「ほぼ日手帳2014」で特に話題となった
カバーのひとつが「TARO/建設」。
岡本太郎の作品を大胆にプリントした
燃えるような赤が印象的の、
見ているだけで力がみなぎってくるようなカバーです。
じつは「ほぼ日」ではこれまで
ものすごくたくさんの岡本太郎にまつわる
コンテンツをおこなってきました。
今日はそのなかで、
これから岡本太郎のことを知っていきたい人に
おすすめしたい2つの記事をご紹介します。
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「ほぼ日」内で、岡本太郎のコンテンツが
いちばんたっぷりまとまっているのが
『なんだ、これは!』というポータルページです。
たくさんのコンテンツがあるのですが、
一番最初に読む記事としておすすめなのが、
この「TAROのコトダマ」。
糸井重里がインタビュアーとなって
生涯にわたり秘書として、また養女として
TAROを支えてきた岡本敏子さんに
「岡本太郎はどんな人だったのか」を
教えていただいたものです。
そのほか『なんだ、これは!』には、
岡本太郎を大好きないろんな職業の人にお話を聞いた
「TAROの遺伝子」というページもあり、
こちらもおすすめ。
さまざまな人の視点を通して
TAROの魅力を感じることができます。
(みうらじゅんさん、ジミー大西さん、田島貴男さん、
タナカカツキさんなどが登場してくださっています) -
こちらは「TARO/建設」のカバー製作に際して
「ほぼ日」がたいへんお世話になった
岡本太郎記念館館長の平野暁臣さんと
糸井重里の対談記事です。
(太郎生誕100周年記念のイベントのひとつとして
おこなわれたトークショーを記事にしたものです)
平野さんから最初に出てきたテーマはなんと
「もう、太郎を忘れよう」。
『「太郎が大好き」とか、
「岡本太郎記念館に来ると元気が出ます」とか、
言われるのは、もちろん、すごくうれしい。
だけど、太郎を拝んだり、太郎にすがるのは、
もう終わりにしたい。その先に行きたいんです』
と、岡本太郎が生涯をかけて表現してきたことに
触れつつ、語ってくださっています。
岡本太郎のきびしさとやさしさを両方感じられる、
読んでいて勇気がわいてくる対談です。