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| 森下 | この、『夫のカノジョ』って、 ちょっとおもしろそうな設定ですね。 「夫の浮気を疑う妻が、 夫の浮気相手と体が入れ替わる‥‥」 |
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| あやや | 『夫のカノジョ』でしょ。 これ、おもしろそうですよね。 |
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| 森下 | うん、ちょっと気になる。 |
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| 荒井 | 主役が川口春奈さんなんですか？ |
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| あやや | そうなんですよ。 |
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| 荒井 | 川口春奈さん、ゴールデンで主役級って、 初じゃないですか。 |
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| あやや | はじめてだと思います。 ここから箔をつけて ステップアップしていくかも？ |
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| 荒井 | これがヒットしたら、 あるかもしれませんね。 |
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| あやや | いや、これ、人気出そうな気がしますよ。 |
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| 森下 | うん。 心と体が入れ替わる話って昔からあるけど、 妻と、夫の浮気相手が入れ替わるって ちょっと新しいよね。 |
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| あやや | 新しい。ちょっとおもしろい。 でもこれ、男の人は絶対見たくないよね。 女は見たいけど、男はぞっとしますよね。 |
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| ── | これ、原作も脚本も女性ですね。 |
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| 森下 | やっぱり（笑）。 |
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| あやや | やっぱり（笑）。 |
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| 荒井 | 男性は、わざわざ、こんな話をつくらないかも。 |
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| ── | そうですね。思いついたとしても、 「やめようよ、そんな話‥‥」 みたいになっちゃいそうな気がする。 |
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| あやや | それもわかる。これって、 男の人からすると趣味の悪い設定なんですよね。 |
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| 荒井 | たしかに、趣味が悪いですねぇ。 |
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| ── | 裏を返せば、 おもしろい設定ってことですよね。 |
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| 荒井 | そう、シンプルだけど、おもしろい。 ほんとにそうなったらどうなるんだろう、 って考えちゃいますね。 |
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| 森下 | うん、うん。 |
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| ── | いいのか、悪いのか。 たとえば、倦怠期で浮気してるとすると、 その浮気相手が妻と入れ替わるっていうのは 夫にとってどういうことなんだろうなぁ。 |
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| あやや | 男の人にとっては どっちが魅力的なんですかね。 |
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| 森下 | ちょっとどうなるんだろうっていう。 |
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| 荒井 | その想像のつかなさがいいですね。 |
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| あやや | 女性からしても複雑ですよね。 たとえば自分がその若い彼女になっちゃって、 「あ、夫、こんなことするんだー」 みたいなのって、 はっきり言って最悪じゃないですか。 |
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| 森下 | そうだねぇ（笑）。 |
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| あやや | 川口春奈ちゃんになって、 「なにこの人！ こんなことするんだー」 みたいな。 |
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| 森下 | 「意外におっさん丸出し！」 とか言っちゃうかもしれないよね。 そういう目線で見るとね。 |
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| あやや | だから、これ、これ女性からしても、 けっこう、悪趣味なのかもね。 はっきり言って、陥りたくない状況ですね。 |
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| 荒井 | 大丈夫。 ふつう、入れ替わらないです。 |
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| ── | そりゃそうだ。 |
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| 森下 | そう考えると、入れ替わりものって、 いままであんまり バリエーションがなかったのかもね。 |
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| あやや | たしかに。 こういう、微妙な関係の二人が 入れ替わることはなかったですね。 |
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| 荒井 | 入れ替わりものっていうと、 代表的なところでは『転校生』。 |
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| ── | おれがあいつであいつがおれで。 |
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| あやや | 尾道三部作！ |
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| 森下 | 変な入れ替わり方をするのって、 ほかにないのかな？ |
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| 荒井 | 数年前の『パパとムスメの７日間』とか、 最近のドラマでも、ありますよ。 『山田くんと７人の魔女』。 |
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| 森下 | ああ、なんか、みんなが どんどん入れ替わるんでしたっけ？ |
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| 荒井 | 入れ替わるのとか、人の心読めるのとか、 いろいろ混ざってぐしゃぐしゃなんですよ。 最初は男女がキスをすると入れ替わる っていうだけだったんですけど、 男どうしでも入れ替わるんじゃないか、 って言ってやってみたら、 ほんとに入れ替わっちゃったり。 |
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| 森下 | へぇー、なんか、それを観てみたくなった。 |
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| 荒井 | うん、なかなかおもしろかったですよ。 |
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| あやや | 『ミス・パイロット』はどうですか。 フジテレビの火曜９時、 主演は堀北真希ちゃんです。 |
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| 荒井 | 最近、飛行機もの、航空もの多いですね。 |
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| あやや | あ、多いかもしれない。 ちょっとわくわくしますよね、 背景に空港があったり、 飛行機が飛んでたりするだけで。 |
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| 森下 | ‥‥白状していい？ わたしあんまりね、 飛行機が出てくる話に惹かれないんです。 |
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| ── | へぇー。 |
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| あやや | ああー、それはね、 女子はけっこうそうだと思いますよ。 『宇宙兄弟』とかはどうですか？ |
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| 森下 | あぁ、宇宙も興味が薄いんだよなぁ。 |
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| ── | なんか、前に話したときに、 空港の管制塔のドラマ、ありましたよね。 |
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| あやや | 深キョン、深キョン。 『TOKYOエアポート 〜東京空港管制保安部〜』。 |
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| 森下 | ごめん、それも‥‥。 『グッドラック』とかも観たけど‥‥。 はじめはチャレンジした気がするんだけど、 どーも、興味が続かないの。 けど、それはあくまで わたしの超個人的な問題なので！ 誤解なさらず！ |
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| ── | ははははは。 |
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| あやや | そうなんですかー。 羽田空港とかで 「飛行機が並んでるの、アガるぅ」 みたいなことないですか？ |
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| 森下 | ぜんぜん、ない。 |
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| あやや | あ、ほんとに。 |
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| 森下 | だいたい空港に行くのが嫌い。 遠いし。でも旅行は好き。すごい葛藤。 |
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| ── | ははははは、なんだこりゃ。 |
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| あやや | ごめんなさい、 そんな森下さんに言いにくいんですけど、 わたし、ひとりで夜、車走らせて 羽田まで行くタイプ。 |
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| 森下 | 行くんだ！ |
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| 荒井 | 行くんだ。 |
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| ── | そういえば、そんなこと言ってたね。 |
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| あやや | いや、いま、そう言われて、 飛行機のことを考えてみて ハタと気づいたことがあるんですが、 わたし、逆に、飛行機や空港が 出てくるドラマが好きというよりも、 むしろ、飛行機そのものが‥‥。 |
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| 荒井 | はははははは。 |
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| 森下 | 逆だ、逆。 |
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| あやや | 空港が好き？ 飛行機が好き？ わかんない、そこはどっちだか。 ただ、これだけはいえるんですけど、 わたし‥‥乗りたいとは思わないんですよ。 |
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| ── | どっちでもええわい。 |
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| 荒井 | まぁ、飛行機の姿を見たときに、 ちょっと非日常的な感じがして 「おおー」っていうのは ありますけどね。 |
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| 森下 | でも、あれは好きでしたよ、 飛行機が出てくるドラマだけど‥‥。 |
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| あやや | なになに？ 『ぼくの姉キはパイロット！』？ |
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| 森下 | ううん。あれ、堀ちえみさんの‥‥。 |
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| あやや | アハハハハハ！ |
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| ── | それはオレも知ってるぞ、 『スチュワーデス物語』だ。 |
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| 森下 | あれずっと飛行機出てたよね。 |
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| あやや | 出てたけど‥‥‥‥ でも違う！ あれは違う！ あれは、「飛行機モノ」じゃない！ |
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| 森下 | どうして！ 「ドジでのろまなカメ！」も飛行機ものでしょ。 |
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| あやや | なんか、違う！ 「ヒ・ロ・シ‥‥」は 空港モノとは、ちょっと違う。 |
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| 荒井 | 片平なぎささんですね。 |
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| ── | なにがなんだか。 |
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| あやや | ともかく、空港モノのファンとしては 期待しまーす！ 飛行機、あがるぅ！ |
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| ── | もう１本行きましょうか。 |
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| あやや | じゃ、『東京バンドワゴン』を。 これね、なんといってもポイントは 玉置浩二さんが出ることですよ。 |
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| 森下 | なかなか、インパクトありますね。 |
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| あやや | わたし、これの番宣観てたんですけど、 亀梨和也さんが出てて 「今度、玉置浩二さんとやります」って紹介したら、 玉置さんが 「現場にちゃんと来れるかなぁ」 って言ってて（笑）。 |
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| 森下 | 冗談になってない（笑）。 |
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| 荒井 | ははははは、たしかに。 |
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| ── | 玉置浩二さんは、役者としては？ |
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| 荒井 | これまでも、出演作品はわりとあります。 『コーチ』とか『メロディ』とか、いい味出してました。 |
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| あやや | いや、なんというか、力のある方です。 |
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| 荒井 | このドラマ、ほかの役者さんもいいですし、 よさそうですね。 ミムラさんとかが脇を固めてる。 |
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| あやや | そうですね。 |
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| ── | あ、『あまちゃん』の先生も出てる。 |
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| 森下 | 足立先生ね。 |
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| 荒井 | 平泉成さんですね。 |
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| あやや | ユイちゃんのお父さん。 「（過剰にかすれた声で）‥‥ゆぃ」 |
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| ── | 似てない。 |
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| 森下 | 似てない。 |
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| 荒井 | 似てないですね。 |
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| あやや | ええと、このドラマは、 人気小説『バンドワゴン』シリーズの ドラマ化だそうですよ。 |
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| 荒井 | 小説が原作のドラマが多いのは、 ここ最近の傾向ですね。 |
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| あやや | そうですね。 まえはマンガが多かったですけど。 |
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| 森下 | 原作の小説は小路幸也さん。 |
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| ── | 「文芸誌で映像化してほしい小説 ナンバーワンに輝いた」とあります。 |
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| あやや | へぇー。ちょっと、興味そそられますね。 脚本は‥‥大森美香さん。 ええと、あれ書いた方ですね、 あの、竹内結子さんの、 生物をこよなく愛す大学院生‥‥。 |
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| 森下 | 内野聖陽さんが相手役の‥‥。 |
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| あやや | そうそうそう、『不機嫌なジーン』！ たしかあれで向田邦子賞を取ったんですよね。 |
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| 森下 | 大森美香さんの脚本だと、 わたしはあれがいちばん好きだな、 初代『カバチタレ！』。 |
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| あやや | あー、おもしろかった！ |
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| 荒井 | 常盤貴子さん、よかったですね。 |
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| あやや | 山下智久さんもよかった。 女性脚本家のかたって、 かっこいい男の子をうまく配役しますよね。 大森美香さん、北川悦吏子さん、あと‥‥ |
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| 森下 | 大石静さんとか。 |
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| あやや | そうそうそう、 そのあたりが「お見事！」っていう感じで つい観ちゃう。 |
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| 荒井 | で、今回は亀梨さんですね。 亀梨さんでホームドラマをやるっていうのは ちょっと意外でいいですね。 |
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| ── | 資料によれば 「『寺内貫太郎一家』を彷彿とさせる」 とありますね。 |
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| あやや | 『寺内貫太郎一家』って、 わたし、観てないんですよ。 |
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| 森下 | そりゃ観てないでしょう。 けっこう古いドラマだもん。 わたしも知らんです。 |
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| 荒井 | 頑固オヤジをめぐる家族の話ですけど、 いま考えるとすごいドラマでしたね。 ケンカのシーンとか、本気でしたからね。 小林亜星さんがムチャクチャやるんですよ。 |
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| あやや | じゃ、それを玉置浩二さんが？ |
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| ── | それは怖そう。 |
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| 森下 | うん。いろんな意味で、スリリング。 |
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| ── | やっぱ、ポイントは玉置浩二さんですね。 |
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| あやや | でも、興味がわきました。 もともとわたし、 亀梨さんの演技はけっこう好きなんですよ。 『東京バンドワゴン』、ちょっと注目。 |
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| （つづきます） | |||||
2013-10-03-THU
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