- 博士
- 時代や場所によって姿が変わる漢字たちじゃ。
- キカイ
- 姿が変わる‥‥。
確かに、街の看板でも見かけたりしますね。
「曜日」の「曜」の字が違ったり。
- 博士
- うむ、そういうのじゃな。
意外と種類が多いので、覚えるのも大変じゃ。
・異体字科歴史属(いたいじかれきしぞく)
姿は異なるものの、同じ意味を持つ漢字じゃ。
進化の過程で描きやすく読みやすい形へと簡略化され、
今の姿になったと言われておる。
歴史ある場所に生息していることが多いぞ。
・異体字科フォント属(いたいじかふぉんとぞく)
カツジショタイ産のフォントによって姿が変わる漢字じゃ。
よく見るとからだの一部分が異なっておる。
- キカイ
- 姿が変わる、というか別バージョンというか。
こうやって言われると、確かに興味深い‥‥。 - 博士
- ふふふ。
どうやら魅力が分かってきたようじゃの。
- 博士
- 動物たちも、生存競争に勝って生き延びるため、
それぞれ環境に適した姿に進化してきたんじゃ。 - キカイ
- フォントによって姿が変わる漢字がありますが、
動物でも、例えばクマノミなんかは、
住んでいる地域によって模様が若干違ったりしますよね。 - 博士
- よく知っておるのぅ。
しかも、生まれたときは全員オスで、
群れの中で一番大きいやつがメスの姿に変わる
というから驚きじゃ。 - キカイ
- 動物も漢字も、環境や場所によって姿が変わるんですね。
‥‥あ、また共通点が!