2012年の4月から
「sonata(ソナタ)ブルー」を
つかっているという砂田さん。
仕事関係のメモはノートにとっているため、
「ほぼ日手帳」に記すのは
主にスケジュールなのだとか。
「もともと、手帳という手帳はもっておらず、
スケジュールは、月間カレンダーだけで
管理していました。
今も、予定が立て込んでいなければ、
月間カレンダーだけで管理することもあります」
パラパラとめくられていくページを拝見していると、
1日ページにいくつかの予定が書いてあったり
なにも書いておらず真っ白なときもあったり。
「購入するときには、
『毎日のページを埋めるられるように
過ごさなければ』と思っていたんですけど、
実際につかってみると、書き心地がよくて
白いページがあってもあまり気になりませんね」
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砂田さんがつかっている「sonata ブルー」。
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1日ページには、予定が書いてあったり、
チケットが貼ってあったり。
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白いページも、ちらほらと見られます。
「毎日必ず持ち歩いている」という
砂田さんの「ほぼ日手帳」のポケットには、
名刺やふせん、切手、チケットなど、
日常的につかうものが入っています。
大きさの異なるふせんがを2つお持ちですが、
どのようにつかい分けているんですか?
「ふせんは、映画の脚本を書く前、
頭を整理するためのノートにつかっています。
ふせんに人物や状況を書いて、
入れ替えたり、書き換えたりしながら
脚本の流れをイメージして整えていきますね。
ほんとうはもっといろんな種類のふせんを
つかうんですけど、
手帳には最低限のものだけ挟んでいます」
実際に脚本のたたき台につかっているノートには、
いろんな大きさのふせんが色とりどりに
たくさん、そしてきれいに並べられていて、
まさに、砂田さんの頭の中を垣間みたような印象でした。
脚本だけでなく、企画書をつくるときも
思いついたことをどんどん書いていって
必要であればグラフをつくったり、絵も描くんだとか。
「どんなに上手に話すことができても、
書いてみて、初めて見えてくる矛盾点が
あるんですよね。
なので、伝える前にはかならず文章にします。
一から全部書いて残しておくことは、
相手の人に対しての安心にもなるとも思っています」
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大きさが異なる2種類のふせんを常備。
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人物と状況をふせんに書いて、
流れをなんどもなんども考えるそう。
「何年か空いても、
同じタイトルの同じ話を書いていたりもします(笑)」
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砂田さんの手帳のポケットには、
ほかにも、チケットや映画の試写会の案内など、
映画にまつわるものが入っていました。
監督デビューしたあとから
ちょっとずつお仕事のカタチも変わってきたので、
きちんとした手帳を持とうと思い、
『ほぼ日手帳』をつかいはじめたという砂田さん。
なぜ「ほぼ日手帳」を選んでいただいたのでしょう?
「手帳と映画は全然ちがうものですが、
『モノをつくってお客さまに届ける』
という部分では同じですよね。
なので、同じモノでも
ただ機械的につくられているモノではなく、
ちゃんとストーリーや
つくり手の意志が感じられるモノに惹かれるんです。
『ほぼ日手帳』にも、きちんと
ストーリーや意志がこめられていると感じました」
ストーリーをつくるプロの方に
そういっていただけてうれしいです!
「実物をちゃんと見たことがなかったので、
最終確認をするような気持ちで
近くのロフトに見に行ったときに、
手帳のつくられていく映像が流れていたことも、
最後の一押しになりました」
その映像のBGMが、
『エンディングノート』の主題歌も歌われた
ハナレグミさんだったことも、
グッときたとおっしゃっていました。
好みのものがつながっていく感覚って、
すてきですよね。
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映画関係のメモを書き記しているノートは、
方眼ページが手刷りだったり
表紙は布地が貼られていたり、
つくり手の意志を感じるものをつかわれていました。
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「布地なので、周りがほつれてきちゃうんですけど、
それも味になってくるっていうノートなんです」
4月に「sonata ブルー」をつかいはじめ、
来年の3月までは使い続ける予定の砂田さん。
新しい手帳はまだ買わない気だったのに、
9月1日に『Hobonichi Planner』の特集ページを見て、
「レッド」をおもわず買ってしまったんだとか。
「来年も『ほぼ日手帳』にしようと思い、
気に入るようなカバーがあるかな、と
ページを見に行ったら
英語版を特集しているページがあって、
ソニアさんがどう思い、考えて
手帳やカバーがつくられていったのか、という
ストーリーがすごくすてきで‥‥。
買ってしまいました‥‥。
カバーは、好きな色である『レッド』にしました。
このきれいな赤の色も、きっと、ソニアさんが
たくさん見て、考えた結果なんだろうなぁと思います」
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「手にとったときには、
まず、色はもちろん、革の香りに感動しました」
そのモノだけでなく、
つくられてきた過程に目を向けて
想像している砂田さんを見て、
なるほど、こういう人が映画を撮るのか、
と、思わずにはいれませんでした。
そうそう、最後に、大切なことを。
2013年・日本語版の「日々のことば」に、
砂田さんの言葉を掲載させていただきました!
どのページにあるのか、ぜひ探してみてくださいね。
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