もくじ
第1回プロゲーマーというワードだけが、世間を席巻。 2016-06-28-Tue
第2回ゲームは「フェア」で「都合がいいもの」。 2016-06-28-Tue
第3回大会のためならイラン、コスタリカにも。 2016-06-28-Tue
第4回格闘ゲームは「じじい」でも強い。 2016-06-28-Tue
第5回ゲーマーでも、年をとることは結構悪くない。 2016-06-28-Tue

ざきおと申します。
最近は水泳をやっています。背泳ぎ100mが専門です。

友達がプロゲーマーになっていたので
話をきいた。

担当・ざきお

第2回 ゲームは「フェア」で「都合がいいもの」。

ーー
種目はスト5で出るっていうことだけど、
スト5は盛り上がってるの?
板ザン
そうだね。話題性もあって。
スト5も世界各地域で
いろんな大会が行われているんだけど、
合計5000万くらいが投資されているかな。
ーー
それくらい夢のある額だったらいいね。
板ザン
ちょっと前までは0が一つ少ない額だったんだ。
evoっていうアメリカでの大きな
格闘ゲーム大会があるけど、
数千人の中を勝ち抜いて優勝しても
数年前だと40〜50万しかもらえなくて。
それもここ1、2年で変わってきた感じかな。
ーー
eスポーツの広がりは感じる?
いまはゲームをやらない人も、
けっこう動画を見ているよね。
板ザン
さまざまだよね。
おっさん、といえる人が懐かしいなと思って見てたり、
動画を見ることが生活に根付いてる
小中学生が見てたり。
ーー
地上波にも出てきているよね。
板ザン
そうだね。テレビは結構ネタに飢えててね。
eスポーツネタも結構興味を持っていて、
結構数字もよかったりするんだって。取り扱うと。
だから結構、これから増えてくるんじゃないか、
みたいな話になってるね。
ーー
そういうテレビを見ている人たちにも伝えられる、
ゲームの面白さってなにかあるかな?
板ザン
なんだろうな。ゲームっていうと
やっぱり「都合がいいもの」だから。
例えば、本当の格闘をやるとしたら、
一から体を鍛えなきゃいけないけど、
格闘ゲームであれば、
中パンチを押せばそれが出るから、
体を鍛えるというようなその過程をすっ飛ばして
駆け引きを味わえるという。
eスポーツだったら誰でもどこからでも
入れるというのがあって。
ーー
うん。
板ザン
今後もし、例えばVRならではの
対戦ゲームができたというときに、
本当にフェアな状態で競技が始まったりすることに
なると思うんだよね。
新しいジャンルがパッと生まれたときにも、
誰でも挑戦ができたりするんじゃないかな。
そういうところがeスポーツのいいところかな。
ーー
ある意味参入障壁が低いともいえるのかもね。

(つづきます)

第3回 大会のためならイラン、コスタリカにも。