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6つの開脚ストレッチ。
今日はEiko先生に教わったストレッチから、
基本の6つのやりかたをご紹介します。
自分でも開脚してみたくなった人は、
ぜひこのページを見ながらトライしてみてください。
とりあげるのは
「タオルストレッチ」「シコストレッチ」
「内ももストレッチ」「上体そらしストレッチ」
「壁ストレッチ」「ながらストレッチ」。
Eiko先生によると、このあたりを続けていれば、
確実に柔らかくなるそうです。
必要なのは長めのタオルだけ。
お持ちのかたはヨガマットを使うと身体が楽です。
注意
ストレッチをするときは
決して無理をしないようにしてください。
また、骨盤がずれているかたや、
腰・膝・股関節などに痛みや違和感があるかたは、
かならず医師のかたに相談した上で
おこなうようにしてください。
基本のストレッチ1タオルストレッチ
- まずはタオルを使ったストレッチです。
まず、上向きで両膝を立てて寝ころびます。
片方の足の裏にタオルを引っかけて、
足をぐっと伸ばし、ストレッチをかけます。
タオルを使ってつま先を自分のほうに引き寄せ、
できれば軽く揺すってください。
ポイントは、伸ばしている足の膝を
曲げずにしっかり突っ張ること。
そのまま30秒キープ。
右が終わったら左をやりましょう。
- すごくかたい人は、このタオルストレッチを
ぜひ毎日やってください。やるうちに、
少しずつ楽にできるようになります。
基本のストレッチ2シコストレッチ
- こちらも基本的なストレッチです。
おすもうさんのように
膝を曲げて腰を落とした姿勢をとり、
足のつけ根とももの内側を伸ばします。
手は膝の内側に。肘を曲げずに突っ張って、
股関節を上下に20回揺らします。
ポイントは、かかとの上に
膝がくるようにすることですね。
足は内側すぎても、外側すぎてもいけません。
- こんどは肩を片方ずつ内側に入れて、
左右それぞれ20回、
股関節を上下に揺らします。
- 写真だとわかりづらいかもしれませんが、
背中は地面に対して垂直ではなく、
少し前傾気味です。
この状態でぐいぐい伸ばしていきましょう。
基本のストレッチ3内ももストレッチ
- 次は、すごくかたい人におすすめのストレッチです。
片膝を立て、反対側の足を伸ばし、
内ももと足のつけ根をストレッチします。
伸ばしているほうの足は、
つま先と膝を天井に向けてください。
ふくらはぎをしっかり床へ近づけるイメージ。
できれば揺すりながら、30秒キープしてください。
- 曲げている足の膝は、
手よりも外側にあるようにしてくださいね。
バランスがとりづらければ、
どこかにつかまりながらでも大丈夫。
開脚して前に倒れたときに
両肘を床につけられない人は、
特にしっかりこのストレッチを
やるようにしてください。
基本のストレッチ4上体そらしストレッチ
- 続いて、上半身をそらすストレッチです。
開脚して座り、腰のすこし後ろがわに
両手をつきます。
手の位置は肩幅ぐらいで、
お尻に近づけすぎず、後ろに行きすぎず。
そのまま背中を少しそらすイメージで、
頭をぐっと後ろに倒します。
そのまましっかりそりながら、
左右に上半身を軽く揺らしつつ、
10秒間キープ。
目と口を大きく開けて、
息をとめないようにおこなってください。
- 背中をそらし終わったら、こんどは前に倒れます。
両腕を片方ずつ前に出していき、
できるだけ遠くの床に手をつくようなイメージで
体を前に伸ばしてください。
両手が前にきたら、息をハァーッと吐きながら、
上半身を左右に15秒間揺らします。
この
「後ろに上体をそらして10秒、
そのあとで前に倒れて15秒」
という動作を、
全部で5回繰り返します。
基本のストレッチ5壁ストレッチ
- 今度は壁を使ってやるストレッチです。
壁にお尻をつけ、足を上に向けて寝ころがります。
ゆっくり均等に足を開いていき、
足の重さでストレッチをかけていきます。
いちばん開けるところまで開いたら、
そのままの姿勢で1~2分キープ。
足を揺らせるといいですが、
止まったままでも大丈夫。
お尻と壁をできるだけ近づけることと
足をちゃんと左右対称に開くことが
ポイントです。
-
わたしの生徒さんに1ヶ月ぐらいで
ベターッと柔らかくなった
30代の男性がいるんですけど、
その人は壁ストレッチを
毎日やっていたと言っていましたね。また、家の壁が空いてない人は、
こんなふうに寝転がって足を開き、
膝の内側を手で持って固定し、
ぐいぐいと揺らすようにしても効きます。
こんな感じですね。
基本のストレッチ6ながらストレッチ
- 最後に、みなさんにぜひ毎日やってもらいたい
大切なストレッチをお教えします。
それは「ながらストレッチ」。
たとえばいま、開脚しながら手帳を
書いてみてください。できますね?
‥‥こんなふうに日常の中で
何かをしながら、ストレッチをする。
こういうのが地味に効くんです。
みなさん手帳を書く人ですから、
ぴったりじゃないでしょうか。
- これから1ヶ月の間は、
この「ながらストレッチ」を、
できれば毎日やるようにしてください。
手帳に限らず、テレビを見ながら、
スマホを触りながら、歯磨きしながら、
洗濯物を畳みながら、音楽聴きながら
‥‥など何でもいいので、
「ちょいイタタタ」ぐらいの負荷で
やってみてください。
日常生活の中にこういう時間を入れると
続きやすいですから。
以上がEiko先生に教わった、
基本の6つのストレッチです。
フルセットでやると10~15分かかりますが、
習慣にしてしまえばけっこう楽に続けられます。
先生によると、体のかたさや忙しさによって、
こんなメニューでやるといいそうです。
柔らかくなりたいみなさん、
せっかくですから、今日からはじめてみませんか?
「やりたくなったときが、はじめどき」
かもしれません。
次回、開脚部のメンバーが、
どのようにストレッチを続けたかをご紹介します。
(つづきます)