「適当大王国だけど、 自転車ルールには 厳しい?!」
ねえねえ、知ってる?!
毎週、「パリこれ!」では おフランスの適当大王国っぷりを 色々紹介しているけれど。 意外にも(?!) 自転車ルールにはけっこう厳しいってこと。
そうそう、 歩行者で赤信号を守る人は ほぼいない。 警察官も赤信号を無視して歩く。
そんな国ですが、 自転車のルールに関しては、 守っている人がけっこう多い。
逆に言えば、自転車に関しては、 日本がなぜかあまあまルール、 ということなのかも。
パリ市内中300mおきに ステーションが置かれている 「Vélib'」(ヴェリブ)という レンタサイクルシステムができてからは パリの自転車人口はどんどん増えてます。
その代わり、ちょっとした違反で 罰金を取られたという悲しい出来事も しょっちゅう耳にするようになりました。
フランスでは自転車は 自動車と同じ扱いなので、 自転車専用レーンがあるとこ以外は 基本的に車道を走らなくちゃいけないよ。
もちろん一方通行などの規則も車と同じ。 パリは一方通行がとっても多いから、 案外、自転車なのに時間がかかることも。
信号無視、一方通行の逆走、 歩道を走るなどの交通違反は、 けっこうな金額の罰金を払うことに‥‥。
違反項目によって違うけれど、 上記のような違反だと 90ユーロ(約12600円)なんだそう。 けっこうな痛手‥‥。
というわけなので、私ももちろん ちゃんと車道を走りますが、 これがか〜なり怖い。
車線変更をする時も ウィンカー出さないのは当たり前。 歩行者スレスレのところを バスがものすごいスピードで走ってく。 多少ぶつかったくらいじゃ 事故とは言わない。 (以前もパリの車のボコボコ事情を 紹介したこともありますが。)
パリの荒すぎる運転を 私は 「リアルな『マリオカート』 やっているようなものだ」と よく表現しますが、 そんな中を走らなくちゃいけない自転車は 恐怖。 だけど罰金はいや。 だからこわごわ車道を走る。 でも怖いから、 なるべくバスかメトロで移動しようっと♪ というバブー家です。
日本だってほんとは、 自転車は車両(軽車両)だし、 道路交通法上では同じルールだよね?? でも実際につかまったり 罰金取られたなんて、 あまり聞いたことないし。 自転車へのルールは、あまあまだよね。
適当大王国のフランスと、 きっちり大王国の日本。 自転車ルールの厳しさだけは、 フランスの勝ち〜っ!
2014-02-18-TUE