「カレンダーなんて、どれも同じでしょ?」と思っていません‥‥か?
声を大にしてお伝えしたい、「ちがうんです!」と。
だって、ほぼ日ホワイトボードカレンダーっていちど使うと、かなりの割合で「次の年も続けて使ってもらえる」商品だから。
リピート率は「7割」以上(ほぼ日調べ)で、全国ロフトの売り場でも発売以来「14年連続」で売り上げ第1位を記録中。じつはけっこう、すごい商品なんです!
そこで、長年お使いのみなさんに「どうして、続けて使ってくださるんですか?」と理由をうかがってきました。
不定期連載で、おとどけしていきますね。
002
和田さんはもう「9年間」も、
「ほぼ日ホワイトボードカレンダー」を
使ってくださっていると‥‥。
はい。「ほぼ日」で見つけて
「あ、これ便利そう」と思って使ってみたら、
思った以上に便利だったので。
意外に「いい思い出」になったりするので
ここ何年か分は、捨てずにとってありますし。
そういう方、けっこう多いみたいですね。
「見返す用」に取ってある、と。
あ、やっぱり。
ちなみに「9年」といいますと、
「発売初年度から、1年も欠かさず毎年」
ということになるのですが。
ええ、自分でもびっくりしました(笑)。
いやあ、本当にうれしいです。
このホワイトボードカレンダーって、
使っている人の数は多いのに
基本的に
「家のなかに入っちゃうもの」なので
実際に使われている場面って
実は、ほとんど見たことがないんです。
あ、そうなんですか。
たしかに持ち歩かないですものね、これ。
ですので本日は、
どんなふうに使われているんだろうって、
楽しみにして来ました!
いえいえ、ご期待に沿えるような、
特別な使いかたは、していないんです。
他のみなさんと一緒だと思うんですが
家族の予定を管理しつつ、
伝言板みたいに
「コミュニケーションを取る道具」として
使っています。
コミュニケーション。
たとえば、小学生の娘が
パパに
自分のお菓子を食べられたくないときとか、
「パパ、おかし食べないでね」とか。
そんなかわいい「警告」が(笑)。
本気で食べられたくないんだと思います(笑)。
そうやって伝言板としてお使いだってことは、
パパも見てるんですよね、ここを?
見ます。あまり書かないけど、見てますね。
私は私で、週のはじめに、かならず
旦那さんの「飲み会の日」をチェックして、
書き込んでいますし。
あ、「夫の飲み会の日を把握するのに重宝」
とは、このカレンダーの、
けっこうよく聞く活用法のひとつです(笑)。
やっぱりそうですか!
うちでは、日曜日の夜とかに
「今週はいかがですか? はいはいはい」と。
儀式のようにして(笑)。
そう、だって旦那さんが飲んで帰ってくる日は
晩ごはんつくらなくていいから
ここに書いておかないと、喧嘩になりかねない。
それはつまり、いわゆるところの、
夫婦間の「言った言わない問題」というやつ。
そうです。「言っただけ、聞いただけ」だと
人間、絶対に忘れるじゃないですか。
だからうちは平和ですよ。喧嘩になりません。
旦那さんにしても
書いておきさえすれば間違いないですもんね。
そう。書くだけで、私に怒られずに済む(笑)。
このカレンダーは
「書いては消せる」が特徴のひとつなのですが
やっぱり
けっこう「書いたり消したり」するものですか。
すごい、します。
書いて消して書いて消して‥‥の連続なので、
余白の部分が黒ずんできちゃうくらい。
なので、たまに
「激落ちくん」とかで綺麗にしてます(笑)。
何をそんなに、買いたり消したり?
たとえば、わたし、このへん(左下の隅)を
「買い物リスト」にしてるんです。
「買わなきゃならないもの」を書いておいて、
買ったら、消していく。
そうすれば、買い忘れをすることがないので。
なるほど。今は「ジェルワックス」と。
あー‥‥それは「娘」ですね。
小学生の娘さんが、書かれた?
はい。娘のリクエストです。
何だか「髪の毛につけるピンク色のワックス」が
ほしいらしくて、
でも、私がまだ買ってあげてないから、
そのまま残ってるんです(笑)。
それは
「買いませんよ」って意思表示ですか?(笑)
いや、買わないものは「消す」んです。
だから、
買ってあげないことはないんだけど
何かめんどくさいなー‥‥と思っていて
まだ買ってないという状態(笑)。
でも、そうこうしているうちに
たまに、
ものすごい力強い感じで「絶対!」とか
書き足されてたりします(笑)。
娘さんの「希望」が書かれているのって
なんだか、いいです。
あと、昨年の10月のカレンダーの余白には
英語のスペルの違いなんかも書いてある。
それこそ、ここをホワイトボード代わりにして
娘に教えたんです。
けっこう、やってますよ。
急に「算数の授業がはじまる」みたいな感じで。
今月は「扇状地」の説明をされてますね。
あはは、これは、私、地理が大好きだったので、
聞かれてもないのに
娘に「扇状地」の説明をしたんですよ。
聞かれてもないのに、扇状地の説明‥‥。
ええ(笑)。
そのとき、
「扇状地」にさほど興味なかったであろう、
娘さんの反応は?
はいはいはい、みたいな。
なるほど(笑)。でも、カレンダーの前で
お母さんと娘さんが
そんなふうに、たのしそうに、
コミュニケーションを取ってるって聞くと
すごく、うれしいです。
ご家族みんなの真ん中に
このカレンダーがあるといいなあと思って、
つくっているので。
あ、それは、そうですね。
うちではまさに、そんな感じで使ってます。
<つづきます>
2014-11-21-FRI