あたり前田のクラッカー、
話題になったのです。
ちょっと前に、ここでお話した
保奈美さんとイトイさんとの会で。
(ここでといいますか、マリーな別室の
「お菓子食べ部」にて)
読んでくださった方は、
覚えていらっしゃるかもしれません。
あらためて、ご愛読
ありがとうございました!
以来、なんだか気になっていたので
取り寄せてみました。
おお、これが!と
実物を前にすると、ちょっと感動。。。
「お口にポイ! かわい〜いクラッカー」という
イトイさんご指摘のコピーも健在で
その隣りには
「赤穂の本格焼塩」を使用などの情報も。
どれどれ、と開けてみると
とにかく、ちっちゃくて
どこかかわいらしくて、食べやすいのです。
そして、1個1個の真ん中に「M」の刻印が。
あたり前田の「前田」だから、「M」なのかな。
甘いもの好きのわたしとしては
(今さら、言わずもがなでした)
まったく甘くないことに、ちょっとびっくりしました。
クラッカーなんだから、甘くなくて当然なのですよね。
でも、塩気が勝ってるかというと
そこまでの塩辛さではなくて
たしかに、なんとなく、ずっと食べ続けてしまうような。
リッツと比べると、このくらいの小ささ。
クラッカーだからといって
ここに何かを乗せるのは、ちょっと難しいかなぁ。
チーズのかけらくらいなら試してみてもいいけど、
このままポリポリといただくのが
正解な気がしてきます。
包装紙には、100周年と記してあるのですけど、
創業は1918年とのこと
今年で105年になるんですねぇ。
クラッカーの販売が、1955年(昭和30年)で
「あたり前田のクラッカー」のCMが全国区になったのが、
1962年(昭和37年)てことは、
このフレーズ、70年以上、愛されてるのか〜と、
しみじみしてきます。
ロングセラーの実力は、やっぱりすごい。。。
ちっちゃな立役者、
このさきも、もっともっとがんばれ〜と応援したくなる
夏のはじめ。
そろそろ、梅雨も明けそうな陽気ですね。
よい初夏を。
「あたり前田のクラッカー」というフレーズが
ニッポンじゅうで流行語になったのは、
『てなもんや三度笠』という
テレビの時代劇風コミックショー番組が
きっかけだったそう。
1962年から1968年までの
309回放送されたこの番組、
前田製菓の一社提供だったこともあって、
主人公である「あんかけの時次郎」(藤田まこと)が
(時次郎がテレビカメラの前に
クラッカーを差し出すポーズで)
「俺がこんなに強いのも あたり前田のクラッカー!」
というせりふが生まれ、人気を博したのでした。
前田製菓は1918年(大正7年)、
大阪府堺市で創業された会社。
2018年に創業100周年を迎えました。