あんずジャム、煮上がりました。（ほぼ日のジャムのお店）

こんにちは。ほぼ日のジャムチームです。
ことしも「おらがジャム・あんず」の
季節になりました。
毎年、長野産の旬のあんず（信州大実）を使って、
“本気めんどくさ仕込み”で製造しているもので、
糸井重里も「特に好き」と語るあんずのジャムです
（あんずは果実の酸味がうまく作用して、
とてもおいしいジャムができるのです）。
いよいよことしのものが煮上がりましたので、
８月23日（金）より販売をスタートします。

‥‥とはいえ、このジャムにはひとつ、
弱点のような部分があります。
それは、“本気めんどくさ仕込み”のため、
一般的なジャムよりも
ずいぶん値段が高いということ。

「高いですね」とよく言われます。
「高いから買ったことがないんです」
ともよく言われます。
ただ、毎年製造している私たちとしては
「そうなんです。高いんです。
でも、それだけ手間をかけているので、
ぜひいちど食べてみていただけたら‥‥」
そんな思いで販売しているのが、
この「おらがジャム・あんず」です。

そこで、このジャムの魅力を
くわしくご紹介できたらと、
おすすめの理由をまとめてみることにしました。
いちどお試しいただけたら、とても嬉しいです。

見た目と味わい

見た目にも、
あんずたっぷり。

濃いあんず色で、近くで見ると、
たっぷり果実が入っていることがわかります。
とろみのあるフルーツソースのような仕上がりで、
トーストに塗るだけでなく、
ヨーグルトにトッピングしたり、
ケーキなどにちょっと添えたりなど、
さまざまなたのしみかたができます。

味が濃い。

一口目から濃厚な味わいを感じます。
あんず自体のおいしさをぎゅっと凝縮。
くだもの感、あまみ、酸味、ほどよい苦味が
口に広がります。
果肉が残るように仕上げているため、
舌ざわりもいいですよ。

香りがいい。

ジャムチームのみんなで
他のジャムと食べくらべたとき、
何よりはっきり違いを感じたのが「香り」でした。
「おらがジャム・あんず」には、
はっきりとした自然な香りがあり、
おいしさに立体感を与えています。
香料を一切添加せずに
この香りが生まれていることに、
びっくりするかたもいるかもしれません。

くだものそのまま。

原材料は、あんずと砂糖のみ。
くだものそのままのおいしさなので、
家族に安心して食べさせられるのも魅力です。
ほぼ日乗組員の一人は、ある日気づくと、
ちいさな子どもが
「おらがジャム・あんず」を
瓶からスプーンでぱくぱく食べていたとか。
そのくらい、自然なおいしさです。

人工的な味のジャムが
苦手なかたに。

「ジャムが好きじゃない」とおっしゃるかたに
くわしく話を聞いてみると
「人工的な味わいが苦手だから」ということが、
よくあります。
実は「おらがジャム・あんず」は
そういったかたにもおすすめしたいジャム。
添加物などを一切使用していない自然な味わいで、
ジャムになんとなく人工的な味の
イメージがあるかたにも、
試してみてほしいおいしさです。

おいしい食べかた

バタートーストで。

まずおすすめしたいのは、バタートースト。
あんずジャムとバターと、焼きたてのトーストの
組み合わせは最強です。
トーストだけで、満足感たっぷりの
朝ごはんをたのしめます。

ハムチーズトーストにも。

外で過ごす日や忙しい日など
「今朝はしっかり食べておこう」と思ったら、
ハムとチーズをのせた
豪華なトーストはいかがでしょうか。
最後にかけるコショウがアクセント。
山田英季さんに教わったレシピは、
こちらでごらんいただけます。

クリームチーズでも。

クリームチーズと合わせると、
また違った味わいに。
まろやかなチーズの味わいと
爽やかなあんずのハーモニーが絶妙です。

冷やして、おいしい。

「おらがジャム・あんず」は
冷やして食べるのもおすすめです。
甘みが際立ち、口に入れたときに
ひんやりするのもうれしい。
とろみもすこし強まります。

スプーンで、ぱくり。

買ったかたからときどき聞くのが
「このジャムは、ついついスプーンで
そのまま食べてしまう」という話。
小腹がすいたときなどに
スプーンでひとくち食べると、
ちいさなおやつ代わりになります。
自然な濃い甘さで、いい気分転換になります。

いろいろたのしめる。

「おらがジャム・あんず」の食べかたは、さまざま。
ヨーグルトにかけて。アイスクリームに添えて。
フレンチトーストにのせて。
かき氷のシロップとして。
トニックウォーターで割って、
ドリンクにすることもできます。
カレーのチャツネがわりに使うこともできます。
ひとかけのチョコレートにちょっとのせると、
ザッハトルテ風の味わいをたのしめます。