが発揮されて摩耗するだけでやぶれない。
武井
初めて買った人がおどろくと思いますよ。
「こんなに長もちするの?」って。
靴下って消耗品だと思われがちだから。
こんなに長もちするなら、
もうこれで十分ってなるんじゃないかなぁ。
さゆり
耐久性もすばらしいですが、かたちもいいですよね。
武井
そう。
ぼくは体をきたえていることもあって、
ふくらはぎが太いから、
ハイソックスでもだいたいずり落ちちゃうんです。
でも、mioasseの靴下はまずずり落ちない。
かといってきつく締めつけられるような感覚もない。
ほどよいんです。
さゆり
その人に合ったフィット感ですよね。
武井
脚に圧力をかけることで血行を促進して
むくみを防止する着圧の効果に似ているのかなと。
履くとジワーっと血がめぐるのがわかるので。
あくまでも個人的な感想ですけど。
ぬい
それはきっと、脚の形に沿った
テーパードラインになっているせいかもしれませんね。
武井
着圧の効果もあったかさにプラスされているから、
冬はハイソックスが欠かせない。
ぬい
わたしはかなりの冷え性なので、
真夏でもウールのハイソックスが手ばなせません。
さゆり
そんなおふたりにとびきりの朗報を!
じゃーん!
あたらしくウールハイソックスができたんです。
武井
ひゃあ、それはうれしい!
ぬい
待ってました!
mioasseのあたらしい仲間だ。
さゆり
ハイソックスはかたちがアップデートしています。
中川
ゴムが入っていることは変わらないですが、
全部にゴムを入れるときつくなってしまうので、
履き口の少し下から3cmほどゴムが入っています。
ふくらはぎのところは入れていません。
足首の部分の編みを細かくして、
適度な締めつけがあるけどしんどくない、
でも、靴下が下がっても
足首にたまりにくいような形状にしています。
ぬい
一日履いても下がったり、
たるんだりすることもなかったです。
中川
上から4~5cmはまっすぐ編んで、
ゴムの下からはテーパードするように形づくり、
足首だけストレートに目をつめて編んでいます。
田中
すべての人に心地よく履いていただけることを
目指しているんですが、何回も試作しながら、
ゴムなしでも落ちないような編み方にたどりつきました。
クルーソックスでもそうなんですが、
かかとを深くして
足を包み込むようなかたちに編んでいます。
中川
かかとの先からななめに入っているラインがありますが、
これを「ゴアライン」と言うんです。
田中
「ゴアライン」を長くとることで、
かかとがしっかり包まれて安定感が増しました。
それも心地よく感じてもらえるポイントかなと思います。
中川
長さに関しては身長差があるので好き好きかもしませんが、
履いて10分くらいしたら、いい位置で止まると思います。
田中
一番上にゴムを入れていないので履きやすいですし、
履いてしばらくしたら
その人のフィット感に合ってしぜんとなじんできます。
名知
単純にクルーソックスを
のばしただけなのかなと思っていましたが、
そうではないんですね。
ハイソックスのためのとくべつな仕様とかたちで、
うならされました。
パッと見でわからない!
さゆり
お客さんに伝えやすくするために
見た目で仕様をわかりやすくする方向性もあるのに、
これまでのご経験と技術と工夫をつめこんで、
シンプルなデザインのまま、
履く人の快適さを追求しているのが
ほんとにかっこいいです!
ぬい
どんな服と合わせても相性よくなじんでくれる靴下だし、
ついつい手にとっちゃいますよね。


名知
これは余談ですが、じつは僕の8歳の息子が、
mioasseの靴下が大のお気に入りなんです。
今年5月の「生活のたのしみ展」で
妻が自分用に21~23cmを買ったんですが、
朝に息子が自分のと間違えて学校に履いていったら、
気に入りすぎちゃって(笑)。
田中
ええー!
名知
それ以来、「あの靴下、今日はないの?」って。
武井
心地よかったんでしょうね。
子どもの反応って素直ですから。
田中
学校で履いても問題ないっていうのはうれしいですね。
お客さまによっては、もったいないから
しばらく寝かせますっていう方が多いので、
丈夫さを感じていただくためにも
たびたび履いていただければ。
さゆり
決して安いわけではないから、
いいものだろうと丁寧に扱いすぎたり、
おしゃれ着感覚で、履くのは時々‥‥
という方もいらっしゃると思いますが、
「デイリーに、たくさん履いてほしい!」と
声を大にして言いたいです。
ぬい
色ちがいで複数買っても長もちするから、
長い目で見ればお得感がありますよね。
さゆり
ハイソックスばかり注目が集まりましたが、
定番人気のクルーソックスも、
新しい3色が加わってお目見えします。
田中
「グレー」と「コスモス」と「スカイ」ですね。
さゆり
淡いグレーにやさしいピンクと、ぬくもりあるブルー。
去年ははっきりした色でしたが、今年はやわらかい感じに。
武井
いいなぁ、ぼくはコスモスを選ぶかな。
あまりほかで見ない色。
グレーもスーツに合うかもしれない。


ぬい
スカイも爽やかすぎず、冬の青空のよう。
気分や着こなしに合わせて選ぶたのしさが増えそう!

〈O2〉 × mioasse
ウールクルーソックス
各¥2,310(税込)

〈O2〉 × mioasse
ウールハイソックス
各¥3,080(税込)

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