夏も終わり、秋になろうとしています。 土を焼く。
7月に作った土器をついに焼きます。
こんにちは。 まいどおなじみ、 スソさんのかばんのなかから、 あまり役に立たないようなことを ぶつぶつと申しております、 ミミズク土偶の健太郎、略してミミケンです。 そう、スソさんはこのとき 多忙な時期にあたっておりまして、 火入れ作業までにはまにあわなかったのです。
スソさんがあわてたりすると 走るので、 ミミケンはかばんのなかのiPhoneと ゴツゴツあたってしまい、 土に帰る危機があるので、 なるたけ余裕をもった行動を お願いしたいんですよね……。
火起こしの方法にはいくつかございます。 キリモミ式、ユミギリ式など。 この方法は、マイギリ式ともうしまして、 あ、漢字でかくと、舞錐式ですね。 けっこうちゃんとした道具を使った 発火の方法です。
ほんとうに、稲ってすごいですよね。 藁とモミまでいろいろな場面で 大活躍です。 燃えやすいし、丈夫だし。
着火剤にもなるし、 履物にもなる物体。
おお、流動的な蓋。 自由な形になる蓋ですね。 あるいみ糊のやくわりもする 便利な身近な道具。それが泥でございます。
ミミケンも、焼いてできた人形なので、 炎が妙になつかしいです。
……もう一回焼いてもらって、 焦げをつくって、 かっこ良くなりたいなあ。 でもそうすると、 ほっかほかになってしまって、 スソさんに持って 帰ってもらえないかもしれない。 というか、スソさん、 いいタイミングですね。 スソさんは、おおよそ、 いつもいいタイミングで現れます。 たぶん、本人の気がついていない特技です。
だいたいにおいて、 焼いたものというものは、 急に取り出したりすると、 いけませんよね。
唯一、あっつあつでいいものは 食品です。 ああ、スソさん、 イモを焼くべきだったのではないでしょうか。
稲がみのるところの風景は ほんとに幸せになります。 新米は、おいしいですよね。
そうそう、 「ほぼ日」の屋上の稲は どうしていますかね……。 ミミケンはいつもその 行方に注目をしています。
ああ、土器を取り出すところが 見たかったですね。 スソさん。 でも、きちんと焼いているところも みることができたし、 よしとしましょう〜〜!
お米の収穫をいたします。 いちばんわくわくする瞬間ですね!