HOBONICHIのTOBICHIで 大谷有紀さんの個展 「2e li primo anniversario」をひらきます。 1Fは、大谷さんデザインの 「やさしいタオル」をはじめ、 大谷さんが学生時代から活動している プロダクトブランド「2e」の10周年にちなんでの 新作をふくむいろいろなグッズ (ウェブでは販売しないスペシャル商品も!)、 そして服のブランド「Ki Noé」の反物をつかった 「ほぼ日」と大谷さんのコラボレーション 「Hobonichi × Ki Noé」の洋服やアイテムがならびます。 (もちろん、お買い求めいただけますよ。) そして2Fは、大谷有紀さんのアートを展示。 かわいらしくて、ちょっと不思議な世界を、 どうぞ、見に来てくださいね。
トークイベント配信のおしらせ 松下計さん×大谷有紀さんのトーク 「アートで世に出ていくということ。」 インターネット中継します。
大谷有紀さんのこと。[その3]
アンティパスト (http://www.antipast.jp/) カトウ キョウコ さんジヌシ ジュンコ さん
大谷さんは「アンティパスト」の ながいファンでいてくださって、 いつもかわいく着てくださるのを、 とてもうれしく思っていたんです。 「これと、これを組み合わせるんだ!」 なんて発見が、彼女のスタイルからあったりして。
そんな「わかっている」大谷さんに、 年に2回出すカタログのアート・ディレクションを お願いしています。 以前は、自分たちは満足していても、 そのカタログの用途というのかな、 見てくださる方々のことを きちんと考えるところまでは行けなかった。 大谷さんが入ったことで、 私たちがそのシーズンで打ち出したいことが、 的確に、イメージとして 伝えることができるようになりました。
私たちは、伝えたいことを 洋服というかたちで表現しているわけですが、 言葉で伝えるのはとても苦手なんですね。 ところが、大谷さんには伝わるんです。 「すごく寒い国のような」とか、 「都会のエスニック」とか、あるいは 「あなたがいれば、そこはパラダイス」とか。 そんなコンセプトから、イマジネーションを 湧かせることができる。 私たちが伝えたいことを、カタログという媒体のなかで、 多くを語らずに、スッキリとまとめてくれる。 うちの服に、ちゃんと服らしい主張が見える。 そして「かわいいだけ」だと思われていた世界が、 ちゃんと女性らしい、おとな向けのものだということも 伝えることができるようになりました。
タオル! かわいいですね。 大谷さんらしい。 「辛(から)くて、かわいい」ですよね、 大谷さんの世界って。 ただかわいいだけじゃない、 ほんのちょっとの毒っぽさもあって。 しかも、それは、ひねり出したものではなく、 彼女が自然に持っているものなんですよね。 それが、私たちはとても好きなんです。(談)
大谷有紀(おおたに・ゆき)
1981年福井県生まれ。 東京藝術大学に在学中からデザインユニット 「2e」として活動を開始、 高いアート性を日常づかいの「モノ」にそそぎこんだ さまざまなプロダクトをつくってきた大谷さん。 大学院修了後は、資生堂の宣伝・デザイン部に勤務、 在籍しながら、自身の服ブランド「Ki Noe」をスタート。 最近ではみずからが編集長となっての雑誌 『VACANCES』をたちあげたり、 アパレルブランド「アンティパスト」の カタログのアートディレクションを手がけるなど、 多方面で活動中です。 積極的に個展をひらくなど、 デザイナー、アートディレクターとしての顔のほかに アーティストとしても活動の場をひろげています。
■大谷さんの公式プロフィール
「ほぼ日」まわりでは 「気仙沼ニッティング」のムービーや 「水沢ダウン」の フォト・ディレクションを担当してくださいました。
予告1 大谷有紀さんデザインの 「やさしいタオル」 この冬、デビューです。
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予告2 大谷有紀さんの ちいさなお店。
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予告3 12/16(tue)〜23(tue)は HOBONICHIの TOBICHIにどうぞ。
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予告4 デザインの ラインナップを 動画でどうぞ。
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予告5 ボタニカル・ダイは、 “もっとやさしい” タオルです。
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