子どもの話はおもしろいに決まってる。
だからわざわざやらなくても‥‥
というわけでもないんですけど、
これまで「ほぼ日」では、
子どもとか、子育てを軸にしたコンテンツは
あんまりやってこなかったんですよね。
よそでもやってるし、親バカっぽくなっちゃうし。
でも、ぼちぼちやってみようかな!
と思っていたところ、ちょうどタイミングよく
「&こども」という子育てに役立つことを考えた
「ほぼ日手帳」のカバーができあがりました。
じゃあ、その記念にということで、
短期集中的に「子ども投稿企画」をはじめますよー。
全国のママさんパパさん、ぜひご参加ください!
担当は、永田とスガノです。どうぞよろしく。
クリスマスと子どもの話。
- 例によって、たくさんのメールが届いてますー。
-
ありがとうございますー!
メリークリスマスー!
-
それではさっそくみなさまからの
メールをご紹介‥‥するまえに!
- するまえに!
-
ひとつ、お知らせです。
昨日、ちらっとお伝えした、
スペシャルなオマケ企画をご用意いたしました。
「サンタクロースからの告白」
というお手紙です。
-
みなさまからのメールをご紹介したあとに
あらためて説明させていただきますねー。
-
そんなわけで。
まずはみなさまからの投稿を
どーんとご紹介しましょう。
- 今回もクオリティ高いなぁ。
-
まだまだ投稿は募集中ですので
どしどしお送りくださいー。
-
メリークリスマスー!
あ、そや。これ言わな。
サンタクロースがやってくるおうちの
子どもたちは、
このページは読まないほうがいい。
そのまま、24日にサンタを
かしこく待っとってや。
-
せやな。
子どもはパーンと、
このページを閉じてしまってくれ。
-
なにせ、いい子のとこしか
サンタは来ないからね〜。
-
そいじゃ、はじめますー。
メリークリスマスー!
自分でも覚えているので、 けっこう大きくなるまで 続いていたと思うのですが‥‥。 12月に入ってしばらくすると、毎年、 「煙突買って!」とおねだりしてました。 (ようこ)
- ふははははは。ええな。
- うん。ええな。
私がこどもだった頃、 豆電球をぴかぴかさせた プラスチックのクリスマスツリーは まだ珍しいものだったと思います。 そんな時代に、我が家はリアルな 本物の木のツリーを飾っていました。 おじいちゃんがどっかからとってきた 松の木の枝で‥‥。 それに綿を雪のように飾ったりして 「うちのは本物だもん」と誇らしげな私でした。 (ハマッコ)
-
そうそう、昔は、ピカピカ光るツリーは
お店に飾ってあるものだった。
-
そんな時代に、
ホンモノの木のクリスマスツリー!
けど‥‥松て。
- 松て。
9歳下の妹がいます。 親がめんどくさがってサボったため、 彼女の初めてのサンタさんは私でした。 中1でサンタさんデビューしたことは、 少し自慢です。 (コディー)
- 中1にして、サンタデビュー!
-
同級生には、まだサンタを
信じてる子もおったかもしれんのに。
慎重で用心深い長女、2歳のクリスマス。 朝、枕元にあるプレゼントを見て 表情をこわばらせ、 なかなか手に取ろうとしませんでした。 3歳のクリスマスでは、事前に 「プレゼントいらない。 あのね、もういっぱい おもちゃ持ってるから」という 必死(気遣い込み)の願いを語っておりました。 サンタだろうがなんだろうが、 知らないおじさんが夜部屋に入ってくるなんて 許せなかったようです。 4歳の今年は、 「プリキュアの○○ほしいって言っておいて!」 と元気に私に伝言してます。 慎重とは言ってもそこはゲンキン女子の底力。 知らないおじさんの恐怖を 吹き飛ばしたようですよ。 (じじ)
-
かわいらしいなぁ。
サンタを怖がってる女の子、
けっこう、いてたな。
-
ま、言われてみれば、
「知らんおじさんが家に入ってくる」
っていうのは、たしかに怖いかも。
上の子は年長さんの時に 「お姉ちゃん」になりました。 その年のクリスマスイブの夜。 お姉ちゃんは寝ている弟の布団をそっと剥いで、 自分で画用紙に描いて切り取った長靴を、 寝ている弟の脇の下に 挟んでいるではありませんか。 「これがないとサンタさん 来てくれないんだよ」と‥‥。 まだ生まれて2ヶ月しか経っていない 下の子へのプレゼントなんて 考えていなかった私はビック仰天。 お姉ちゃんを寝かせてから 近所のコンビニに走りました。 (長靴のお菓子)
-
なるほど!
親としては、生後2ヵ月の赤ちゃんに
プレゼントは考えないよなー。
-
けど、子どもからすると、
プレゼントがもらえて当然やもんな。
今朝、朝食の席で小2の長男が、 「○○君(クラスメイト)は サンタクロースがラクテンだから、 25日じゃなくて 28日にプレゼントが届くんだって!!」 と、何の疑問もない様子で言いました。 なので思わず、 「そっかぁ、サンタさんも 世界中の子供のプレゼントを調達するから、 最近はラクテン(楽天)も使うし、 25日に間に合わないこともあるんだねぇ。 ○○君のところには、サンタさんから そういう手紙でも届いたのかな?」 とさらっと返してみたところ、 「うん、そうみたいだよ!」とのこと。 我が家はAmazonが多いので、 長男が「楽天」を正確に 理解しているとは思えなかったのですが、 まだサンタを素直に 信じている(と思われる)様子だったので、 とりあえず「ラクテン」について それ以上追求するのはやめておきました。 (ときはは)
- 「恋人がサンタクロース」ならぬ‥‥。
- 「ラクテンがサンタクロース」や。
- ♪ラクテンがサンタクロース〜
- ♪アマゾンもサンタクロース〜
- ♪ネットの国から来る〜
父親であれば、幼稚園でサンタさん役を 演じたことがある人は多少いるでしょう。 その時の苦労は子供にばれないようにすること。 わたしも赤いサングラスをしたり、 大きな髭をつけたり声を変えたり いろいろやれることは全部行って 万全のつもりでした。 妻からも「ばれない」と お墨付きをもらってサンタしたのです。 しかし、我が子の番になったら じーっと足を見ているのです。 靴までは考えませんでした。 もうバレバレでした。 我が子のサンタ伝説はそこで終わりました。 (さけのみ)
-
靴、声、筆跡。
このあたりが「ばればれポイント」やな。
-
そして、もうひとつ、けっこう重要な
「ばればれポイント」があります。
こちらをお読みくださいー。
忘れもしない去年の12月25日の朝、 息子は枕元に置かれたプレゼントを見て、 目を輝かせました。 包み紙を開けると、そこには任天堂3DS。 息子がずっと前から サンタさんにお願いしていた物でした。 大喜びして箱を開け、 すぐに遊び始めるかとおもいきや まっ先に保証書を確認し始めました。 そして、購入した店の欄には 「イトーヨーカドー○○店」の印。 (いつも買い物する近所のスーパーです) 奇跡的に小5までサンタさんを 信じてくれていた息子でしたが、 それを見た瞬間、真実を悟ったようです。 そういえばラッピングをお願いした時、 店員さんに「保証書どうされますか?」って 聞かれていたのです。 その時は意味がわからず 「へ? もちろん入れておいて下さい」 なんてお願いしてしまったのが失敗でした。 教訓:ゲーム機を買う時は 保証書は別にしておきましょう。 (銀座博品館あたりで買っておけば良かった母)
- ああー、「保証書」なー。
-
最近は、包装紙は、お店の名前を入れないのが
当たり前になってきてますけど、
「保証書」はやっかいですよ。
-
たしかに、たしかに。
もらわないわけにはいかないから、
別にしてもらって保管するべきですかね。
- うん。あと、こんな投稿も‥‥。
たしかDSが発売された頃のクリスマスです。 小学校3〜4年位だった姪は サンタさんにDSをお願いしてました。 ちゃんと願いは聞き届けられ、DSを手にした姪。 ふと気付いた保証書のハンコ。 近所の家電量販店の名前が押されていました。 「サンタさん、○○(家電量販店)で DS買ったのかなぁ‥‥?」 周りの大人は一斉にギクッとなり 押し黙っていると、姪が言いました。 「あ、そうか、こしょうした時に しゅうりしやすいように 近くで買ってくれたんだね! さすがサンタさん♪」 ホッとしたと同時に かわいいこと言うなぁと目尻が下がりました。 (Hirominnie)
- ええ子やなぁ。
-
保証書で足がつきそうになった場合は
「修理のためにサンタさんがそうしてくれた」
という言い方もできることを
覚えておきましょう。
- 「足がつきそうになった場合」て。
先日、小3の娘が友達と パソコンで調べたいことがあると言い 何やらコソコソと調べ始めました。 そうです‥‥ この時期こどもたちが 最も知りたいことのひとつである 「サンタさんの正体」。 Wikipediaや、キッズ用のWebにたどりつき サンタさんは本当にいるとゆう結果に 満足そうな、そうでないような雰囲気でした。 ホッとしたのもつかの間、 翌日には正体は親であると 友達から聞いてしまったそうです‥‥。 (ぽんず)
-
しかし、友だちから聞いてばれるのは
いちばん正しいばれ方と違うかな。
-
ばれる、ばれない問題は、
たくさんメールが来てましたねー。
-
ある意味、
サンタの思い出話のハイライトですからね。
うちは両親からのクリスマスプレゼントと、 サンタさんからのプレゼントと、 出所が2つに分かれていたために 何の疑いもなく、小学校6年生まで本気で サンタさんを信じていました。 「あれは親だぜー! バカだなー」 と言ってくる男子がいても 何言ってるんだろう、 パパママからはちゃんともらえるのに。 きっとあの子は良い子にしていないから サンタが来ていないんだ! バカって言ったら自分がバカだし、 とかわいそうに思っていました。 毎年サンタさんになが〜いお手紙を書いて 枕元に置いていたのですが お返事が父の字にすごく似ているなぁ と思ったこともありました。 が、それを父に話したところ 「サンタさんはそのおうちの パパの字や絵に似せて書くことができる 特殊な能力を持っている」と言われ、 やっぱりサンタさんてすごいんだなぁ!! と尊敬して終わりました。 ところがあれは忘れもしない小6の冬、 父に例年通り 「今年はサンタさんにスケボーをお願いしたから パパママからはゲームにするね!」 と言ったところ、父からあまりにあっさりと 衝撃の事実を聞かされました。 「ほんとはサンタさんがパパだって もう知ってるくせに〜(笑) プレゼント2個もらおうとしてずるいな〜! 今年までだぞ!」といともあっさりと!! あまりにショックすぎて号泣する私、 小6なのに本気でまだサンタの存在を 信じていた娘を知った父は焦って私を膝に乗せ、 頭をなでながらひたすら謝り続けました。 以来、毎年このシーズンと スケボーを見る度に切なくなります。 (rikarat)
-
でも、失敗したとはいえ、
ええお父さんやんなー。
ちょっと泣けてくるわー。
- うん、うん。
当時の私は幼稚園児。 クリスマス会からの帰り道、 迎えに来てくれた母に 「サンタさんっていないんだよね?」 と聞きました。すると母は 「いないよ、でもお友達には 夢壊すから言っちゃダメだからね」 と答えてくれました。 お母さん、夢を壊しているのはあなたです。 もう少し夢見ていたかった。 (あず)
- あかんやん、おかん。ドライすぎ。
- もっとドライなのありますよ。
- どれどれ?
友人は息子に 「サンタはね、死んだのよ」と言って 行事は終わったと話していました。 (私のサンタはいないのかしら45歳母)
- ひーーーー。
- 殺すな、殺すな。
我が家では、 言うことを聞かない子のクリスマスには、 プレゼントではなく大量のジャガイモが届く、 ということになっておりました。 何ももらえないより 大量のジャガイモが届く方が衝撃的らしく、 しかも、よその子がプレゼントをもらう中、 自分だけがゴロゴロと転がる ジャガイモを見つめて呆然とする姿は リアルに想像出来るためか、効果絶大でした。 「へぇ〜。ジャガイモが届いてもいいんだ?」 「サンタさんにジャガイモって言っとく」 などなど、バリエーションを駆使し1年間。 プレゼントとジャガイモの落差が 大きければ大きいほど効果が長持ちするため、 クリスマス当日には、壮大なる演出が必須。 親も毎年どうやって渡すかの 演出を練りに練るのは楽しみでした。 今は中学生になり、 「サンタクロースは親だよねー」なんて言う娘。 テストの点が良かったらとか、 つまんない交換条件での 取り引きのようになってしまいました。 ジャガイモと聞くだけで、ひぇ〜とおののき、 真剣に言うことを聞く娘を見ながら クリスマスの演出を練っていたころが 懐かしいです。 (あいちん)
-
プレゼントがジャガイモに!
これはつらい!
-
前のシリーズでやった「ナマハゲ」とかと
通じるものがあります。
毎年我が家のサンタさんは リビングのツリーの下には おもちゃなどのメインのプレゼントを、 枕元には中身は食べちゃった 空のお菓子用ブーツを置いておくと 新しいお菓子を詰めて行ってくれます。 長男が4歳の年、毎日言うことをきかない わがまま期で手を焼いていました。 そんな折、ドイツでは、 言うことをきかない悪い子にはサンタは 石炭を持ってくることがある‥‥と知りました。 これだ、使える! と思った私は ことあるごとに、サンタさん石炭かもねーと 脅しをかけていましたが、 まあ効果があったのも束の間‥‥。 そうして迎えたイブ。 その日も片付けしないだか何だかで大喧嘩。 息子たちが寝静まった後、 私、工作用紙粘土で石炭作りました。 ヒーターの前に置き急ぎ乾かし、 油性黒マジックを重ね塗り。 かなりいい石炭ができました。 そして、1歳になる次男のブーツにはお菓子、 長男には石炭を詰め眠りにつきました。 翌朝誰よりも早く目が覚めた長男。 ぱっと目に入ったのは次男のブーツのよう。 「わあっ!! 弟くん、サンタさんきたよ!! おかしはいっているよ‥‥」 アレ‥‥? ぼくのは‥‥? 異変に気付いたようです。 正座したまま石炭いりのブーツを凝視。 次の瞬間、「サンタさんのばかあああ」と 半べそで、部屋を飛び出しました。 次に聞こえたのは 「あっ! こっちにはあった! あったよーーー!」 ツリーの下にあった欲しかった おもちゃの包みを見つけたようです。 布団の中で薄目を開けて 笑いを堪えるのが大変でした。 (Jun)
- こっちは石炭! しかも自作!
-
ショックやったろうなー。
ほんとのプレゼントがなかったら
トラウマになりそう。
私の息子はLEGOおたくでした。 彼が4年生の時、 たぶんサンタクロースを疑ったんです。 「今年は、4万円のLEGOロボットを サンタさんに頼む。 お父さんは買ってくれないけど、 サンタさんだからきっとくれるよね?」 この発言を「試されている」と思った 私たち夫婦はがんばりました。 なんと、アメリカのオークションで 英語版の中古のロボットをGETしました。 親切なアメリカの方は、 まるで新品のように箱につめ直し、 しかもジップロックで説明書どおりに ブロックを種類ごとに 袋詰めしてくださいました。 そして、一万円はしませんでした 日本語のまったくないプレゼント。 しかもジップロックづめ。 中古品という認識のなかった息子は‥‥ 信じました。サンタを信じました。 「お母さん、サンタって本当にいるんだね。 こんなの売っていないものね」 そんな息子も中学3年。 いつから信じなくなったのか親はわかりません。 (たかひろりん。)
-
あかん、この、
「ムキになる親」シリーズ、たまらんわ。
-
なんていうの?
もう、クリエイティブだよね、動き方が。
- つぎの投稿も、なかなかのサンタテクやで。
- 「サンタテク」(笑)。
- 「サンタテクニック」の略や。
私が小学1年の時のクリスマスの話です。 サンタさんは実は親ではないかと 疑いだしていたのですが、 その年にプレゼントと一緒に届いた サンタさんからの手紙に度肝をぬかれました。 「12月8日までに児童館に返すはずの本を まだ返していませんね」 今思えば、児童館から家に 電話があったのでしょう。 でもこの時私は 「親も知らないことを知っているってことは、 やっぱりサンタさんは親じゃなかった!」 と激しく思いました。親に 「サンタさんから どんなお手紙もらったの?」と聞かれたこと、 手紙だけは見せられなかったこと、 その日の学校帰りに本を返しにいったこと、 あれから30年近く経ちますが、 はっきり覚えています。 肝心の、何をもらったのかは忘れましたが‥‥。 (うやこ)
- ひらめいたんだろうなぁ、お母さん。
-
「まだ本を返してませんね」、と。
これでよし。しめしめ。
- 効果絶大。
- つぎの「サンタテク」もなかなかですよ。
うちの子たちが幼稚園児〜小学生のころ、 我が家のサンタクロースは 夕食時に玄関前に来ていました。 呼び鈴が鳴って子どもたちが玄関に行くと、 足元にはクリスマスプレゼントが。 なのにサンタさんはもういない。 「えーっ! サンタさんが ピンポンダッシュ!?」と子どもたち。 プレゼントを抱えて大興奮の子どもたちは、 夜空に向かって大きな声で 「サンタさぁーーん! ありがとぉーーー!!」 と言ってから家の中に入ります。 カラクリは単純です。 夕食を食べている最中、母である私が、 空き瓶やゴミなどを片付けるふりしながら、 勝手口から外へ出ます。 勝手口に隠しておいたプレゼントを 玄関にそっと置きに行き、呼び鈴を押して、 ダッシュで勝手口から部屋に戻るわけです。 部屋に戻ると、 もう、子ども達は玄関で大騒ぎです。 ダッシュで戻ってきた私は 「ハァハァ」言いながら プレゼントを抱えた子どもたちに 「えーっ! サンタさんが来たのぉ? すごいじゃん」などと言いながら 一緒にプレゼントをあけます。 子どもたちがだんだん大きくなるにつれ、 「サンタさんの手紙、お母さんの字に似てるね」 などと言われ、戦慄が走ったりしました。 19歳と17歳になった二人は このカラクリをまだ知りません。 クリスマスのたびに 「どうやってたの? 向かいの渡辺さんに頼んでたの?」 などと聞いてきますが、 二人に子どもが出来たら話してやろうかな? (よるねこ)
- もう、なんだ、密室トリックかと。
- 体力的にもがんばってはる。
私が子どもの頃、 我が家では、クリスマスの決まりがありました。 24日の、少なくとも1週間前までに サンタクロースに手紙を書くのです。 しかし、その手紙は投函されません。 住んでいたマンションの窓に、 「外に向けて」貼るのです。 母曰く、 「サンタクロースは世界中の子どもに プレゼントを配るので、準備も忙しい。 だから、助手のクリスマスの精が空を飛んで、 みんなのプレゼントを調べに来る。 サンタさんあての手紙を外に向けて 窓に貼っておけば、 欲しいものがちゃんと伝わる」 さらに24日の晩は、家族の分だけでなく ケーキを一切れ、 サンタクロース用に準備します。 そのケーキは、子ども部屋の机の上に 「サンタさんへ おつかれさまです。たべてください」という 妹と連名の手紙を添え、置いておくのです。 マンションは煙突がないので、入れるように この日だけは、 子ども部屋の窓のカギはかけません。 目が覚めると、枕元にはプレゼント。 そして机の上の皿は空になっていて 白いメモ帳にぎこちないカタカナで 「ゴチソウサマ」と書いてありました。 (今考えると、 父のカタカナにそっくりなのですが) こんなわけですから、 小学校の3年生くらいまでは、 本気でサンタクロースを信じていました。 今では妹の息子たちに、同じようなことを 親戚一同で吹き込んでおります。 (はやま)
-
うーーん、これはまた
見事な「サンタテク」の結集!
- 美しい。見習いたいポイントがたくさん。
私が小学2年生の時のクリスマスの事です。 その頃はサンタさんは 本当に実在するものだと信じていて、 毎年プレゼントをくれるので お礼が言いたいと思って母に言うと、 「サンタさんは寝てる間に来るものだから 会えないのだよ」と言われたので せめて手紙でもいいから 感謝の気持ちを伝えようと手紙を書きました。 そして手紙の最後に 「サンタさんのサインを下さい」と書きました。 翌日目を覚ますと枕元にカタカナで 「サンタ」と見覚えのある筆跡で 書いてある紙切れが置いてありました。 その瞬間からサンタさんは 親なのだと悟りました。 (21歳になった今も親に聞けない事の一つです)
-
ああ、残念。
「サンタテク」的には、そこはぜひ英語で。
- もしくはフィンランド語で。
21歳の息子は、今でもサンタさんが実在して、 小学6年迄、自分の部屋の窓から入って プレゼントを届けに来ていたと信じています。 私達夫婦は、やり過ぎ(?)ちゃったのです。 信じている根拠は、プレゼントの包装紙が 十数年間同じ物だった事らしい。 それは、私、母が浅草橋の問屋街で 束で購入したからで、消化する為‥‥ とは、今さら話せません。 今年も息子にサンタさんの事を聞くと 「いるよ!」との返答でした。マジ顔でした。 (ami)
-
うーん、「サンタテク」、
どこまでやったらやりすぎになるのか。
-
そうそう、そのあたりの加減が、むつかしい。
あんまり、信じさせすぎても‥‥という。
私が小学校高学年、弟が低学年の時の クリスマスの思い出です。 当時は、まだ二人とも 一緒の部屋で寝ていました。 朝起きると、枕元にはプレゼントと サンタさんからの手紙。 その年のクリスマスのリクエストは 私は「腕時計」で、 弟が「宇宙戦艦ヤマトの模型」でした。 でも枕元にあったのは 生のトマトときゅうり‥‥。 手紙には 「二人ともいい子じゃなかったけど、 プレゼントをあげないのはかわいそうなので、 『宇宙戦艦トマト』と 『きゅうり時計』をあげましょう」 と書いてありました。 宇宙戦艦トマトについては 詳細は覚えてないのですが、 きゅうり時計は、真ん中をうまくくりぬいて、 時計の文字盤を書くという かなり手の込んだ細工がしてありました。 前日にこのきゅうり時計を製作している 母を思うとおかしいですよね。 (サンタはオヤジ)
- これは「サンタテク」、ちゃうな。
- 「宇宙戦艦トマト」は、ただのダジャレだ。
40代の私がほんの子供だった頃、 今ほどはクリスマスの賑わいも そんなになかったように思います。 幼稚園でもクリスマス会などは無くて‥‥。 小学校に入ってから初めて、 周りの子達がクリスマスプレゼントの話を 楽しそうに話しているのを聞き、 家に帰って父に 「どうやら、世間には クリスマスというものがあって、 子供達はクリスマスプレゼントというものを もらえるらしい」と訴えたところ、 「サラリーマンの人達はね、 この時期にボーナスが出て、 それを使ってもらおうと 大人達が考えたものなんだよ。 うちにはボーナスなんてないからね、 クリスマスは関係ないんだよ」 「世間に流されない人になりなさい」と。 私はショックを受ける事もなく、 もちろんプレゼントに悩む友達を 「いいな〜」とも思わず、 「うちはうち、よそはよそ」 いろんな考えがあるんだねえ‥‥ くらいに受け止めて育ちましたが。 そんな父の生業は 「子供に夢を」の「童画家」でした。 (いとこ)
-
「よそはよそ」はええけど、
お父さん、ボーナスを意識しすぎや!
-
「恋人はサンタクロース」ならぬ、
「お父さんはフリーランス」やな。
- 明らかに憎々しく思てるもんな、ボーナスを。
-
「恋人はサンタクロース」ならぬ、
「お父さんはフリーランス」やな。
- なんで2回言うねん。
我が家のクリスマスプレゼント、 サンタさんが運んで来はしましたが コドモの希望を 汲んでもらったことはありません。 自転車とか。ダウンジャケットとか。 学習机とか。目覚まし時計とか。 嬉しくはあったのですが、 どうも同級生達とは様子が違うと感付いた小6、 プレゼントは全身の映る、鏡でした。 今なら分かります。 オシャレなインテリアショップの ものだったこと。 お年頃を迎えるムスメに、奮発してくれたこと。 鏡って結構お高いこと。 しかし、期待に満ちて大きな箱を開けたのに 中にぬぼーんと収まった鏡に失望と落胆の私は 「他のお友達はみんな おもちゃやゲームをもらってるのに!」 「うちのは、暮らしや勉強に 要るものだけじゃない!」 「サンタサンタって、 包み紙はダイエーだったりしたし、 保証書の字はお父さんの字でしょー」 積年の恨みを一気にまくし立てたらしいです。 「夫婦二人、かしこまって 聞くしかなかったわよ」と、 未だに母に苦笑いされています。 (タナボタばんざい)
- わはははははは!
-
「信じてるふり」をしてた娘の
積年の不満が爆発!
- 最高や、これ。
我が家の次男が小学校1年くらいのころ。 サンタさんに「ゲームボーイを下さい」と 手紙を書きましたが、 当日のプレゼントは自転車でした。 我が家のオットサンタはゲーム機が大嫌いで 勝手に自分の送りたいものを送ったのです。 ベランダにおかれた自転車を見ていた次男は 何とも言えない表情でした。そして一言。 「サンタってホントはいないみたい。 僕の手紙を読んだはずなのに、 違うプレゼントくれた‥‥」 あまりの失望ぶりに オットサンタに説教しました。 プレゼントは自分の送りたいものじゃダメだと。 心を入れ替えたわけじゃないけど、 翌年はゴリ押しで ゲームボーイを枕元に置いたのですが、 あの朝の次男の輝く笑顔は 「サンタがいないのは知ってた」と うそぶく長男さえ黙らせるものがありました。 (おかあやん)
-
そうそう、「輝く笑顔」。
あれを見たくていろいろ苦労するんですよ。
-
いいフレーズだなぁ、
「あの朝の次男の輝く笑顔」。
クリスマス、 今では大きくなった三人娘ですが、 相変わらずかわいい表情をみせてくれます。 十数年前、次女が年中さんくらいの頃、 欲しいものを尋ねても、 「きっとサンタさんは ももちゃんの心の中がわかってるから、 お母さんには言わない」 と主張し、親を慌てさせてくれました。 小学校高学年になり、どうやら、 クリスマスの「マナー」の存在に気づいた長女、 可愛い妹たちのために、自然に、 ちょっと誇らしげに 大人側に立つことになりましたが、 いつも階段の途中にあるサンタさん用の ワインとケーキがすこしだけ減っているのが 「どうしてだかわからないの‥‥」と、 これまたかわいらしいことを言って、 親たちをなごませてくれました。 さて、最後まで温かい「マナー」に守られ、 クリスマスをわくわく待ってた三女も もう高校生となりました。 先日、ちょっとにやにやしながら、 「今年はサンタさんに何を頼もうかな〜? ‥‥あ、でもお母さんには内緒!」 とずいぶん前のお姉ちゃんのことばを 使いまわしたところ、 「そうだね〜、良い子にしてたら、 黙っててもサンタさんが 持ってきてくれるよ!」と、 クリスマス歴の長くなった母から 即答で切り返され、あたふた。 ‥‥サンタさん、お願いです。 うちの子たち、 こんなにお利口さんにしてますから、 お姉ちゃんにはコンクールの点数少し、 真ん中の子には、センター試験の点数多めに、 一番下の妹には、数学で 赤点取らないくらいの何点か、 ぱらっと落としてやってくださいませ‥‥。 (ゆず母より)
- いいお母さんだ。
- 投稿もきれいにまとまってます。
お隣の男の子が幼稚園のころ、 朝、サンタさんからの プレゼントがあったのでしょう、 窓を開けて 「サンタさん、ありがとう〜!」とお礼の声が。 カワイイかったぁ。 (Kukka)
- これもええなぁ。
- かわいいー。
うちの息子は、18歳なんですが、 今さら、サンタを信じてるなんて 言いませんが、でも、 「俺は5歳の時、見たっ!」って言うんです。 どう思います? 窓の外を、サンタが通ったって‥‥。 どー思います? (ももよ)
- 「どう思います?」って言われても‥‥。
- 「どう思います?」って言われても‥‥。
- ほな、今日はこのへんで。
-
みなさまからの投稿をお待ちしています!
と、最後の挨拶をする、その前に!
- その前に! こちらのオマケ企画をどうぞー。
特別オマケ「サンタクロースからの告白」
-
「サンタクロースからの告白」
というものをご用意いたしました。
-
これがどういうものかといいますと、
えーと、どこから話したらいいのか‥‥。
- やっぱり、キミんちの息子の話から。
-
ああ、ああ、そうですね。
あの、うちの子がですね、
ずっと、サンタクロースの存在を
信じておりまして。
- いいことじゃないですか。
-
いいことなんですけどね。
今日、紹介したいくつかのメールでも
語られておりましたように、
ずっとこのまま信じているのも‥‥
という思いもあるわけですよ、親として。
-
なるほど、なるほど。
で、そういうのを、子どもに知らせるような
メールサービスとかがあったら
いいんじゃないかという話になり‥‥。
-
でも、メールとかやってない子どももいるし、
いきなり変なメールが届いても
怪しまれるんちゃうかということで。
-
PDFファイルで、
「サンタクロースからの告白」というお手紙が
つくられる、という仕組みをご用意しました。
お子さんの名前を入れて、性別、
便せんのタイプなどを選ぶと、
「じつは、サンタクロースというのは‥‥」
ということが告白されるお手紙が
PDFファイル形式で生成されます。
-
プリントアウトして、クリスマスプレゼントに
そっと、しのばせるもよし‥‥。
-
文面だけをコピーできるように
テキストだけ表示されるボタンも
用意しましたので、
メールをつかってるお子さんには
直接、メールするもよし、です。
ちなみに、文面は2種類、
便せんは4種類、用意しました。
- ま、一回、見てもらったほうが、早いかもね。
-
そうですね。
「サンタクロースからの告白」を
利用してみようかなと思う方は、
下のボタンを押してみてくださいねー。
-
おもしろがっていただければ幸いです!
少なくとも、私は今年、
この手紙をつかうつもりです!
「こども ビームス」さんと、
母子手帳ケースとしてもつかえる、
あたらしいタイプのカバーをつくりました。
なまえは、「&こども」。
つかいやすく、しかもおしゃれでかわいいカバーです。
)くわしくはこちらをどうぞ
「ほぼ日ハラマキ あたためるもののお店」で
いま、子どもサイズのハラマキを販売しています。
これまで人気柄をピックアップしたり
人気のものを再生産して、WEBのお店に並べています。
おかあさんと子どもで、おそろいにもできますよ。
サイズがなくなってきているものもありますので、
欲しい柄があったらどうぞおはやめに。
この冬は、親子でしっかり、あたためよう!
)くわしくはこちらをどうぞ
2012-12-21-FRI