子どもの話はおもしろいに決まってる。
だからわざわざやらなくても‥‥
というわけでもないんですけど、
これまで「ほぼ日」では、
子どもとか、子育てを軸にしたコンテンツは
あんまりやってこなかったんですよね。
よそでもやってるし、親バカっぽくなっちゃうし。
でも、ぼちぼちやってみようかな!
と思っていたところ、ちょうどタイミングよく
「&こども」という子育てに役立つことを考えた
「ほぼ日手帳」のカバーができあがりました。
じゃあ、その記念にということで、
短期集中的に「子ども投稿企画」をはじめますよー。
全国のママさんパパさん、ぜひご参加ください!
担当は、永田とスガノです。どうぞよろしく。
子どもとすごす時間。
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いつもたくさんのメールを
ありがとうございます。
- いっぱい来てますねー。
-
けっこう、毎回たくさん
紹介しているんですが、
それでもぜんぶはとても載せられません。
- でも、みんな読んでますよ。
-
それでは、そのなかから
今日もずらっと名作を。
- おたのしみください。
子ども名言集
姪っ子がまだ片言&オムツ時代の思い出です。 幼稚園の姉がいるため 「トイレ」がなんとなく分かってきていた頃 「出た」感覚があったのでしょう、 おもいっきり眉間にしわを寄せ、 前を押さえながら渋い声で 「ジューーーース」と教えてくれました。 うんうん確かにさっき飲んだもんね。 めぐりめぐってそりゃ出てくるよね、 と妙に納得してしまいました。 (こども星住人のおば)
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サッカーの「ゴーーーール」みたいな
イメージですね。
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声が渋かったところが
切迫感あって、よいです。
3月生まれの息子は、クラスで最後のお誕生日。 待ちに待って5歳を迎えたのに、 4月にはもう6歳になったお友達の話を聞いて、 「今度こそケンが一番に 6歳になってやろうと思ってたのにぃ!!」 と号泣。 かわいそうで、ほんとのことは言えません。 (せつこ)
- 1か月後にもう1回年取ったら困る。
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この4歳から6歳くらいが
「お誕生日」にいちばん敏感だね。
姉妹げんかの時、 9歳の長女に向かって、 2歳の次女が言い放った一言です。 「ちびっ!!」 (なみひろ)
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7歳差の姉妹のけんかで。
2歳の妹が思わず。
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どういう意味かはわからないけど
悪口だということはわかってたんだね。
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よく考えたら「ばか」とか「あほ」も
意味とかそんなに気にしてないもんな。
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あと、よく兄弟で
「おまえの母さん◯◯!」とか
悪態ついてる子どもがいるけど。
- ふたりのお母さんは同じ人だもんね。
消灯後の会話。 娘「‥‥ママちん」 私「なぁに?」 娘「今ね、『ブー』が出たよ」 私「あ、そうなんだ‥‥」 娘「‥‥ママちん」 私「なぁに?」 娘「しずかな『ブー』も、あるんだよ」 最後に、「みつを」‥‥と付きそうな 諭されっぷりでした。 (おふう)
- 布団の中でしずかな『ブー』は。
- ちょっときついなぁ。
下の息子が小1の時、 放課後、外に遊びに行ったのはいいのですが 泣きながら帰ってきたことがありました。 びっくりして、 「どうしたん!?」とたずねると、 ヒックヒックしながら 「石が頭に当たったら 痛いというのがわかった」と。 話を詳しく聞いてみると、 友達同士で小石の投げ合いをしていて、 それが頭に当たったみたいです。 おおごとにならなくて良かったのですが、 「石が当たったら痛い」 ということを体験しないとわからないって‥‥。 (ざうむい)
- ひっくひっく。
- 想像力、想像力。
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石がこうだったから‥‥と、
あとのことは石を基準に考えたらいい。
親から聞いた、私の幼児期の話。 なぜかおむつが大好きで、大好きで。 ベラベラ喋る年齢まで 長らくおむつをはいていたそうで。 極めつけは、おむつCMを見て一言、 「ムーニーちゃんがいいっ!」。 テレビを指さして銘柄を指定していたそうです。 おむつ姿で。 (踊る炭水化物)
- おむつが好きな子、いるんだね、へー。
- おむつ姿ってかわいいもんね。
先日の健康診断で 胃にピロリ菌がいることがわかり、 除菌治療を受けることになった。 診察から帰ってそのことを 子ども(小1)に説明すると‥‥。 「(ピロリ菌がいる) だからおこるんやな!」 ちゃうって‥‥。 あんたが怒らすようなことするんやろ! (yamako)
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ピロリ菌は
バイキンマンみたいなやつかな?
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ピロリ、って名前もそれっぽい。
人をたやすく乗っ取りそうだ。
娘が3歳になったばかりの朝。 庭先でくるみを割っている 父の背中をじっと眺めて、 「じいたん、ああやってくるみを割って 歳をとっていくんだねぇ‥‥」と。 母と二人で絶句でした。 (おふう)
- わはははははは。
勝ち抜き、あほ自慢!
高3の次男は、保育園の頃、 先生に「お風呂にあるものは?」ときかれて、 皆が「洗面器」「石鹸」などと答えていたところ 自信満々に「お母さんの髪の毛!」と答え、 小2のとき、学童保育で 文集を作った際、載せた文は 「井上先生のもも」というタイトルで、 先生がいつもはいていたジャージの 太ももがぱつんぱつんで、 正座の時に光っていたさまを詩にしたものでした。 そして小3のときは、好きな物を習字で書いて 貼り出されていたのは、「とんそく」でした。 今の彼の得意科目は、とりあえず国語です。 (もめんこ)
- 才能を感じる。
-
そりゃこの子、
国語が得意ですよ。
ワタクシ、風呂のフタを ちょっと開けておく癖があるのです。 風呂のフタをぴっちり閉めるのが怖い。 具体的に言うと、閉めておくと 中から兄が出てくる気がするんです。 ことの起こりは私が5歳だった頃。 私のもっとも重要なお手伝いは 「お風呂のお湯をかき混ぜる」でした。 日々使命に燃えて全力でかき混ぜていたので、 からかってやろうと思ったんでしょう。 兄が先回りして、 風呂に潜っていたことがあったのです。 風呂のフタを開けたとたん、 飛び出す兄、絶叫する私。 妹をかまいたい兄にとって、 そのリアクションはもう最っ高! だったようで、以後数年に渡って、 忘れた頃を見計らって 風呂から飛び出す! 叫ぶ! を繰り返した結果、 そっと隙間から覗いてからじゃないと フタをあけられない子になってしまいました。 最近では年に数回会う程度の兄、 風呂から飛び出すわけはないんですが、 一応、確認してからフタを開けています。 (北の庄)
- 罪な兄やなー。
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これ読んだせいで
俺の今夜の夢にも出てきそうだ。
鼻の中に何か入れるっていうのは、 定番なんですね。 私も、姉に入れられたようです。 私が2歳前くらい、 姉が4~5歳のころのことだと思います。 家族で海に行ったとき、 突然姉が取り乱した様子で母に 「ごめんなさい! そんなつもりじゃなかったんだけど!」 と言ってきたんだそうです。 驚いた母が姉に説明を求めると、 私の鼻の穴に何かを入れてしまい 取ろうと思っても取れなくなったと。 母が私に 「○○ちゃん、ふーんってしなさい!」と言い 私が鼻から息を吐いたら、鼻水と一緒に 小さな小さな桜貝が出てきたんだそうです。 私も現在、二人の子供を育てていますが、 子供の小さくてかわいらしい 鼻の穴を眺めていると 確かに試しに何か入れたくなるなあ、と 当時の姉の気持ちがわかるような気がする 今日この頃です。 (あまも)
- かわいいなぁ、桜貝。
- 抑え切れない衝動ですね。
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みるみるうちにどんどん奥に行くからね。
誘惑には勝ってください。
私が小学6年生の時だったと思います。 その頃は自転車を乗り回すのが何より好きで、 学校から帰ったら即自転車に乗り、 友達数人と「ちゃりんこ暴走族」を組んで、 近所の坂道のてっぺんから豪快に すべりおりて楽しんでいました。 そんな頃、3年生だった妹のクラスの 学級新聞に、妹の作文が載りました。 そこに書かれていたのは、 「ちゃりんこぼうそうぞく」 というタイトル‥‥。 これは私のこと? 読んでみると、 「わたしのおねえちゃんは ぼうそうぞくです」と書いてあります。 そこからは何が書かれてあったか忘れましたが、 最後の締めくくりの言葉が 「わたしはいつも、おす役です」 確かに妹に自転車を押させて、 長い坂道を上っていました。私。 友達の少なかった妹、祖母が心配したのか、 私が遊びに行くときは「連れて行け」と 半ば無理やりに妹を連れていかされていました。 友達と遊ぶのに妹は邪魔だし、 でも帰れともいえないし、 仕方なく自転車を押す役目をさせたのを、 まさか作文に書いているとは! そしてそれを掲載する先生‥‥ ものすごく悪いことをして怒られたような 気分になったことを覚えています。 その押す役の妹も今は3児の母。 子供の自転車を押すのは叔母の私の役です。 (ねねちん)
-
妹さん、ネタを余さず
ものにするタイプですね。
-
いきいきと書けていたんでしょう、
先生も見逃しませんね、そういうものは。
弟は引っ込み思案でおとなしいこどもでした。 音楽が苦手で、幼稚園のお遊戯会では いつも一番後ろ。 鍵盤ハーモニカの合奏でも、 一生懸命演奏するお友だちをよそに、 弟だけは、舞台で神妙な顔をするばかり。 母は、向き不向きがあるから、 音楽に力を入れている幼稚園は 肌があわなかったかな~、 と悩んだりしたそうです。 それでも、本人はそれなりにマイペースで 幼稚園生活を満喫し、無事に卒園。 小学校、中学校、高校と進んで、 大学生になったある日のこと。 弟「そういえばさ、鍵盤ハーモニカって、 息を吹かないと鳴らないんだよね」 私「うん。え、当たり前でしょ?」 弟「いやー、俺、幼稚園のとき知らなくてさ。 みんなの鍵盤ハーモニカは鳴るのに なんで俺のは鳴らないんだろうって 思ってたんだよ」 母「はあ!?」 弟「しょうがないから指だけ動かす 真似してたけど、つまらなかったなあ」 私「みんなホースくわえてたでしょ!」 弟「くわえてたけど、誰も息を吹き込めって 教えてくれなかったんだよ」 母「‥‥嘘でしょ」 私「じゃあなんでみんなホースくわえてるのよ」 弟「飾り?」 約20年後の告白に母は 大変ショックを受けたようです。 (さてらいと)
-
あるある。
こういう、根本的なことがわかってなくて
不思議に思うこと。
-
私もある。
お葬式のお焼香で、
右から左にお香を動かすのに気づかなくて、
つまんで元の場所に戻してるだけだと
何年も思ってた。
- !!!!
-
みんなのはなんで煙があがるのかなーって。
20歳くらいにようやく理由がわかりました。
うちの兄のこどもの頃の話です。 母が外出したのを寂しがって さがしに行ったがやおら眠くなり、 そのまま車道の脇で寝ているところを ご近所さんに発見される。 小学生時代。雪の降り始めのころ、 空を見上げて雪を食べながら下校し、 ほぼ毎年ドブにはまって帰ってくる。 なんにもない日でもドブにはまって帰ってくる。 親にガレージで洗われる。 結構大人になってから、 お酒を飲んで自転車で帰宅(ダメですが)し、 家の前で自転車を止め、 ガレージをあけたところで玄関だと思ったのか、 そのまま寝ているところを ご近所さんに発見される。 兄ちゃん、成長してへんやん! (平謝り)
- 昔はよくドブに落ちたなあ。
- 誰でも一度はあるね。
息子は幼稚園に入った時 1日しか泣きませんでした。 なぜなら担任の先生が 若くて可愛くて優しかったからです。 2日目以降はニコニコ顔で通いました。 しかし、年中に進級したら 50代のベテラン教諭のクラスになり、 一気にテンションが落ちてしまいました。 しかも、本人だけでなく 旦那まで気落ちしていました。 その若くて可愛かった先生から今年も 写真付きの年賀状を頂いたのですが、 父子で正月から大喜びしてました。 (すなみん)
- わかりやすすぎやろう。
- 旦那さんまで、わははははは。
- さて、次は名物コーナーですよ!
言うことをきかないときの親のひと言
ただいま4歳の息子が一番恐れていること、 それは「改名」。 かあちゃんの言うことを聞かないと、 改名されてしまうのです。 息子の名前は「○太郎」と言います。 それが、 いつまでもテレビを見ていれば「テレビ太郎」。 いつまでもトイレに行かないと「トイレ太郎」。 かあちゃんに 「もう、今日から君はテレビ太郎だ!」 などと言われると 「ちがう! ○太郎だよ!」と全力抗議。 しかし、「ねえ、テレビ太郎」 「テレビ太郎、おいで」と畳み掛けられると 「テレビ太郎って呼ばないで~」 と泣き崩れてしまいます。 言うことを聞ければ、名前は元通り。 最後に、正しくフルネームで点呼を取り、 大きな声でお返事して、終了です。 つい口から出たような改名が、 まさかこんなに効果を発揮するとは。 自分の名前を気に入ってくれているのだと うれしくもなるかあちゃんです。 (はやた。)
-
名前を変えられると
別世界に行ってしまったような
気分になるのかも。怖いなー。
-
お母さんの口調もきっと怖くて、
効いてるんだと思います。
息子達が苦手だったのは、私の目です。 言う事を聞かない時、目をカッと見開いて、 目だけ下を見て顎を上げて睨むと、 上に白目がでて、非常に怖い顔になるらしく、 二人とも「お母さんやめて~、怖いよぅ~」と 顔色をかえて、怯えました。 きっと母がどうにかなってしまったように 見えたのでしょう。 (もめんこ)
- すごい技だ。
- わはははははは。
私の妹(もう十分大人です)は幼い頃 よくわがままを言い母を困らせていました。 「疲れた。もう歩けない」「○○買って~」 などと言って泣いたり、暴れたり。 特に外出時にわがまま病を発症していました。 ある時、外出時に いつものわがまま病が出て泣く妹。 母はキレてしまい、泣いている妹に 「子供だからって泣けばいいと思って。 泣くのは子供だけじゃないのよ!」 と言って 「わ~ん、○○(妹)が言うこと聞かない~」 大きな声で泣くまね。 「!!!!」 まさか大人(しかも母親)が泣くなんて‥‥ もちろん妹はすぐ泣き止み大人しくなりました。 それ以来「ママが泣く」と言うと 妹は良い子になりました。 でもあの時の一番の被害者は私‥‥。 通行人にじろじろ見られて かなり恥ずかしかったです。 (みっこ)
- これもすごい技だ。
- よく耐えた、お姉ちゃん。
言うことをきかないこどものところに現れる 「例のあの人」ですが、 主人と義弟の元に来るのは 「ぼーやん」だったそうです。 「ぼーやんって何?」と尋ねると、 「ぼーやんは強くて最悪なんだ。歌もあるんだ」 それは 「ぼーやん、チャチャチャ、 ぼーやん、チャチャチャ、 世界のぼーやんー」というもの。 小学生だった主人と義弟は悪い事をすると、 ワイルドな父に両足持って崖から ぶら下げられたりしたそうですが、 それよりもなによりも怖かったのが 「ぼーやん」だったそうです。 甥とぼーやんの歌を一緒に歌っていたら、 主人と義弟に 「どうしてそれを知っている! 秘密なのに!」 いや、あなた方、いつもぼーやんの話が出ると 口ずさんでるじゃないですか。無意識でしたか。 義弟も主人も「ぼーやん、怖いんやで!」と 力強く言うものの具体的な事は 何もわからないままです。 ぼーやんは世界のぼーやんだからすごくて怖い。 秘密だから誰も知らない。 あと、めちゃくちゃ臭いそうです。 (まにちゃん)
- 崖につるされるより怖い、ぼーやん。
- 臭いし!
かわいいとしか言いようがない
今朝、次女がかわいかったので送ります。 私が鏡を見ながら髪をとかしていると 「よいしょ、よいしょ」と 掛け声をかけながら次女がやってきました。 娘「ふー、たすかった!」 私「どうしたの?」 娘「うん、あっちにねー、くまがいるの」 私「くま??」 娘「そう、うそくまがいるの」 私「うそくま‥‥」 娘「うん、かーちゃん、そこで待ってるんだよ」 と言って、向こうへ戻っていく次女。 しばらくして、何か抱えるような格好で またやってきました。 そのまま私の後ろを通り過ぎて玄関へ。 靴を履いてドアを開け、外に出てから 何やらひとこと叫んで戻ってきました。 私「何してたの?」 娘「あのね、うそくまを追い出してたの。 もう行っちゃったからね、 もうこわくないよ、かーちゃん」 かーちゃんがこわがらないように 追い出してくれたんですって。 ちなみに、次女が大きくなったらなりたいのは 「女の子のスーパーマン」なんですよ。 (朝からほっこりな三児の母より)
- かわいいなぁ。
- かわいいとしか、言いようがないなぁ。
-
かわいいとしか言いようがないので、
いくつか連続でどうぞ。
姪がまだ3歳頃の話です。 怒ったようなふりで怪獣のようにふるまう姪に、 母である姉が「キャー! 怖いよう~!」と 泣き真似しながら大袈裟に怖がってあげて、 それをまた喜んで姪は怒るふりを続ける、 という遊びをしていたとき、 姉の怖がり方が真に迫っていたのか 姪はだんだん不安になってきたらしく‥‥。 泣き叫ぶ(ふりをする)母に向かって 姪が慰めるように言ったそうです。 「怖くないよ? こっち見て? ニッコリちてるよ? かわいいよ?」 (全て疑問形に語尾を上げる感じで) 来年大学院に行く程大きく育った姪ですが、 このエピソードがかわいくてかわいくて 未だに時折思い出しては頬を緩めてしまいます。 (Hirominnie)
今朝、ムスコ二人と 園まで歩いていく途中のこと、 突然長男が 「お顔さがしをしよう!」と言うのです。 景色の中で、お顔に見えるものを 探して言い合おう、ということのようでした。 やはり、こういう時は行き過ぎる車の フロントが一番「お顔」っぽいですね。 「トラック眠そうー」 「あの黒い車びっくりしてるー」 (ミニクーパーです) 「ぎん色の車、ちょっといじわるな顔ねー」 などと、どこかゆるーい感想を言い合う中、 突然次男が 「ママッ、ママッ、でみおだよ。 デミオちゃんだよ。 『やったー嬉しいー、ピザだー』 って言いおるーー」 そこには赤いデミオ。満面の笑みでした。 今日の夕飯は、デミオちゃんを思い出しながら ピザ作って食べようかなぁ? そしたら、またあの笑顔を見せてくれる? (タナボタばんざい)
仮面ライダーが大好きなうちの4歳男児。 この間スパイダーマンが観たいと言って DVDを借りてきた。 静かにじっと観てる。 観終わったくらいにパパが帰宅。 息子の最初の一言 「スパイダーマンね、お洋服着てたの。 変身しないの」 今にも泣きそうに目を潤ませながら そう言う息子と、軽くテンパるパパが 愛おしくてたまらなかったです。 (しまぷん)
食後のデザートに梨をむいていたら 2歳の息子が私を凝視しながら、 「きみならできるっ」と。 あっ、はい、これくらいできると思います。 そして肩をポンと叩きながら 「ばんがって!」 ツッコミ所ありすぎて苦笑いでした。 (natsuko)
保育園で使う上靴を新調した時。 名前書くよー、と書こうとした私に、 3歳の娘が 「『しおりだいすき』って書いてよ」 と言いました。 その発想のかわいらしさもさることながら、 上靴に名前ではないしかも文章を書くという 発想の自由さに度肝を抜かれました。 「しおりだいすき」は裏に書きました。 (しおやま)
娘が3歳の頃。 庭先でうとうとしている猫を見て‥‥。 「卵生んでるの?」 「違うよ、ひなたぼっこだよ」 「あー、ひなたぼっこ生んでるのか‥‥」。 この娘、今は自衛官になり、国を守ってます。 (たまごぷりん)
息子5歳の折。 ちょうど今頃の季節だったでしょうか、 久しぶりに厚手の毛布を出したときのこと。 息子が毛布をなでながら、 なにかブツブツ言っています。 「もうふちゃん、もうふちゃん、 ひさしぶりだね。 もうふちゃん、もうふちゃん、 これからはずっといっしょだからね」 ‥‥もちろん真顔。 ヌイグルミに話しかけたりするのは 聞いたことがあるけど、毛布。 思い出すとかわいいのですが、そのときは かわいいというより あっけにとられてしまいました。 (ぽち)
- あー、かわいい。
- もー、このまま毛布にくるまって眠りたい。
-
あかんあかん。
最後にこちらをどうぞ。
- やっぱりほろりとさせるんかい。
ほろりとさせる話
毎朝、ちょっとしたことで 手を煩わす年中さんの次女。 「仕事に遅刻する~」の焦りから 思わず怒ってしまう毎日。 急いで保育所へ連れて行き 「じゃあね!」と背を向けると、 「ママ」と呼び止められました。 「なにっ?」 (内心、時間ないんだよっと思いつつ) と振り向くと‥‥ 「10だけ、ぎゅーっとして」 惚れてまうやろー(微妙に古い)でした。 そして反省しました。時間がないのは 次女のせいではないのにカリカリして‥‥。 仕事に向かう車中、一生懸命涙を我慢しました。 (ミサト)
お兄ちゃん大好きな娘が3歳だった頃の事です。 寄ってくる妹をうっとおしがって 冷たくする兄(5歳)に妹がきれて喧嘩になる、 ということがあまりに頻発していたので、 見かねて私がお説教しました。 大好きな人と喧嘩したって何も良い事ないよ。 寂しいから一緒に遊んでって言えばいいんだよ。 お兄ちゃんも妹と遊んであげなさい。 喧嘩はやめなさい。 というようなことをお説教したと思います。 私も言いたい事が言えたので満足していると、 神妙な顔をする兄の横で 妹はポロポロと泣き出して、 「なんで○○とお兄ちゃんは けんかしちゃだめなんだよー! パパとママはいっつもけんかしてるでしょー! パパとママだけけんかしてズルイよーー!!」 と言われてしまいました。 ちょっと自己陶酔に浸りながらお説教した直後に 娘の言い分があまりにも的確だったので 「おっしゃるとおりです。ごめんなさい」と 3歳の娘にただ謝ることしかできませんでした。 (ピラニアまま)
甥っ子(7歳)が 一番の仲良しと喧嘩をして帰ってきました。 玄関を開けて開口一番に 「なんかな、○○くんにな、 もうともだちじゃないってゆわれた」と、 靴も脱がず玄関に立ち尽くしていました。 本人は何もしていないつもりなんだけど、 帰り道に突然そう言われたと。 いつもは、ずーっと喋りっぱなし アンド怒られっぱなしのザ・お調子者の1年生。 なのにこの日ばかりは、 布団にくるまって部屋にこもっていたり、 だいすきなアイスも無言で食べ、 おにいに話しかけられても返事はそぞろ、 見てるんだか見ていないんだかわからない様子で ぼーっとテレビを見ていました。 「気になるんなら明日聞いてみたら?」 と言っても、 「え? 別に気になってないし」 「明日になったらきっと○○くんも忘れとるし」 と、気にしてません感を必死に演出。 翌日の朝、「仲直りしておいでよ~」 と言って送り出しました。 そして、数時間後、帰ってくるやいなや、 「○○くんとなかなおりしたよー!」 と玄関から元気な声が。 詳しく聞いてみたら、朝、学校に着いてすぐに 靴箱のところでバッタリ会ったんだと。 おはようよりも前に 「きのうはごめんなさい!」 と自分から言ったらしい。 「そしたらな、○○くん、笑っとった!」 とうれしそうに教えてくれました。 なんで怒ってたのかは、 「んー、わからん!」とのこと。 いつも通り、1日中、一緒に遊んで、 一緒に帰ってきたみたいです。 当然仲直りするだろうと思っていたけれど、 お調子者で口ばっかりになりつつある弟が、 自分から謝ったことに妙に感動してしまって、 ‥‥泣けました。 朝一番に謝るなんて、 めちゃめちゃ気にしてたんじゃん! という意地悪なツッコミに、 めちゃめちゃはにかむ、いつものお調子者。 もっともっと大きくなれー! (momoringo02)
長男4歳、長女2歳の頃のことです。 ある日突然、外遊びから帰った長男と長女。 「おかあさん! おかあさんは おかあさんで生まれたんでしょう? おばあちゃんは、 おばあちゃんで生まれたんだよね! ずうっと、ずうっと、おばあちゃんだよね。 ぼくは、ぼくで生まれたし! ○○ちゃん(長女)は、 ○○ちゃんで生まれたし! だからおかあさんは、おかあさんで、 おばあちゃんにはならないよね! ならないよね! おかあさんが、 おばあちゃんになるのは、いやだからね! ぼくはいやだぁー! いやだぁー! ○○ちゃんもいやだぁー! いやだぁー! おかあさん! おばあちゃんにならないで! ぜったい! ぜったい! おばあちゃんにならないでね」 二人の目には大粒の涙が。そのうち二人は、 「いやー、いやー」と言いながら わんわん泣きだしてしまいました。 私もその可愛らしい姿を見ているうちに 涙が溢れてきて、おかあさんは、おかあさん、 おばあちゃんにならないから‥‥。 ならないから大丈夫よ! と3人抱き合ってわんわん泣きました。 あれからウン十年、お陰様で未だ おばあちゃんになっていません。 (ぶたちゃん)
弟が結婚する時、母に言ったそうです。 「これから何があっても、 俺は○○(お嫁さん)の味方だから。 母ちゃんの方には付いてあげられないから、 そこはわかって」 母は長年、祖母にいびられていました。 助けて欲しい時に父は知らんぷりどころか、 一緒になって母を責めていました。 私達が小さい頃からその状況だったので、 それが普通で、ひどい嫁いびりだと気付いたのは けっこう大きくなってからです。 祖母は私達、孫には優しかったし。 そんな訳で、母は。 お父さんからその言葉、言われたかった! とか お母さんのことちゃんとわかってたんだ。とか そんな風に思える相手に 巡り会ったんだねえ。良かったな~。とか 色んな感情が渦巻いたそうです。 「息子がこんなに立派に育ったんだから、 あのつらい数十年も吹っ飛んだ」と 涙ぐみながら話してくれました。 (もめる事なく幸せです)
旦那さんとふたりで始めた小さな診療所も、 15年も経つと、開業当初、熱を出したり、 喘息発作で来ていた子ども達もお年頃になって、 久しぶりに来た顔をみると、 お化粧してたり、ひげがはえてたり‥‥。 そのうち、自分の保険証で来るようになって、 みんな大きくなったなぁ~って、 感じるこの頃でした。 先日、うちの子供が幼稚園時代のママ友が、 お嫁さんを連れて来院しました。 その旦那さんは、 うちの一番下と同級生!(娘は19歳) 新しいパパさんは、私の頭の中では、 今でも可愛い小学生でとまったままです。 感慨深いです。 (てくてくわかめ)
今は高校生になった子供達が幼稚園のころ、 父親の私は、料理が不得意ではなかったので 毎日お弁当を作っていました。 (その当時妻は癌で 余命いくばくもありませんでした) 幼稚園で、食事前にあいさつで 「お母さんありがとうございます、 いただきます」 と一般的にされていたようです。 子供達は違和感があったようで、 ある日弁当に手をつけず涙を流したそうです。 「うちは違う、パパが作ってるから‥‥」 その後言葉が出なかったようです。 次の日から 「食事を作ってもらって感謝」 に変わったそうです。 その子供達も高校生、 いまだに弁当作る毎日ですが、 パパは弁当作って楽しいよ。子供に感謝。 (アリサ パパ)
夕方、保育園に二人の息子を お迎えに行った帰り、 何かを見つけた二人は、 私とつないだ手を同時にほどいて 走っていったことがありました。 それを見て、 二人とも走れるくらい大きくなったんだな という思いと、 いつかこうして私から 遠くに離れていっちゃうんだろうな という思いがこみ上げてきて、 泣きそうになりました。 息子たちと一緒にいると、 日々が永遠に続きそうな気がするけど、 本当は限りがあることを その時初めて実感しました。 でもそんなおセンチな感情は一瞬のことで、 家に帰ればバタバタして怒鳴り散らし、 「ちょっとでいいからよそに行っててくれ!」 と思う毎日です、今でも。 (ざうむい)
月が見えると 「やったぁ、おっきさまだ! おっきさま、こんばんばー!」 と挨拶する、月が好きな3歳の息子。 珍しく夜泣きしてなかなか泣きやまず 寝てくれなかったとき、ふと思いついて 「お月様見にいこうか」と言うと、 泣きながら頷く息子。 抱っこで外にでると 雲に隠れて月は見えませんでした。 「お月様ねんねしちゃったみたいだね。 ○○もねんねする?」と聞くと 「ねんねするー」と。 部屋に戻ったら 嘘のようにすんなり寝てくれました。 子供の素直さにきゅんとした思い出です。 (むっくり)
- ‥‥‥‥。
-
ちいさな子どもといっしょに過ごす時間や
自分が子どもでいたときの時間は。
- あんがい短いんだよね。
- (しーん)
-
いかん!
まだ週のはじめだ、
こんなにしんみりしていては。
- 明日も続きまーす!
「こども ビームス」さんと、
母子手帳ケースとしてもつかえる、
あたらしいタイプのカバーをつくりました。
なまえは、「&こども」。
つかいやすく、しかもおしゃれでかわいいカバーです。
)くわしくはこちらをどうぞ
「ほぼ日ハラマキ あたためるもののお店」で
いま、子どもサイズのハラマキを販売しています。
これまで人気柄をピックアップしたり
人気のものを再生産して、WEBのお店に並べています。
おかあさんと子どもで、おそろいにもできますよ。
サイズがなくなってきているものもありますので、
欲しい柄があったらどうぞおはやめに。
この冬は、親子でしっかり、あたためよう!
)くわしくはこちらをどうぞ
2012-10-15-MON