すてきな椅子と、ながく付き合うこと。
担当・栗田真希
神奈川県川崎市の京浜工業地帯に、
「キルト工芸」という椅子の会社があります。
天皇陛下の玉座を手がけたことがあるほど、
高い椅子張りの技術を持つこの会社。
いまではオフィス用の椅子から、
新幹線の運転席や飛行機の座席まで、
さまざまな椅子をつくっており、
さらに北欧の名作と呼ばれる椅子のリペアも行っています。
大学生のころ「キルト工芸」にインターンをして
すてきな椅子の世界をたくさん教えてもらい、
マイチェアを作らせてもらった
ほぼ日の塾の5期生・栗田が、とくに関わりの深かった
森下雄司さんにお話をうかがってきました。
ずっと家具に携わってきた森下さん。
椅子という道具への哲学や、北欧と日本の家具の共通点、
キルト工芸だからできる仕事の話。
そして、すてきな椅子とながく付き合い、
ハッピーに暮らすことの豊かさ。
一つひとつ、丁寧に語ってくれました。
どうぞ、お楽しみください。