永田 |
それでは、今年も、
我々男子部の公式テレビ誌である
「TVガイド」を見ながら話していきましょう。 |
西本 |
また今年も表紙はSMAPです。 |
糸井 |
こうして見るとSMAPもオトナになったよね。
もう、子どもがいる人とかいるわけですよ。 |
西本 |
デビュー当時からSMAPを
観てきた立場としては感慨深いですか。 |
糸井 |
多少はありますよね、やっぱり。
このまえもさ、小栗旬くんがさ、
「SMAPに会ったときは
さすがにビビりましたね」と言ってたんだよ。
もう、そういう域に達してるんだよ。 |
永田 |
SMAPを観て育った人が、
ふつうにテレビに出てきていると。 |
糸井 |
年齢だけじゃなくてさ、
年を重ねることでの存在感っていうの?
郷ひろみさんを観て育った人がさ、
「郷ひろみさんに会ったときは
ビビりましたよ!」とは言わないわけだろ? |
永田 |
糸井さんは、アイドルというと
かならず郷ひろみさんが出てきますね。 |
西本 |
そうそう。デビュー当時の郷ひろみさんが
よっぽど衝撃的だったみたいでさ。 |
糸井 |
衝撃的だったんだぞ、郷ひろみは!
だって、髪の毛がくりんくりんしてたんだ! |
永田 |
くりんくりんしてましたか。 |
 |
糸井 |
テレビを観ているお母さんとかが、
「この子は、女かしら? 男かしら?」
なんて言ってたんだぞ! |
西本 |
「女かしら? 男かしら?」
なんて言ってましたか。 |
糸井 |
なんていうか、もう、宇宙人だったんだ。
日本人の親から生まれてきたようには
見えなかったんだよ、郷ひろみは! |
永田 |
しかしさぁ、にしもっちゃん。 |
西本 |
なんスか、永田さん。 |
永田 |
もう5年も雑談しているせいで、
この手のあらゆる話には聞き覚えがあるね。 |
西本 |
オレも、糸井さんの
「郷ひろみは宇宙人だった!」っていう話は
4回くらい聞いた覚えがありますよ。 |
永田 |
あとさぁ、たとえば、
「○○は、妹みたいな存在ですね」
っていう話が出るとさ‥‥。 |
糸井 |
河合奈保子は、
西城秀樹の妹としてデビューしたんだ! |
永田 |
って、かならず言うんだよね。 |
西本 |
言う言う。聞いた聞いた。 |
糸井 |
で、SMAPの表紙をめくりますとね。 |
永田 |
はいはい。 |
西本 |
めくりましょう、めくりましょう。 |
糸井 |
DVDプレーヤーの広告があるわけです! |
永田 |
そのまま全ページ解説する気ですか。 |
西本 |
お、『トランスフォーマー』のDVDですよ。
最近、なにかと糸井さんが例に出す映画。 |
糸井 |
いや、『トランスフォーマー』から
学ぶべきことは多いんだよ、実際。 |
永田 |
でさぁ、にしもっちゃん、
なんかの会議で、糸井さんがずっと
『トランスフォーマー』のことを
『トランスパフォーマー』って
言ってたことあったね。 |
西本 |
ありました、ありました。
しかも、みんなが気づきながらも、
話の流れがけっこうマジだったので
誰もつっこめないまま会議終了。 |
永田 |
また、たちが悪いことに、
ときどき戻るんだよ、
『トランスフォーマー』に。 |
糸井 |
で、DVDプレイヤーの広告をめくりますと。 |
永田 |
はいはい。 |
西本 |
めくりましょう、めくりましょう。 |
糸井 |
WOWOWの広告が! |
永田 |
だから、そのまま全ページやる気ですか。 |
糸井 |
あ、「りゅうおう島からの手紙」を
もう放送するんですね。 |
西本 |
「硫黄島(いおうじま)」です。 |
永田 |
『ドラクエ』じゃないんだから。 |
糸井 |
で、めくっていきますと、
SMAPがこたつに入ってたりなんかして。 |
西本 |
もうこのへんは毎年の恒例行事なんでしょうね。
SMAPの予定表にお決まりのように
「TVガイド表紙撮影」って書いてあって。 |
糸井 |
それを見ながらメンバーが
「またこの季節になったね」と。 |
永田 |
「あ、今年はこたつなのね」と。 |
西本 |
SMAPクラスになると
撮影現場に編集長なんかも来たりして
「どうもどうも、一年ぶりのご無沙汰です」
みたいな挨拶もあって、
「毎度毎度の表紙の撮影でございます」
みたいな説明も入りつつ。 |
永田 |
「去年もこの場所でしたねぇ」とか。 |
糸井 |
「こんなに毎年同じでいいの?」
なんて言いながら。 |
西本 |
「このマンネリ感が逆にいいんだよね」とかね。 |
永田 |
「去年もこの話、したね」とか。 |
西本 |
「一昨年もしたぞ」とか。 |
糸井 |
そりゃ、いまのオレたちだろう。 |
永田 |
「元旦にやるのは箱根駅伝じゃないんだよ」
と吾郎ちゃんが。 |
西本 |
「マジっすか」と慎吾ちゃんが。 |
糸井 |
「スーパー駅伝は、ぼくの故郷の
群馬をぐるぐる回るんだよ」と
クサナギくんが。 |
ふたり |
それはないわ。 |
糸井 |
で、またまためくったり戻ったりしていると、
資生堂UNOの広告なんかがありまして。 |
永田 |
だから! 全ページやるつもりですか! |
糸井 |
いや、永田くんね、世間というものは、
こういう広告に現れるものなんですよ。
たとえば、このオーランド・ブルームという人を
あなた方は知らないでしょう? |
西本 |
知りません。 |
永田 |
ブランド名かと思いました。 |
糸井 |
なっちゃないね、キミたち。
オレはね、も~のすごく知ってるよ。 |
 |
西本 |
オーランド・ブルームを
も~のすごく知ってるんですか。 |
永田 |
ブルー・オイスター・カルトなら
知ってるんですけどね。 |
西本 |
あ、それならぼくも知ってます。 |
糸井 |
オーランド・ブルームは
ブルー・オイスター・カルトじゃありません。 |
永田 |
オーランド・ブルームは
ブルー・オイスター・カルトじゃないんですか。 |
糸井 |
オーランド・ブルームは
ブルー・オイスター・カルトじゃないんですよ。 |
永田 |
オーランド・ブルームは
ブルー・オイスター・カルトじゃないな
とは思ってたんですけどね。 |
西本 |
またはじまった‥‥。 |
糸井 |
語感でいえばね、いまは
ブルー・オイスター・カルトじゃなくて、
オーランド・ブルームの時代なんです。 |
永田 |
ほう! 語感でいえば、いまは
ブルー・オイスター・カルトじゃなくて
オーランド・ブルームの時代! |
糸井 |
ここは重要ですよ!
ぜひ太字にしておいてください! |
永田 |
だから、このコンテンツに
太字はないんですってば。 |
西本 |
ああ、「男子部」だなぁ。 |
永田 |
うん。思い出してきたよ、この感じ。 |
糸井 |
あったまってきたね。
どんどん太字発言をしていきますよ。
太字生産工場だよ。 |
永田 |
太字生産工場はいいんですけど、
このコンテンツに太字はないんですよ。 |
西本 |
で、誰なんですか、オーランド・ブルームは? |
糸井 |
みんなはね、
『パイレーツ・オブ・カリビアン』の主演は
ジョニー・デップだと思ってるだろう? |
西本 |
違うんですか。 |
糸井 |
違うんですよ。
主演はオーランド・ブルームなんですよ。 |
永田 |
ブルー・オイスター・カルトではなく。 |
糸井 |
ブルー・オイスター・カルトでも
ジョニー・デップでもないんですよ。
ジョニー・デップは、この子をだましたり、
ひょいと味方になったりする役なんです。
主演は、この、売り出し中の、
オーランド・ブルームなんですよ。
その売り出し中の若き俳優を、キミたちは
ブルー・オイスター・カルトと
読んでたわけだろ。 |
西本 |
いや、正直、ためになりましたよ。
じつはいままでUNOのCMを見るたびに
「これ誰だ?」って思ってましたから。 |
糸井 |
だって、その前のUNOのCMには
お笑い芸人が出てたわけだからね。 |
永田 |
ああ、そういえばそうだった。 |
糸井 |
もっといえば、昔は、
UNOといえば神田だったわけだからさ。 |
西本 |
ああ。 |
永田 |
え? なにそれ? 誰のこと? |
糸井 |
昔はUNOといえば神田だったわけだよ。 |
永田 |
誰でしたっけ? |
西本 |
(ひそひそ声で)
「神田うの」って言いたいだけですよ。 |
永田 |
‥‥‥‥頭にきますね。 |
糸井 |
自分の無能さにだろう? |
永田 |
‥‥‥‥いろんな意味で。 |
糸井 |
「神田うの」なの。 |
永田 |
あっという間にどうでもよくなってきた。 |