ほぼ日刊イトイ新聞 - やさしいタオル2008

「やさしいタオル」には４つのサイズがあります。

ハンド：29×29センチ
フェイス：36×82センチ
フェイス＋28：36×110センチ
バス：65×124センチ
※フェイス＋28は、チェック柄のみです。

ふわふわのパイル面は、たくさんの水分を
一気に吸収するときに。
さらっとした木綿の風合いをいかしたガーゼ面は、
肌をこすらずに、そっと汗を押さえるときに。
裏表それぞれの使い心地をお楽しみいただけます。

片面をガーゼにしたことで、
両面パイルのタオルよりも軽くて、かさばりません。
洗濯も楽ですし、早く乾きます。
家の中だけではなく、旅行やスポーツのときなど、
気軽に外にも連れて行ってくださいね。

パイル面は最高級の希少なスーピマコットンを使用

「やさしいタオル」のパイル面には、
世界のコットンの生産量の0.５％にも満たない
希少な超長繊維綿ピマコットンを使っています。
ピマコットンは繊維が長くしなやかで、
けば立ちが少なく、滑らかという特長を持っています。
これだけでもたいへん贅沢なことなのですが、
この糸にさらに、ふっくらとしたはりと、
エレガントな光沢をもたせるために、
「LA加工」という特別な加工をほどこしています。
やわらかくてしなやかで、
しっかり立ち上がったパイルは、
空気を多く含むことができるので、
肌にふれたときにあたたかさを感じ、
吸収した水分を素早く乾かします。

ガーゼ面は木綿のざっくりとした風合いを

「やさしいタオル」のガーゼ面は、
木綿の風合いを大切にするために、
パイル面の糸とは違う糸を使っています。
横糸を一般のガーゼの1.3倍の太さの単糸に。
そして、縦糸を細い２本の糸をよりあわせて
双糸にしたことで、
風合いのよさ、丈夫さ、そしてやわらかさを
兼ね備えることができました。
密にみっちり織り上げているため、
よれやねじれが出にくく、
じょうぶで、保水性にすぐれています。
ゴシゴシふかなくても、軽く押しあてるだけで、
水分をすっと吸収してくれますよ。
お化粧の上から汗をそっと押さえたり、
肌が荒れやすい冬のお風呂上がりにも重宝です。

【先染め】タータンチェックとスタンダードチェック

「やさしいタオル」のチェック柄は、
「先染め」とよばれる糸の時点で
色を染める方法をとっています。
伝統のある正統派のデザインであり、
ガーゼの平織りの織り目そのものを
ぞんぶんに活かしているデザインが、
この「チェック」です。
縦糸と横糸が直角に交わり、
それぞれの糸がまっすぐにのびている
ガーゼの織りだからこそ、
くっきりした美しい柄が織りあがるのでした。

【後染め・捺染】和柄・センチメンタルテリトリー（切り絵）

タオルを織ってから、地色を染める「後染め」。
和柄とセンチメンタルテリトリー（切り絵）のタオルは、
「後染め」した後に、
さらに「捺染（なせん）」という手法を使い、
デザインをほどこしています。
捺染は、ガーゼ面に、
タオルと同じ大きさの型をおしあて、
その上から染料をぬって染み込ませていく染色方法です。
１枚１枚染料をぬり、染み込ませるため、
染料ののりにほんの少しですが個体差があります。
この１枚１枚異なるところも、味わいのひとつです。

▲後染め・捺染で作られた和柄の「ちどり」。

【プリント】センチメンタルテリトリー（ホワイト）

センチメンタルテリトリーのホワイトは、
手描きイラストの繊細なラインを再現するために、
タオル専用の顔料を使って、
１枚１枚にプリントしています。

▲味わいのあるよろけた細いラインを大事にしました。

【後染め・無地】ベビー

生地を織ってから染める「後染め」のみで
うまれたベビーは、
「やさしいタオル」の染色方法の中で、
もっともシンプルなものです。
「やさしいタオル」はガーゼ面とパイル面で
糸の種類が異なるため、同じ染料を使っていても、
染め上がりの色に微妙な違いが出ます。
ガーゼ面の木綿の風合いや、
パイル面のスーピマコットンの
素材そのもののニュアンスを楽しめるデザインです。