パリはここ数日またぐぐっと気温がさがって、
雪がちらついているよ。
ボクの天然毛皮でもブルブル震えちゃう
かなり寒い冬。
パリでもインフルエンザが大流行中。
まりこちゃんも、風邪をひきそうだ、
風邪気味だからって、
帰り道に買って来たのは、コーラ。
フランスでは病気の時飲む飲みものが、
なんとコーラなんだ。
そうそう、日本で風邪っぴきのとき
飲むものといえば、私にとっては
ポカリスエット。
水分とって、汗たくさんかいて、
栄養補給して。
なんとなくあれを飲むと治る気がするけれど。
おフランスにポカリスエットはありません。
で、そんなこの国で病気の時に
お医者さんにすすめられるのも、
お見舞いにやってくる友達が
持って来てくれるのも、みんなコーラ。
「コ、コーラ?!
病気にコーラだと?!」
と、初めて言われたときは
ほんとに驚いたけれど。
糖分もとれて、炭酸で胃もすっとする、
そういうことらしいのです。
そういえば、飛行機の中でちょっと
気分が悪くなって、
エールフランスのスチュワーデスさんに
すすめられたのもコーラでした。
「具合悪い私に、コーラ?!」
と、そのときも驚いたけれど、
今では体がちょっと風邪っぽくなると、
コーラを欲するようになった私の体。
「病気のときはコーラ」という
おフランス流に、すっかり洗脳されました。
そんな病気の時のお供、コーラですが、
フランスのは炭酸が少ないから
すぐきがぬけちゃうって、
まりこちゃんが言うんだ。
そうそう、シュワッとした炭酸が
キリッと爽快なコーラですが、
日本のコーラと比べると
絶対に炭酸が少ないと思うのです。
なんだか一度開けて1日置いたくらいの
弱炭酸という感じ。
日本で飲むコーラは、
一度開けたペットボトルが次の日になっても
シュワシュワキリッとしてますが、
おフランスのコーラ、
一度開けたらあっという間に
炭酸がなくなっていきます。
次の日には炭酸がほとんどない
パンチのなくなった、甘いジュース。
これ、都市伝説みたいですが、
絶対にそう思う!
みんなにもどう思うか聞いているけれど、
言われてみればそうだとみんな納得。
どうしてなんでしょう??
フランス人は案外ものすごく刺激的なもの
(辛いものとか、熱いものとか)が
苦手なので、きつい炭酸も
実は苦手なのかしら?!
ボクは飲んだことないんだけどさ。
今度一回くらい、ペロってしてみようかな。
フランスを旅する機会があったら、
コーラの味も比べてみてね!
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