ずっと好きでいられる、
コンサートに行きたいと思える理由のひとつは、
間違いなく曲がいいから。
モーニング娘。の生みの親であり、
長らくプロデューサーを務めていた
つんく♂さんが作る曲が好きなんだと思う。
モーニング娘。の楽曲のほとんどはつんく♂さんの作詞・作曲。
プロデューサーからは退いているが、
現在も新しい曲をモーニング娘。や
そのほかのハロープロジェクト
(モーニング娘。をはじめとした
アップフロントグループの芸能事務所に
所属するアイドルの総称。略してハロプロ)
のグループに提供している。
曲のバリエーションが豊富
つんく♂さんはシャ乱Qというバンドのボーカルで、
売れない時代にさまざまな音楽を研究したという。
バンドサウンドをベースにファンキーな曲や
歌謡曲っぽいもの、切ないバラードなどバリエーションが豊富。
ベースラインがかっこいい
バンドをやってた方はわかるのではと思うが、
ベースライン(曲の中に流れる低音パート)が
かっこいい曲がとても多いのです。
『ベースがかっこいいモーニング娘。の曲』や
『ベースがかっこいいハロプロの曲』
というタイトルでまとめられることもあるほど。
コンサート会場で大音量で流れると
たまらなくかっこいいのだ、これが。
「つんく♂さんの中には女子中学生が住んでいる」
曲だけではなく、歌詞もすばらしい。
ちゃんと女子の目線から書かれた歌詞が多く、
それでいて男性の妄想で書いた感がないというか
特に恋愛、ことに失恋にまつわる歌に関しては
むしろ「どうしてこんなに女心がわかるの?」
と思うような女心を捉えた歌詞が多いため、
「つんく♂さんの中には女子中学生が住んでいる」
などと言われる。
ちなみに、駄目な男に振り回されつつ愛想をつかせない
駄目な女を歌った歌詞がめちゃくちゃ秀逸なんですが
どうしてなんですか‥‥つんく♂さんすごい。
モーニング娘。の歌詞に登場する女性は
不器用で恋愛下手で意地っ張りで、
でもひたむきに頑張って生きている。
アラサー女性が共感できるような歌詞も多いと思うな。
大人になったから染みる歌詞がある
そして、大人になるほど染みる歌詞が多い。
若い時は「すぐ愛とか宇宙とか入れるんだから」
と思ったりしたこともあったけど、
大人になって改めてわかる歌詞の良さよ‥‥
ということが一度や二度ではない。