静岡浅間神社の境内にいます。 神社をひととおり廻り終えました。 そもそもの目的は古墳です! この階段を登りきれば、 賤機山古墳(しずはたやまこふん)があるはずです。
こんにちは。 まいどおなじみ、 スソさんのかばんのなかから 解説めいたことを ぶつぶつと申しております、 ミミズク土偶でございます。 姓はミミズク土偶(なのか?) 名は健太郎。 略してミミケンでございます。 ところで、 ページのトップの階段の写真が、 いまのぼってきた階段でございます。 ミミケン、正直もうしあげて、 階段をスソさんが 登っているときはヒヤヒヤします。 なにせ土製品でございますので、 衝撃には弱いので、 ゴツゴツとかばんのなかで iPhoneに何度も あたってしまうというようなことは、 避けねばなりませんが、 階段を登っているときというのは、 かなり多くの状況でそうなるのでございます。 (説明が長くて恐縮です。 しかも、いらぬ説明を長々と……。)
スソさん、まだいくのですか??
神社、遺跡などは、 後悔をせぬように、 くまなく歩くべし、と。
古墳、神社などをめぐるときは、 かなり歩くことになります。 足が棒になってしまって、 くまなく歩かなくなるようなことを避けるため、 地図の確認を怠ることなかれ。 無駄にあるくことなかれ。
この古墳は登ることを禁じられていますが、 なかには、 登ることができる古墳もあります。 まわりの人が「お墓だから……。」と 躊躇しているなかで、 スソさんは「研究対象」ということで、 ガシガシと登り、 そこからみえる風景や地形を確認しています。
また、元の道にでるためには、 登るということになるのですね……。 スソさん……。 がんばってください……。
今回の古墳部は、 指折りの階段数!
もふっとしていますね。 スソさん! もふっとしています。 お疲れ様でございます!
「古墳のある場所は きもちの良い場所が多い。」 とは、スソさんのことば。 駅から遠い場所にある古墳に 苦労してたどり着いて、 振り向いたところには、 多くの場合、いいながめが 広がっています。
まあ、読んで字のごとくなのでございますが。 蓋石が屋根形となり、 ボディーのほうが、 箱状になっている石棺のことです。 出現するのは 古墳時代中期後半から終末期です。 ミミケンは、取っ手があるから、 蓋が持ち上げやすいな、とおもいました。
では、読みます。 6世紀後半にこの地方を治めた 豪族の墓と考えられる。 古墳の形は 直径約32m・高さ約7mの円墳。 この横穴式石室は県内最大規模。 長さ約18m。 天井石の中には14トンを超える巨石もある。 石材は高草山(たかくさやま)南端の 大崩(おおくずれ)海岸から 運ばれたと推定されている。 家形石棺は、くり抜き式で、 伊豆の凝灰岩製。 8個の突起がついているのは珍しい。 蓋と身の合わせ目には ベンガラが塗られていた。 盗掘はされていたものの、石室内に 土器や六鈴鏡・装身具・ 馬具類が残っていた。
たとえば、入り口に蓋をしている石が、 巨石だったとしたら、 それを移動するは大騒動です。 盗掘も難しくなります。 しかし、このように 小さい石を積み上げているのならば、 入り口を開けるのは容易なことです。
再び登呂遺跡にむかいまして、 田んぼの土で土器を造ります。