子どもの話はおもしろいに決まってる。
だからわざわざやらなくても‥‥
というわけでもないんですけど、
これまで「ほぼ日」では、
子どもとか、子育てを軸にしたコンテンツは
あんまりやってこなかったんですよね。
よそでもやってるし、親バカっぽくなっちゃうし。
でも、ぼちぼちやってみようかな!
と思っていたところ、ちょうどタイミングよく
「&こども」という子育てに役立つことを考えた
「ほぼ日手帳」のカバーができあがりました。
じゃあ、その記念にということで、
短期集中的に「子ども投稿企画」をはじめますよー。
全国のママさんパパさん、ぜひご参加ください!
担当は、永田とスガノです。どうぞよろしく。

いよいよクリスマスの週末です

nagata
いやぁ、土曜になっちゃいましたね。
sugano
月曜まで連休ですから、
もうクリスマスは目の前です。
各ご家庭、ワクワクウィークエンド。
nagata
いろんなことが現在進行形で。
sugano
起こっていることでしょう。
nagata
そんな今日もやります、クリスマス特集。
sugano
サンタクロースがやってくるおうちの
子どもたちは、
このページは読まないでくださいね。
そのまま、24日にサンタを
かしこく待っててください。
nagata
そうそう、サンタクロースを
家に呼びたいならばね。
sugano
特別オマケ「サンタクロースからの告白」も
ページの下のほうにございます。
nagata
該当する大人たち、ぜひご活用ください。
sugano
そいじゃ、はじめますー。
メリークリスマスー。

 子どもの気持ちをなぞるプレゼント

字が読めるようになった娘。
サンタさんからのお手紙は
ワープロソフトでうったものでした。
筆跡で正体がばれたらやばいですから‥‥。
クリスマスの朝、そのお手紙を読んで、
娘が心底驚いたように言った第一声。
「サンタさん、パソコン持ってる!!」
(ミセス・サンタ)
nagata
おじいちゃんだけど、
そのへんはしっかり現代風なんだよ。
sugano
ワールドワイドな活動やからな。
我が家のサンタクロースは、
子どもが10歳になると退職です。
両親からのプレゼントに移行されます。
その10歳をむかえたムスコ。
我が家は貧乏と知っている彼は、
両親に高価な物はお願いできないと
思っているらしく、4歳の妹に
「俺の分も頼んでおいてくれ」
とお願いしていました。
(もちろん却下)
sugano
わははは、お兄ちゃん。
nagata
いろんな意味でおもしろすぎる。
クリスマス、もうすぐですね。
幼稚園年中さんの長女は、
最近とても物音に敏感です。
何か物音がしようものなら、
もうそれはそれはドキドキした顔で、
「い‥‥今、何か聞こえなかった??!
 ‥‥さ、サンタさん??!」と、
飛び出しそうな心臓を飲み込みながら、
つぶやいています。
そして、明らかにサンタさんを
期待したその顔のまま、
「そんなわけ、ないよね」と、
なぜか続けてつぶやいています。
もう、最近は、物音が気になって気になって
仕方のない長女です。
(しむ)
nagata
物音に。かわいいなぁ。
sugano
妄想ひろがって
自分の思いつきに敏感になって‥‥。
nagata
親にとっては 子どものの気持ちをなぞることが
たまらんプレゼントですね。
sugano
メリークリスマース!
私の姉が小学校高学年の頃、
友達との間で「いる・いない」問題が勃発し
姉は「いる派」として大論争を行ったそうです。
「親からもらっているおうちには
 サンタさんは来ない。
 うちは親からはもらえないから
 サンタさんが来る」
100%自信を持って語る姉の姿に、
周りの「いない派」友達たちは
「うちは親がくれちゃうからいけないんだ!
 サンタさんからの
 プレゼントをもらってみたい!」
という思いに変えられ、親に
「今年からプレゼントはいらない。
 サンタさんがくれるんだ!」
とお願いをする事態に。 
しかもうちは、
親に何がほしいかリクエストするのではなく、
「サンタさんは
 よーく子供たちのことを知っているから
 言わなくてもちゃんとほしいものをくれるよ」
という方針だったので
(そんなに物欲がなく、
 もらったもので喜んでいただけ)、
それまではリクエストされたものを
買えばいいだけだった周りの友達の親たちを
パニックに陥らせたとか。
(ハンナ:今年からサンタです)
nagata
こういうやっかいなことも全世界的に。
sugano
いろんな人たちが結集して
乗り越えるこのシーズン。
クリスマスが誕生日の息子。
今年で3歳になります。
誕生日プレゼントは父母から、
クリスマスプレゼントは
サンタさんからもらう予定。
保育園ではクラスのお友達が
次々と3歳になっていく中、
ずっと2歳ポジションだったためか
今年のクリスマスはサンタさんに
「4歳にしてもらう!」と意気込んでいます。
1年ワープのプレゼントはさすがに無理だと
その都度言い聞かせていますが
「クリスマスがきたら〜
 ヨンヨン!(4歳の意)」
と飛び跳ねています‥‥どうしよう‥‥。
(こかば母さん)
nagata
うわはははは。
sugano
でたな、3歳が「初自覚バースデー説」。
nagata
2歳まではたいてい
わけがわかってないですから、
3歳ではじめて自分の誕生日がわかる。
そのビッグデーがクリスマス。
sugano
しかもサンタさんに「4」をもらえるなんて。
nagata
「ヨンヨン!」
sugano
メリークリスマスアンドハピバースデー!
nagata
「ヨンヨン!」
わたしが4歳か5歳くらいのころ。
サンタさんから何が欲しいか父からきかれた私は
「ヒヨコ!!」と答えました。
姉は「じゃあ私はリス」などと
言ったように思います。
その年のクリスマス。
枕元の大きな靴下に押し込まれていたのは
鳥類の図鑑。姉には動物の図鑑。
納得できないようなできるような、
オトナの事情を垣間見たような微妙な気分。
しかし、プレゼントが図鑑だったことよりも
鳥の図鑑には「ヒヨコ」という生物が
載っていなかったことの方が衝撃的でした。
(サンタの中身はサンタ)
sugano
サンタさん、考えはりましたな。
ナイスアイデア。
nagata
ヒヨコ、は載ってないんやな。
ふたごの父です。
年少さんの頃でした。
それまでそんなことしなかったのに
クリスマスのプレゼントを
こどもたちの枕元において
驚かせようとしたんです。
‥‥まちがいでした。
午前3時ですよ、3時!
細心の注意でそぉ〜っと入ると
なぜかふたりがムクリ、と!
しまった!!!
‥‥まいりました。
あの、暗闇に浮かぶ
ふたつの影の「鬼気迫る」感じ。
こどもたちのあたまの中を
サンタが駆け巡っていた?!
あまくみていた自分を反省しました。
ふぅ‥‥。
やはり安全なリビングのツリーの根元に。
(kohara)
nagata
ふたつの影の鬼気迫る感じ!
sugano
ああ、すごい。
今年のクリスマスのプレゼントはWii Uで、
サンタの都合により、
発売日の8日の夜に枕元に置いてありました。
前日に旦那が、
「売り切れるといけないので、
 早く買って持って来て下さい」と
サンタさんに手紙を書くように言い、
その通りにした子供達の手紙を見て、
「親の都合でごめんね」と思いました。
実家が遠いため、年末は早目に帰省しているので、
小さい頃から22日や23日に
サンタさんが来ていたので、
さほど不思議に思わなかったようですが、
それにしても早過ぎでしょう!
と、バレないかドキドキでした。
(しい)
nagata
手紙を書くように命じたお父さん、いいね。
sugano
サンタテクやな。
サンタにも特急便はあるんですよー。
サンタテク‥‥
我が家は、やり過ぎかもしれません。
一人娘(小学校5年)がいますが、
小学校に上がってからは、一度もクリスマスを
私たちと過ごした事がないのです。
サンタさんのプレゼントは、
普段一緒にいる祖父母や、泊まりにきていた
叔母などが代役を務めています。
今まで失敗もなく、
とても見事にこなしています。
プレゼントを用意するのは私たちで、
代役を務める祖母や叔母に、
サンタさんのプレゼントとして
わかりやすいように白い布を手縫いして
プレゼント包装もしていない品物を
用意していました。もちろん手紙は英語
(私の友人に書いてもらったもの)を添えて。
また今年も、サンタさんの手紙が、
娘の飾ったツリーの下に置いてあるそうです。
(今年もがんばりますママサンタ)
sugano
このように、サンタは
ひとりじゃない場合があります。
nagata
プレゼントのために、
みんなでその子を見守るのがいい。
私が小学3年生位のことです。
我が家ではクリスマスの朝、
サンタさんがクリスマスツリーの下に
プレゼントと手紙を
置いて行ってくれるのが恒例でした。
クリスマスの前の晩に、
夜中にトイレに行きたくなった私は
眠い目をこすりながら階段を降り、
ツリーの下にまさにプレゼントを
置こうとしている両親を
見つけてしまいました。
子供にも「ヤバイ!」と焦っている
両親の気持ちが伝わったのか、
私は思いっきり寝ぼけたフリをしてトイレに行き
何事もなかったかのように布団に入り、
翌朝新鮮な喜びで
プレゼントを見つける娘を演じました。
それまでにサンタの存在に気づいていたかどうか
今となっては覚えていませんが、
サンタって親と子が共犯のように創り上げる
楽しいイベントだったなあと思います。
さて、我が子は2歳。
これからどんなサンタさんを演出しようかな〜。
(yonjo)
nagata
なるほどね、
共犯というのもあるね。
sugano
いい話だなぁ。
小学校低学年の頃のことです。
あまりファンタジーな家庭ではなかったので
サンタさんはどこかにいると
思ってはいながらも、プレゼントは
両親がくれるものと知っていました。
でも、朝起きて枕元にプレゼントが
置いてある喜びを味わってみたくて母に
「悪いけど、私が寝たらこっそり
 枕元にプレゼントを置いてくれない?」
とリクエストしました。
何で? とは言っていましたが、理由を説明し
「まあ、いいよ」と了解してくれました。
当日の朝、起きる前からドキドキしながら
目を開けたら‥‥ん? 無いな。
「またまたー。どんなサプライズだ?」と思い
色々な所を探したのですが、無い。
しばらく探しても無いので母に問いただすと
「ああ。忘れた。」
‥‥ブリブリ怒りながら自分で
隠し場所(置き場所)の
納戸に取りに行きました。
(ついでに姉のも持ってこいと言われた)
sugano
わはははは。
nagata
プレゼントは用意してるのに、
そのファンタジーは用意しない。
sugano
おもしろいおかあちゃんや。
娘(4才)がまだ2歳の時、
保育園のクリスマスパーティで
サンタさんが来た時は大号泣!
逃げ回っていたそうです。
去年は、「今年も大泣きだろうな」と
思いながら迎えに行くと、
「今日サンタさん来たんだよ。
 すごいおもしろかったよ」と
ニコニコで話すではありませんか!
「お姉ちゃんになったなぁ」と
我が子の成長ぶりに感心していました。
ところがその日の夜。ベッドに入り、
今日あった事を話していたら突然、
「トナカイさんがね、怖かったの‥‥」
と泣き始めました。
怖いと思ったけど、
友達がいたから我慢したんだなと思ったら
私まで泣けてきてしまいました。
年中さんになった今年は家に帰ってからも
笑っているか楽しみです。
(みっちょん)
sugano
はじめて見るものは、
怖いものだらけだからね。
怖がってええよー。
nagata
子どもの気持ちをなぞって泣くの、わかるわー。
わたしがいつまでサンタクロースを
信じていたかは覚えていないし、
聞いたこともないのですが、
いまだにうちの親(おそらく母)は
私と妹の枕元にプレゼントを置いてくれます。
ハンカチや手袋、マフラーなど、
日常で使えるものを必ず妹と色違いで。
いくつになっても、誰かわかっていても、
嬉しいプレゼントです。
(27歳のこども)
nagata
(おそらく母)、ということは
確認はしてないんだね。
sugano
心のなかで「プレゼントだよ」「ありがとう」と、 お互いに。
nagata
もしかしたらサンタさんかもしれないし。
sugano
それでは、
「サンタの告白」コーナーにまいりましょう。
sugano
プリントアウトして、クリスマスプレゼントに
そっと、しのばせるもよし‥‥。
nagata
メールをつかってるお子さんには
文面をコピーしてメールするもよし、
プリントアウトして
どこかにしのばせるもよし。
ちなみに、文面は2種類、
便せんは4種類、用意しました。
sugano
いちど見てみてくださいね。
nagata
「サンタクロースからの告白」を
利用してみようかなと思う方は、
下のボタンを押して、おすすみください。

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2012-12-22-SAT