じゃあ、福田さん、 ツリーハウス1号を背景に写真を撮りまーす。 |
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ほっほほーーーい。 |
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はははは、いい写真が撮れた。 よし、これを「ただいま製作中」に投稿します。 |
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うっっほほーーい。 (ごきげんで芝生をうろうろしている) |
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福田さーん、ちょっと待っててくださいね。 「ただいま製作中」にこの写真をアップするので。 |
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ほほーい。 (芝生をうろうろしている。鳥の声が聞こえる) |
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‥‥ん?(横のすてきな設備に気づく) そうだ、そうそう! ツリーハウスに気をとられてたけど、 ここにはウッドデッキがあるんだった。 これもいいぞぉ(ウッドデッキにのぼる)。 |
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よし、ここに寝っ転がって、 「ただいま製作中」をしようっと。 |
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iPhoneのちいさい文字は老眼で見えにくいから、 メガネをはずしてのびのびやろうっと(はずす)。 |
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えーと‥‥ 「福田利之さんと、 気仙沼のツリーハウスに来てます‥‥」 (しばしiPhoneで投稿文を入力している) よし、入力完了。 これに写真をつけて、送信!(ポチッ) オーケーー。 |
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ここは電波が弱いから送るのに時間がかかるね。 | |
山下さーーーん!(しがみついてくる)。 | |
なっ!!! なにするんですか! |
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こちょこちょー(こちょこちょをする)。 |
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福田さん! |
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こちょこちょー。 |
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ちょっ(笑)、やめてくださいってば。 |
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こちょこちょこちょー! |
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やめなさいっ!!(頭の皿を強く叩く) |
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きゃーーー(笑いながら逃げていく)。 |
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な‥‥なんなんだ‥‥ びっくりしたぁなぁ、もう。 なんで急にこちょこちょしてきたんだろう? たぶんうれしいんだろうけど‥‥ よろこびの表現がよくわかんない人だなぁ。 ‥‥お、そうこうしているあいだに、 「ただいま製作中」がぶじ投稿されている。 これでよし、と。 さあ、ではいよいよツリーハウスに‥‥。 |
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(遠くから)山下さーーーん、こっちこっちーーー! |
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えええーーーー! ひとりでいっちゃったのーーー?! |
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はやくはやくーーー! |
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なーーんで、ひとりで行っちゃうかなぁ(走る)。 |
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いっしょに行こうと思ってたのになぁ(走る)。 | |
まだ中に入らないでくださいよー(走る)。 |
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はぁはぁはぁはぁ、はぁ‥‥ |
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ふぉふぉふぉふぉふぉ(←笑いながら接近) |
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‥‥福田さん、自由すぎます。 |
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いいですよー、ツリーハウス。 |
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ああ‥‥(入り口の方へ進み)やっぱりこの、 木がすごいですよねぇ。 きれいだなぁ、若葉がいっぱいで‥‥。 |
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ほんまに、いい季節です。 |
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入り口のドアもかわいくできてますねー。 |
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すっごくいいんですよ。 |
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あ、さっき書いた看板が。 | |
ちっさなお店屋さんみたいになりますよね。 | |
ねー。 じゃあ、いよいよ‥‥おじゃましまーす(入る)。 ‥‥うわあぁぁーーー。 |
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(入る)ほおぉぉーーー。 |
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すばらしい! |
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凝ったつくりですねぇ〜。 |
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天井にはほら、水槽が埋め込んである。 あれが天窓で、光が入ってくるんだ。 へえーーー。 |
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いろんなところに窓がついてます。 |
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‥‥よーし、 このすばらしいツリーハウスで、 「ツリーハウスブレンド」を淹れるぞー! |
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淹れるぞー! |
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そして飲むぞー! |
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飲むぞー! |
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道具をじゅんび、じゅんびー。 |
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じゅんび、じゅんびー。 |
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このテーブルとか椅子も、いいですねー。 |
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ほんまですねー。 豆をミルに入れますよ。 |
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あ、お願いします。 |
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よ、このくらい? |
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もっともっと。 |
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もっと? |
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いっぱいまで‥‥はい、ありがとうございます。 じゃあ、豆を挽きまーす。 |
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はーい。 |
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(ゴリゴリガリゴリゴリガリ‥‥) ああ‥‥いいなぁ‥‥。 |
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これは‥‥! これはぼくが最もやりたかったことのひとつです! (ゴリゴリガリゴリゴリガリ‥‥) |
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それは、よかったですねぇ(笑)。 |
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(ゴリゴリガリゴリゴリガリ ゴリゴリガリゴリゴリ、カラカラカラ‥‥) よし、豆を挽き終わりましたので、 これをペーパードリップに入れます‥‥。 |
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ネコのポットで、お湯を‥‥。 |
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おおー、うまいこと細くお湯が出ますね。 いいですね、そのポット、かわいいし。 |
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にゃー(集中してお湯をそそぐ)。 ああーー、香りが‥‥いい香りが‥‥。 |
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ねぇ、たまんないですね。 このハウスの中は、 コーヒーのアロマでいっぱいですよ。 |
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それが木の香りと混ざって、最高です。 ‥‥さあ、コーヒーがはいりました。 (それぞれのカップにそそぐ) |
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ありがとうございます。 かんぱい。 |
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かんぱい。 |
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(飲む) |
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(飲む) | |
はあ〜〜〜〜〜〜。 |
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‥‥これはもう、ことばはいらないですね。 |
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せっかくなので、外のテラスでも飲みましょうか。 |
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そうしましょう(移動)。 |
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行きましょう(移動)。 |
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はあ〜〜〜〜〜〜。 |
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周りの景色や香りに負けない香り。 |
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はい。 景色もコーヒーも、主役だと思います。 |
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すばらしい。 ‥‥せっかくなので、 またハウスの中で飲みましょう(戻る)。 |
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そうしましょう(戻る)。 |
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よっこいしょ。 (と座って、ひとくち飲む) はあ〜〜〜〜〜〜。 |
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声 | ごめんくださーーーい。 |
あれ? お客さんですよ? |
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(笑)わざとらしいですが、 ああ! あの大きなひとかげは! |
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コーヒーによく合う、 ドーナッツをお持ちしましたー。 |
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それはそれは。 |
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どうぞどうぞ、お入りください。 |
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おじゃましまーす。 ‥‥はじめて入ったんですけど、すごいっすね。 100キロを超えるぼくが入っても ぜんぜん大丈夫っすね。 |
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ねぇ、しっかりした作りですよね。 ま、お座りください。 |
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ありがとうございます。 |
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やっちさん、ちっちゃい椅子に座るとかわいい(笑)。 |
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やっちさんもコーヒーをどうぞ。 |
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あ、いただきます。 |
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じゃーん、ドーナーーッツ! |
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こんなにいっぱい(笑)。 |
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うちのお店のドーナッツです。 いろんな味があるのでお好きなのをどうぞ。 |
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いただきまーす! |
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おいしい! |
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おいしい! |
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じゃあ、2個目にどの味を食べるのか、 じゃんけんで決めましょう。 |
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いいですね。 |
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やっちさんもですよ。 |
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え、ぼくもですか? |
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もちろんです。 さいしょはグー! |
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みんな | じゃーん けーん ぽーん! |
みんな | あーいこーで しょー! おおー。 わははははははは!! (つづきます!) |