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今回は午前中から作業です。
しかしわたしは、
ちょっと仕事が片付かず、まだ東京!
登呂遺跡にいる仲間から電話が!
『焼きますよ!』
『はい、なんとか、
急いで向かいます!』
到着までの記録は『登呂会議』の
写真をお借りして
ご紹介させていただきましょう。
(撮影:登呂会議)
乾燥させておいた土器を
確認するメンバーたち。
ヒビが入っている物もありますが
このまま焼きましょう、と。
弥生時代には、ヒビが入っていたものも
使っていたそうです。
こんにちは。
まいどおなじみ、
スソさんのかばんのなかから、
あまり役に立たないようなことを
ぶつぶつと申しております、
ミミズク土偶の健太郎、略してミミケンです。
そう、スソさんはこのとき
多忙な時期にあたっておりまして、
火入れ作業までにはまにあわなかったのです。
スソさんがあわてたりすると
走るので、
ミミケンはかばんのなかのiPhoneと
ゴツゴツあたってしまい、
土に帰る危機があるので、
なるたけ余裕をもった行動を
お願いしたいんですよね……。
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まず、地面に割れた土器を並べる。
そして大量の藁とモミを敷き詰める。
これは、急激な
温度の上昇を防ぐためだそうです。
ほんとうに、稲ってすごいですよね。
藁とモミまでいろいろな場面で
大活躍です。
燃えやすいし、丈夫だし。
着火剤にもなるし、
履物にもなる物体。 |
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土器の中に、藁とモミを入れます。
ミニチュアの土器も中に入れます。
これらをそっと焼き場のモミの上に載っけて
いきます。 |
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泥班の登場!
モミのうえに塗りたくる泥!
これは蓋の役目なんだそうです。
長時間の焼成をたすける工夫ですな。
おお、流動的な蓋。
自由な形になる蓋ですね。
あるいみ糊のやくわりもする
便利な身近な道具。それが泥でございます。
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薪でぐるりと囲みます。
台形になりましたね。
そして、
ちょっと離れたところに藁と薪で
丸く囲みます。
弥生時代、
こんなに豊富に薪を使ったのか?
と疑問視する声が。
確かに。薪は貴重だったはず。
今後の課題ですね。 |
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ぼうぼう燃えています!
そして、
ついにここでわたしが到着!!
ずるい!
楽しいとこだけ!
熱い!!
こんなに燃えて大丈夫?
ミミケンも、焼いてできた人形なので、
炎が妙になつかしいです。
……もう一回焼いてもらって、
焦げをつくって、
かっこ良くなりたいなあ。
でもそうすると、
ほっかほかになってしまって、
スソさんに持って
帰ってもらえないかもしれない。
というか、スソさん、
いいタイミングですね。
スソさんは、おおよそ、
いつもいいタイミングで現れます。
たぶん、本人の気がついていない特技です。 |
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午後4時。
まだぶすぶすと燃えています。
登呂の博物館も閉館時間です。
しかし、
急に取り出すわけにはいきません。
急に冷たい風にあたると
ぱりんと割れてしまうそうです。
だいたいにおいて、
焼いたものというものは、
急に取り出したりすると、
いけませんよね。
唯一、あっつあつでいいものは
食品です。
ああ、スソさん、
イモを焼くべきだったのではないでしょうか。 |
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ずっと火を見ていて、取り出してくれた
本原さんからメールが届きました。
添付の画像を開くと。
おおーー!
なんて美しい!
夕陽と土器。
え?
これ、わたしの?!
すごいーー!
本原さんも取り出したときに
感動したそうです。
きれいに焼いてくれてありがとう!
お米の収穫をいたします。
いちばんわくわくする瞬間ですね!
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