子どもの話はおもしろいに決まってる。
だからわざわざやらなくても‥‥
というわけでもないんですけど、
これまで「ほぼ日」では、
子どもとか、子育てを軸にしたコンテンツは
あんまりやってこなかったんですよね。
よそでもやってるし、親バカっぽくなっちゃうし。
でも、ぼちぼちやってみようかな!
と思っていたところ、ちょうどタイミングよく
「&こども」という子育てに役立つことを考えた
「ほぼ日手帳」のカバーができあがりました。
じゃあ、その記念にということで、
短期集中的に「子ども投稿企画」をはじめますよー。
全国のママさんパパさん、ぜひご参加ください!
担当は、永田とスガノです。どうぞよろしく。
クリスマスですから、こどもの話を。
- ‥‥‥‥シャンシャンシャンシャン。
- んん?
- シャンシャンシャンシャン‥‥。
- なにそれ? なに言うてんの?
- 鈴の音、鈴の音。シャンシャンシャン‥‥。
- 鈴? なに?
- (やおら、クラッカーをパーン!)
- うわぁっっ! びっっっくりしたわ!
- メリーーークリスマス!!!
- やかましいっ! スパーン!
- イタタタ‥‥。 スリッパで後頭部をはたくなよ。
- 久々に出てきて、なんやのん。
- クリスマスや。クリスマススペシャルや。
- なにがいな。
-
「ほぼ日&こども」、
クリスマススペシャルバージョンですー!
短いあいだですが、
「クリスマスと子ども」というテーマで
メールを募集いたしますー!
-
なるほど、なるほど。
最初から、そう言うたらええねん。
しかし、「クリスマスと子ども」て、
そんなにエピソードあるかな。
-
ありますあります、というか、
すでにここに、こんなにあります。
- え? どゆこと?
-
じつは、10月にこのコンテンツをやったとき、
クリスマス関係の子ども話がけっこう来てて、
「あ、これはクリスマススペシャルができる」
と思って、キープしてたんですよ。
- かーーーっ、こすい。こすっからい。
- こすからないっちゅうねん。
- がめつい。いかつい。いかすい。
-
がめつないっちゅうねん。
いかつないっちゅうねん。
若干、胃下垂やっちゅうねん。
-
そんなんどうでもええわ。
ほなはよ読ませてや。
-
はいはい、じゃ、今回は、
こういうエピソードを募集してますという
サンプルのように読んでください。
「ほぼ日&こども」、クリスマススペシャル!
-
メリークリスマスと叫びつつ、
こどものクリスマスエピソードを
読んでいきましょうー。
みなさまからの投稿も待ってますよー!
クリスマスと子ども。
現在、小3の息子は1年生の時から 毎年、サンタに欲しいものを 伝える手紙を書いている。 その時のサンタへの労いの言葉は上から目線。 小1「いつも12月25日にがんばっているね。」 小2「ぼくがほしいのは3DSの白。 ちょっとたいへんかもしれないけど、 がんばって。」 今年の労いにも期待。 (Wii Uと書かれたら確かにたいへん)
- しょっぱなから、なんとも微妙なおもしろさ。
- 「がんばってるね」て。上司か。小1のくせに。
クリスマスが近づいたある日デパートで、 等身大のダンシングサンタを3歳の娘が発見。 ジーッと見つめていたかと思ったら、 私の服を引っ張り 「言って! 言って!」「‥‥?」 「プレゼントのこと! 言って!」 「あ〜! クリスマスプレゼントのことね。 それは自分で頼まないとね」と言うと、 ダンシングサンタさんにパンパンと柏手を打って 「○○ください! お願いします」 と頼んでいました。かわいい姿でした。 クリスマスプレゼントには 娘の頼んだものがちゃんと届きました。 (パンダコパンダ)
-
かわいいなぁ。
3歳の女の子にとっては
神社もクリスマスもいっしょや。
-
ちなみにうちの子は、
あの、ダンシングサンタを
けっこう真剣に怖がってました。
- あ、わかる。ちょっと怖いねんな、あれ。
-
つぎの話も、そういう、
怖がり系のエピソードです。
娘は着ぐるみが怖い子供です。 ディズニーランドでも7人の小人たちが 歩いてくるのを見て泣いていました。 年長になってもまだ苦手。 どこへ遊びに行っても とにかく着ぐるみを避けて行動します。 昨年のクリスマスにサンタさんへ書いた手紙は 「おこさないでください」でした。 彼女の中でサンタさんは 着ぐるみに分類されているようです。 (しおやま)
-
わははははははは、
サンタに「ドント・ディスターブ」と。
-
とにかく、そっち方面の世界とは
関わりたくない、という逃げ方やな。
娘が5歳(年中さん)の頃。 もうすぐクリスマス、ということで、 保育園で先生も交えお友達とプレゼントに 何をお願いするか盛り上がっていました。 ぬいぐるみやおもちゃなど いろいろみんなが口にしているときに 娘(4月生まれ、お姉さんポジション)が 「わたし、お化粧セット!!」と高らかに宣言。 ‥‥翌日、クラスの女子全員が 「サンタさんにお化粧セットお願いする〜」 となってしまいました。 クリスマスまであまり日がなかったので、 かなーりよそのお宅にご迷惑を おかけすることになっちゃいました。 (すっぴんママ)
-
プレゼントをお願いするにも、
それなりにセンスが必要やねんな。
-
そうそうそう、アホ男子とかだと、
プレゼントの要求が両極端だったりね。
「自分のテレビが欲しい!」
「‥‥それはサンタさん、無理でしょ」
「じゃ、バンドエイド!」
「えーーー! もっとなんかないの?」
みたいな。
- あるある。わかるわかる。
うちのイトコ(2人姉妹)は 毎年、サンタさんに おもちゃと一緒にお菓子の入った長ぐつを 持ってくるように要請していました。 サンタさんもデレデレなので、 必ず長ぐつをつけてくれていたそうなのですが、 あるクリスマスの早朝、物音で目覚めた叔母が、 真っ暗な部屋の中で、妹の長ぐつから 自分の好きなお菓子を抜きとる姉の姿を目撃。 黙って見ていると、 どうでもいいキャンディーなんかを ポイポイっと妹の方につめて きちんと量と見た目を揃え、 綺麗にリボンを結び直して お布団に戻っていったそうで。 翌年から、大きい長ぐつをひとつ。 叔母の監視下で開封し、分配するよう ルールの変更が行われたらしいです。 当時まだ幼稚園児。女子ってすごい‥‥。 (北の庄)
- わはははははははは!
幼稚園の頃です。 クリスマス会があった日の帰り道、 お迎えにきた母に 「今日、サンタさん幼稚園に来てん」と言ったら 「それ、園長先生やで」と いともあっさり正体を明かしました。 オイオイ母よ、話くらい合わしとこうよ。 まあ、私も私でさほどショックでもなく 「ふぅん」と流したのですが。 (ミズタマ)
- お、来ましたね、「サンタの正体」問題。
-
親にとっては
たのしくもあり、悩ましくもあり。
-
誰に聞いてもそのあたりの話は
おもしろいもんなー。
- つぎも、そうとう微妙でおもしろいですよ。
ある冬の日、私と4歳違いの姉とで かくれんぼをして遊んでいたとき、 隠れようと開いた押し入れの中に 赤い包み紙にくるまれ、 リボンのかかった箱が置いてありました。 姉は 「これを見たことは 誰にも言っちゃダメだからね!」と私に囁いて 何事もなかったように襖を閉め、 12月25日の朝にはその箱が 我々の枕元に置かれてありました。 まだ2歳か3歳だったからでしょう、 私にとってのクリスマスは 「サンタさんが来る日」というよりは 単に「おもちゃをもらえる日」でしたので、 贈り主が誰であろうと関係なく、 当然、取り立ててがっかりもしませんでした。 その後もずっと、クリスマスというのは 「親はサンタ名義でこっそりプレゼントを用意し 子供はそれに気付かないふりをする行事」 「プレゼントがどこから来るのかについては 本当はみんな知っているけど 言うのはマナー違反なので、言わない」 と思ったまま大きくなりました。 小学校に入ってから、サンタさんの実在を信じる という友人が何人かおりましたが、 「彼らは親切な良い子なので、 マナーを守っているのだ」と思っていました。 もう少し大きくなって 「サンタさんいつまで信じてた?」という 話題が出始める頃になっても、 サンタクロースって本当にいるの? という有名な本を読んでも、とにかく 「みんな、よくマナーを守ってえらいな。 かつて信じていたという お芝居までして‥‥」と思っておりました。 サンタの実在を信じる子供が 本当にこの地球上に存在しているのだ、 と気付いたのは大学に入ってからでした。 何がきっかけだったかは忘れたんですが、 ニュートンのリンゴ、 アルキメデスの風呂の水のように たぶん何気ないところで ある日突然気づいたのです。 「あれは、マナーじゃなかったんだ!」 「本当に信じていたんだ!」 世界が何もかもひっくり返るほどの衝撃でした。 サンタさんの実在を信じていた子供が プレゼントの出所を知ったときの衝撃は ちょうどあのくらいなんでしょうかね‥‥。 誰に話しても共感してもらえないのですが、 そろそろ年の瀬が近づいて 「サンタさんをいつまで信じてたか」 問題が話題になるたびに、 一回転した自分の気持ちを説明したくなるのです。 (はと)
-
はーー、なるほど。
こういうパターンもありますか。
- サンタとこどもは、ほんとにおもしろい。
-
子どもはサンタをいつまで信じるのか?
親は子どもにサンタを
いつまで信じててほしいのか?
-
そうそう、そのあたりでひとつ、
我々はちょっとした遊びを
準備してるんですよね。
- はいはい。明日には発表できるかな。
- 題して「サンタクロースからの告白」。
-
どうぞおたのしみに。
それはそれとして、みなさまからの
投稿をお待ちしています。
-
どうぞよろしくお願いします。
それでは、また明日ー。
- また明日ーー。
「こども ビームス」さんと、
母子手帳ケースとしてもつかえる、
あたらしいタイプのカバーをつくりました。
なまえは、「&こども」。
つかいやすく、しかもおしゃれでかわいいカバーです。
)くわしくはこちらをどうぞ
「ほぼ日ハラマキ あたためるもののお店」で
いま、子どもサイズのハラマキを販売しています。
これまで人気柄をピックアップしたり
人気のものを再生産して、WEBのお店に並べています。
おかあさんと子どもで、おそろいにもできますよ。
サイズがなくなってきているものもありますので、
欲しい柄があったらどうぞおはやめに。
この冬は、親子でしっかり、あたためよう!
)くわしくはこちらをどうぞ
2012-12-20-THU