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左から、ニシダ、トミタ、イノウエ。

出汁に「極上相馬味噌」をとき入れて。

そしてさきほど、トミタが細長く切ったとうふに
ニシダがこっそりと横線を入れて「さいの目」にしました。

わかめといっしょにお味噌汁へ。
ここまできたらあまり煮立ててはいけませんね。

しかし、ここでネギを入れ忘れていたことに
気づいたイノウエでありました。
ニシダは学習したフライ返しで
「キンキ」の焼きあがりを確認しています。

ネギは、最後に入れるにしては
けっこうな厚切りになっていますが、
歯ごたえがありそうで、いいでしょう！
（母に倣って全肯定）

ネギを入れて、味噌汁が完成です。

「母の日にらくしてねセット」のメインである
海鮮ちらし寿司をしあげます。
お母さんベンチから
「切るようにまぜるのよ」と声がかかります。

「キンキ」の焼き上がりを
お母さんたちにチェックしてもらいにいきます。
「いいにおい！」「うん、うまく焼けてるわね」

お魚は、身を上にするか、皮を上にするかで
各家庭の主張があり、若干混乱します。
「お母さん、どっち？」と質問が飛び交う中、
せっかちなニシダが、パカっとオムレツを盛るように
皿をフライパンへかぶせようとしています。

フライパンをプリンカップのようにひっくり返し、
みごと魚をお皿に着地させました。

「結果オーライよ！」

さあ、トミタの簡単クッキングコーナーです。
さきほどあたためておいた「金のさんま」を
お皿に盛りつけます。

盛りました！
彩りにしょうがを添えます。

ニシダも、なにか手のこんだことを
するのかと思ったら。

お湯であたためた「めかじき」を
お皿にのせました。それだけ。
それだけで、これもかなりおいしい！

盛りつけ終わった商品の
パッケージチェックに余念がない母チームです。

最後はイノウエがまた、パカっと瓶を開けて。

お皿に盛りつけます。

開けて盛りつけただけの３品です。

ごはんの上に、流水解凍した「斉吉海鮮丼」を‥‥。

するりと盛りつける。完成。

出汁を入れたお米が炊きあがったので、
セットの牡蠣をごろごろと入れてまぜます。
これで、牡蠣のご飯もできあがり。

お母さんたち、たちのぼる香りに、
たまらず立ちあがっています。

できあがりました。

「お見事！」「どれもおいしそうよ」

カーネーションを飾ったお部屋。

「うふふふ、なんだかちょっとした
親戚になった気分ですね」
「同じ会社の子どもを持つ親同士ですものね」
「いただきます」

ドキドキして見守る３人です。

「あら！」

「む」

「ふむ」

「おいしいわ！」

「うん、うん、おいしい。
どれもこれも、まちがいのない味。
まぐろカツも味がついていて、
何もかけなくてもおいしい」

「このキンキ、食べました？　
ものすごく脂がのっていますよ、驚いた」

「特に、海鮮ちらし寿司は
まろやかでとてもおいしい。
蓮根が入ってるのがいいわね」

「これだけあるとどれから食べようか迷う！」
「炊き込みご飯の牡蠣がほんとにりっぱな牡蠣よ、
みなさんのお茶碗にも牡蠣がちゃんと入ってますか？」
「入ってますよ、ほどよい味でおいしいわ～」

「ああ、とってもおいしいけど」

「けど？」

「本番の母の日にも、
ぜひ食べたいわね‥‥」