●創刊記念日は何しよう? 社員旅行じゃない? いや、遊びじゃないぞ。研修旅行だ! というわけで、新潟県の米どころのなかでも 永田農法でとくべつうまい米を作っている 吉川町へ農業研修に行きました。 きれいな水、美しい夕日、うまい米、うまい酒。 言うことなかった! ここからdarlingはじめほぼ日乗組員全員が 「農業」のことをより真剣に 考えるようになるのでした。 ←農業えいえいおー! ●ほぼ日真心ハラマキサマー改めライト発売! ハラマキの第二弾は夏用でした。 だって、夏こそ寝冷えでしょう。 クーラーでおなか冷えるでしょう。 要るでしょう、ハラマキ! デザインは、4月にほぼ日社内デザイナーに就任した べっかむ3でした。 大好評だったんだよ〜! そして、かの横尾忠則さんもふたたび ハラマキをデザインしてくださったんだよ〜!
●ほぼ日初のベストセラーになった本が 発売されたのがこの月。 「海馬」「調理場という戦場」です。 海馬は、池谷裕二さん、 調理場は、斉須政雄さんの著作です。 いまも、売れ続けています。 ●また、無茶をしました。 農業視察のため、darlingがヨーロッパに 出張することになり、 留守中をどう守るか? となったんですね。 守るより、攻めろ。 というわけで、大無茶企画 darlingを探せ! 欧州編が生まれました。 広いヨーロッパを移動するdarlingを ぜひ、探し出してコンタクトを とっていただくというもの。 darlingの足取りは、遠く東京明るいビルから調査、 ばんばん更新していったのですが いつのまにか「お祭り」に。 そういう体質なんでしょうか。 これもまた、徹夜組続出。 乗組員の士気が高まった一週間でした。
●なぜだ。ほぼ日に「北の国から」ブーム。 まあ、こういうのはたいていdarlingが 率先してブームになっちゃうんですよ。 なんか、このころ、全員がモノマネしてたな。 五郎さんの。 ●売り切れ御免、の方式をとってきたほぼ日ストアですが あまりの好評ゆえに、おなじものを増産、 売り出すことになりました。 商品は「ほぼ日永久紙ぶくろ3」。 「ワンワンセール」ということで 価格をすこし安くしての販売でした。
●糸井事務所が、ユニクロが永田農法の野菜を販売する事業 「SKIP」のお手伝いをすることになりました。 ●ほぼ日手帳2003、発売。 昨年大好評だったほぼ日手帳を 徹底的にバージョンアップ。 より強力に編集制作の手をかけ、送り出しました。 おまけは「ボールペン」でした。 ●横尾忠則さんの「暗夜光路展」に潜入! 暴挙! 原美術館に搬入の様子をテキスト中継しちゃった! こういうことは、美術館のスタッフのみなさんと なにより横尾さんご本人の快諾あってのこと。 ありがとうございました!
●映画『ダーク・ブルー』を 夜中に観る会。 深夜イベントは、妙に楽しいんです。たいへんだけど。 スタジオジブリのプロデューサー鈴木敏夫さんと darlingの対談、映画上映、SKIP試食、など 盛りだくさんのイベントでした。 個人的には「かぼちゃ」をたくさん切る事になって 腕が痛かったです‥‥
●年末年始、留守番番長という特集をしました。 「僕らもちゃんと休もうよ。 ていうかおれも休むよ。 バカンスに行くよバカンスに。 でも更新はしたいよ。 ‥‥そうだ、代打をたてようか?」 のんきな一言ではじまったこの 「留守番番長」企画でしたが 準備し始めたらとんでもないことに! いつもとちがうことをやると ものすごーく張り切る乗組員たち。 年末年始返上で働いてしまいました。 ある意味、「おばか」なのかもしれません。ええ。 番長のラインナップは ・ほぼ日スガノと、その息子「いち」 ・ほぼ日オガワ ・田中宏和氏 ・アッキィ ・SKIPのてんちょーイズミ氏 ・読者の目鷹ひろみさん ・おおたうにさん ・編集者柳瀬博一さん ・326くん それぞれに担当がついて、 まるで競争してるみたいに、作り込んじまいました。 忙しく楽しい年末年始でした。ふう‥‥ ●darling、「ダウンタウン・セブン」に出演。 “農芸団地”を提案、100万円獲得! えーとこの賞金どう使ったんだっけ? あ、そうだそうだ、『永田照喜治記念水槽』でした! いつも金魚カメラにうつる、でっかい金魚たちが泳いでる あの水槽を、買わせていただいたのでした。 ●アッキィ夫妻に「ちよ子」ちゃん誕生。 おめでとうございます! いやあ、このこが、かわいいの! こないだコムデギャルソン本店の前で ばったりお会いしましたが、 ほんとにかわいいの! アッキィ、でれでれなの。 いずれほぼ日でもモデルとして登場していただきたく 思っております。 ←美人になるぞう。
●吉川町への研修旅行から9ヵ月、 おいしい酒米を、通常ならありえないという 特殊な方法でお酒にした日本酒に darlingが命名したのが「有りがたし」です。 ほぼ日では、その「酒粕」を販売する お手伝いをしました。 本体価格より、送料のほうがずっとかかってしまうという 通販らしからぬ通販でしたが たくさんの方がお申し込みくださって、 味に感激してくださいました。うれしかったなあ。 ←これは「有りがたし」本体です。 ●宮崎駿監督がほれ込んだNHK制作のドキュメンタリー 「人間は何を食べてきたか」。 ジブリ学術ライブラリーとして、全8巻が ブエナビスタからDVDとビデオで販売されることになりました。 定価が4万円近い商品でしたが 予想を超える数の申し込みをいただいたのでした。 これも、うれしかったなあ。 ちなみに特典もゴーカでした! ←8巻セットだったんだよ。 ●その「何食べ」を見た小山薫堂さんが登場、 darlingと対談を行いました。 おもしろかったなあ。 ←高い箸を使う小山さん。 ●ほぼ日乗組員、ROCK西本と、メリー木村、 それぞれ突然「結婚」する。 びっくりしたなあ。詳細はここを読んでくれー。 思い出すたびにびっくりだ。
●ほぼ日5周年まであと一ヵ月。 「やや大人っぽく、どんどん行くのさ!」を合言葉に いろんな変革をこころみる時期になりました。 そしてその象徴として新ロゴをつくりました。 原案・darling、デザイン・べっかむ3。 独立国が旗をだいじにするように 僕らもこのロゴを大事にしていきたいという気持ちです。 ●その中でB.S.T.2003・B.S.P.2003を発表。 「最良のふつう(BEST STANDARD)」という コンセプトに基づいたものなんです。 ●ほぼ日大アンケート祭り、を実施しました。 「ほぼ日」が、どんなふうにどんな人に読まれているのか、 もっとわかりたい、と思ってのアンケートです。 みなさんからいただく、 ほんとうにすばらしいたくさんのメールからも たくさんのヒントをいただいています。 が、アンケートによって もっとくっきりと読者のみなさんのことが知りたい。 もっとおもしろい「ほぼ日」がつくりたい、 と思ったのでした。 ←新ロゴのピンバッジをプレゼントに。
ほぼ日創刊8周年に対する激励や感想などは、 メールの表題に「8周年」と書いて、 postman@1101.comに送ってください。
2006-06-06-TUE