素材:コットン100%
重さ:約80g
数量限定販売分については、
お申し込みから1~3営業日以内に出荷いたします。
受注生産分については、2015年8月中旬出荷予定です。
ひんやり、すべすべ、ハリがあってするっとした感触。
紗がかかったような透け感があって、
薄手のメンズのシャツのような
光沢をもったくびまきです。
大判で、ボリュームがあるのに、
びっくりするような軽さに仕上がりました。
使っている糸は、超長繊維綿である
「エジプト綿 GIZA88」。
エジプト、ナイル川流域のギザ地区で栽培される、
世界三大綿のひとつです。
(しかも、80番双糸という、
たいへん繊細な糸を撚りあわせて使っています。)
夏むけのくびまきを織るにあたって考えたのは、
汗ばむような気温のなかでも、
ふんわり、さらりとした感触を保ちたい、ということ。
この糸は、もともと毛羽がすくなく、
なめらかな風合いが特徴なのですけれど、
特殊な紡績方法でさらに毛羽を少なく紡いだうえ、
(この手法で紡いだ糸を
「コンパクトヤーン」と言います)
さらにこのコンパクトヤーンを
1本ずつ高速でガス火のなかを通して毛羽を焼きます。
こうして毛羽を一般的なコットン糸よりも
うんと少ない量まで、落としています。
通常、「ふんわり」させるには
あま撚りの糸をつかいますが、
さらっとした「シャリ感」を出すには強めの撚りにするのが
コットンの糸をつくるときの基本なのですが、
撚りが多い分だけすこし硬く感じることになります。
この糸は、あえて、「ふつう」の撚り。
けれども、よい糸を、そんなふうに毛羽を少なく
加工することで、肌にへばりつきにくく、優しい風合いの、
これまでにない「シャリ感」のある
さらりとした感触がうまれたのでした。
紺と白の、ベーシックなギンガムチェックは、
いろいろな服にあわせやすい、べんりな柄。
夏のおしゃれに、ぴったりですよ。