ほぼにちわ、今日は、先日ご紹介いたしました
「やさしいタオル」の和柄の作り方に引き続き、
チェック柄のタオルが作られていく様子を
ご紹介しますね!
糸を織機にセットします。
前回の販売のときにレポートいたしました
静岡の日清紡さんから、LA加工がほどこされた
ピマコットンの糸が届きます。
(糸作りのレポートはこちら)
糸は染め工場で、それぞれの色に染められて
タオルを作ってくださっている
「花椿テリー」さんのところに戻ってきます。
戻ってきた糸を織機にかけていく作業がスタートです。
▲織機にかかる前のたて糸を揃える工程の一部です。
バスタオル1枚に使われている縦糸は2460本。
1本1本ていねいにセットしていきます。
「やさしいタオル」のバスタオル1枚に使っている
縦糸は2460本。
バスタオルは3本分を一緒に織って、
織り上がってから裁断しているので、
3本分の縦糸にあたる7380本を織機にセットします。
1本でもセットする場所を間違えると、
チェック柄がくずれてしまうため、
細心の注意を払って、
1本1本、ていねいにセットしていきます。
この作業を花椿テリーのスタッフさんは
半日以上かけてやってくださっています。
(タータンチェックは色数が多いため、
一日かかるそうです)。
▲チェックのたて糸の柄がきちんと表現される様に
注意深く、たて糸を巻き取っていきます。
巻き取られた経糸をビームと呼ばれる
巨大ボビンに移し、織機にセットします
ガーゼ面とパイル面をいっきに織り上げます。
「やさしいタオル」のガーゼ面は
太くてざっくりとした糸を使っています。
また、パイル面はやわらかくて
すべらかなピマコットンです。
太さも性質も全く異なる2つの糸を使って、
ガーゼ面とパイル面を
いっきに織り上げることができるのは、
「花椿テリー」さんの技術と経験のおかげです。
▲「さくらチェック」を織っているところ。
▲パイル面に使われるピマコットン。
光沢があり、なめらかな糸です。
▲セットした縦糸に、横糸を通して織り上げていきます。
織り上がりです!
織り上がった「やさしいタオル」は、
続いて、糊抜き・洗浄→裁断→縫製→タグつけ→検品という
工程を進んでいきます。
▲織り上がったタオルは、この後すぐに裁断にかかります。
▲できあがった「さくらチェック」。
「やさしいタオル2008」の中でも人気の高いデザインです。
「やさしいタオル」は糸作りに2ヵ月、
そしてタオルを織るのに2ヵ月‥‥
4ヵ月の時間をかけて、
1枚、1枚ていねいに、
人の手によって作られているのでした。
花椿テリーのみなさん、いつもありがとうございます!
さて、3連休も今日が最終日。
「やさしいタオル2008」の販売終了日まで
あと実質2日となりました。
平日はなにかと気ぜわしいものですから、
ご購入をお考えの方は、本日中にご注文くださいね。
・今回のお気に入りのデザイン
・お使いになった感想
・「やさしいタオル」にまつわるエピソード
・おすすめのお洗濯方法
・古くなった「やさしいタオル」の活用のしかた
など、ぜひ、postman@1101.comまでお送りくださいね。
お待ちしております。