[ほぼ日酒店 YOI] ハイビスカス酵母でつくった、はじめましての泡盛「hanakara」  [ほぼ日酒店 YOI] ハイビスカス酵母でつくった、はじめましての泡盛「hanakara」






01. え、泡盛?
「ほぼ日酒店YOI」が
今回、紹介するのは「泡盛」です。
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「泡盛って沖縄の度数が高いお酒でしょう?」



「うーん、飲んだことはないけどキツそう」



「独特なクセのあるお酒ですよね」



そんなふうに敬遠される方もいるかもしれません。



でも今回ご紹介するのは、
飲み慣れていない方、
はじめて泡盛を飲まれる方にこそ、
ためしていただきたい泡盛です。



このお酒がうまれるきっかけになったのは、
いまから半年ほど前のこんなやり取りでした。



ほぼ日酒店「YOI」の
担当者たちが話をしていると、
ほかの仕事をしている乗組員も
「なんだか楽しそうなことしてるねえ」
とやってきます。



(たしかに昼間からお酒の話をしている人たちって、
 楽しそうですよね。)



その中に「泡盛っておいしいんだよ」と、
ニコニコ話す乗組員がいました。



「え、泡盛ってあの強いお酒でしょう? 
前に飲んだけど、すぐにカーっとなっちゃったなぁ」
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話をしていたのは沖縄が好き、泡盛も大好き、
かつては一人で年に何度も
沖縄へ旅に出ていた乗組員と、
お酒は好きだけど、
飲むのはもっぱらビールやワイン、
ときどき日本酒という
「YOI」担当の乗組員でした。



そこで泡盛好きな彼の話を聞いていると、
そもそも泡盛というのは、
「いちばん最初の出会い方が難しいお酒」
でもあるようです。



銘柄ごとにアルコール度数がまちまちで、
ロックに炭酸割りといろいろな飲み方ができて、
個性もさまざま。



自由に飲めて、好きになると
トコトン好きになる奥深さが泡盛の魅力、
らしいのですが、
自由すぎてどこから
最初の一歩を踏み出せばいいのか
わかりづらい、それが泡盛であると。



しかも、泡盛を飲み慣れてくると
「より泡盛らしい泡盛」を求めるようになるので、
「はじめての人向けの泡盛」は、
そもそも需要が少ないのだそうです。



そうだ、大きな酒蔵でおそらく手掛けることはない
「はじめての人向けの泡盛」を、
ほぼ日で紹介できないかな‥‥。
そんなふうに話が進んでいきました。



それからいろいろなご縁をたどって生まれたのが、
今回ご紹介する「hanakara」です。



はたしてどんなお酒になったのか? 
くわしく取材をするために、
わたしたちは沖縄に向かいました。
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(つづきます)