ここでは片面ダブルガーゼ、片面パイルの
三重織りの「やさしいタオル」を
長く気持ちよくお使いいただくために、
ご注文いただく前に
知っておいていただきたいことや、
ご使用中の注意点をお伝えいたします。
はじめてお使いになるかたは、
このページをよくお読みください。
ご注文の前に
お使いの端末によって色味が異なります。
色や質感などが、実物と違う印象にならないよう、
十分注意しておりますが、
パソコンやスマートフォンなどの端末によって、
若干、色が違って見えるため、
印象が違う場合があります。
出荷時期の異なる商品を
いっしょにご注文いただいた場合、
商品の出荷が遅いものに合わせて出荷されます。
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別々にお申し込みください。
タオルの特徴について
両面パイルのタオルとは、
ボリューム感が異なります。
軽く、やわらかく、吸水性がよいことを
大切にしている「やさしいタオル」。
その軽さは、片面をダブルガーゼに、
片面をパイルにすることで実現しています。
軽いということは、薄いということでもあります。
両面パイルのタオルの「厚さ」や「重さ」とは
質感が異なりますので、
初めてのかたは意外に思われるかもしれません。
パイルの糸が光沢があり滑りやすいため、
糸が抜けやすくなっています。
「やさしいタオル」のパイルは、ふつうのタオルよりも、
パイルが抜けやすくなっています。
理由は、パイルに使っている特別な糸にあります。
パイルの糸は、2016年10月から、
ハリとコシがあり、タオルにぴったりといわれる
ギリシャの稀少綿「ヴィーナスシード」を採用しました。
この糸に「LA加工」をほどこして、
糸をなめらかに、ふっくらとさせていますので、
繊維自体にしわが少なくなっています。
つまり、糸が、「ツルツル、すべすべ」しています。
このつややかな糸に摩擦が少ないので、
一度ループ(パイルの糸の輪)をひっかけてしまうと、
するするとパイルが出てきてしまいます。
さらに、LA加工をほどこした糸でつくるパイルは
ループのよじれが少なく、
ふっくらとして堅くならないという利点の反面、
ループをひっかけてしまいやすい
という弱点もあります。
ふつうに洗濯したり乾かしたり、日常使っているぶんには、
心配いらないレベルですが、洗濯をするときに、
ボタンやジッパーのついた洋服と一緒に洗濯をしないなど、
ほんのちょっとだけ、ふつうのタオルよりも
やさしく扱っていただければ、と思います。
もしもパイル糸が飛び出てしまったときは、
それ以上出ていってしまわないように、
はさみで糸の根元から切ってください。
セーターのように切ったところから
ほつれることはないのでご安心ください。
ガーゼ面には等間隔に
小さなへこみがあります。
片面ガーゼ、片面パイルの二重織りの
「やさしいタオル」は、
パイル面とガーゼ面を
「接結糸(せっけつし)」とよばれる糸で、
とめています。
ガーゼ面から見ると、接結糸のところが、
へこんで見えますが、
必ずできるものですので、ご了承ください。
ハンドタオルの端は波打ちしやすいです。
ハンドタオルは織機の関係で
他のサイズとは左右の端の始末の方法がちがい、
ミシンでかがる方法をとっています。
できるだけ、タオルを作るための糸と
収縮率の近い糸を使っているのですが、
それでも糸に性質のちがいがあるために、
洗濯・乾燥を繰り返し、使っているうちに、
端が波打つ可能性があります。
気になる場合は、洗濯物を干すときに、
ピンと端を伸ばしてから干していただいたり、
ふつうのハンカチと同じように、
乾燥後、アイロンをかけていただくと、
波打ちを抑えることができます。
なお、乾燥機を使うと縮み率が大きくなりますので、
ご注意ください。
プリントのタオルは、使い始めに色落ちしたり、
染料のニオイがすることがあります。
プリントの色が濃いタオルや、
プリントを施している面積が大きいタオルは、
使いはじめのうちは、色落ちすることがあります。
白いものと一緒に洗うことはおやめください。
また、染料のニオイが多少することがありますが、
お使いいただくうちに薄れていきますので
ご安心ください。
お使いになる前に
パイルがつぶれた状態で届きます。
工場から出荷されるときに、
タオルが段ボールにはいってやって来ます。
けっして、ぎゅうぎゅうに
押しつぶされているわけではないのですが、
どうしてもタオル自身の重みで、
パイルがつぶれてしまいます。
届いたときに見た目や手触りが
すこしぺしゃんこに感じられる場合がありますが、
洗濯をすると、同じような使用感に
なっていきますので、ご安心くださいね。
使い始めのときに、
タオルから細かい繊維がでてきて、
顔や体につくことがあります。
タオルの工場では、糸からすこしずつほぐれた
綿の繊維が空気中に飛散しています。
そして、織り上げるときにその繊維が
タオルのパイルやガーゼに巻き込まれます。
お使いはじめのうちは、これらの細かい繊維が、
タオルに残っていることがあり、
からだを拭いた後に、繊維がついてきたり、
洗濯のときに水に落ちてきて
洗濯の水が染まったように見えることもあります。
何回か洗濯していけば、巻き込まれた繊維は
自然に落ちきってしまいますが、
お使いになる前に1度お洗濯をしていただき、
その後、2~3回は、
繊維が他の洗濯物につくことを防ぐために、
「やさしいタオル」だけで洗濯することを
おすすめいたします。
洗濯のときに、
「塩素系漂白剤」、
「蛍光増白剤がはいった洗剤」は
使えません。
「塩素系漂白剤」、
「蛍光増白剤がはいった洗剤」を使うと、
せっかくの「やさしいタオル」が、
変色や、不自然な色あせをしてしまいます。
洗濯をするときは、粉石けんや液体洗剤など、
「蛍光増白剤がはいっていない洗剤」をお使いください。
また、お日様のもとで乾かしたタオルは
気持ちの良いものですから、
乾燥方法も、お好みで選んでくださればよいことですが、
色落ち、色あせを防止するには、
風通しのよい場所で陰干しをしてください。
柔軟剤のご使用はおひかえください。
柔軟剤は、例えるとリンスのようなもの。
繊維をコートし、ふっくらつややかになりますが、
コートされた分、吸水性が低くなります。
「やさしいタオル」の吸水性を保つために、
柔軟剤や柔軟剤入りの洗剤のご使用は、
お控えいただければと思います。
もし、どうしても柔軟剤をお使いになりたい場合は、
乳白色タイプのものではなく、
透明タイプのものをお使いください。
透明タイプは乳白色タイプに比べれば、
吸水性が落ちないよう改良されてます。
タオルを洗って乾かしたときに多少縮みます。
とくに乾燥機で乾かした場合、
縮み率が大きくなります。
天日干した場合の縮み率は、タテヨコとも最大3%です。
乾燥機で乾かした場合は、
天日干しよりも縮み率が大きくなります。
洗濯後に干すときは、ハンガーループを使わず、
広げて干してください。
洗濯後干すときは、型くずれを防ぐため、
ハンガーループを使わずに広げて干してください。
バスタオルなど大きなサイズを広げるスペースがないときは、
ジャバラ干しがおすすめです。
「やさしいタオル」について
あらかじめ知っておいていただきたいことを
ご紹介いたしました。
どうぞ、よくお読みご納得いただいた上で
ご注文いただければうれしいです。