子どもの話はおもしろいに決まってる。
だからわざわざやらなくても‥‥
というわけでもないんですけど、
これまで「ほぼ日」では、
子どもとか、子育てを軸にしたコンテンツは
あんまりやってこなかったんですよね。
よそでもやってるし、親バカっぽくなっちゃうし。
でも、ぼちぼちやってみようかな!
と思っていたところ、ちょうどタイミングよく
「&こども」という子育てに役立つことを考えた
「ほぼ日手帳」のカバーができあがりました。
じゃあ、その記念にということで、
短期集中的に「子ども投稿企画」をはじめますよー。
全国のママさんパパさん、ぜひご参加ください!
担当は、永田とスガノです。どうぞよろしく。
メリークリスマス
- サイレンナーイ。
- ホーリーナーイ。
- サンタクロースがんばってー。
- シャンシャンシャンシャン‥‥。
-
サンタクロースがやってくるおうちの
子どもたちは、
このページは読まないでくださいね。
そのまま、今夜のサンタを
かしこく待っててください。
- シャンシャンシャンシャン‥‥。
-
つまりは、サンタクロースを
家に呼びたいならば、
このページをサッといま、
閉じてしまってください。
- シャンシャンシャンシャン‥‥。
-
大人限定特別オマケ
「サンタクロースからの告白」も
ページの下のほうにございます。
-
該当する大人たち、ぜひご活用ください。
今日がチャンスですよ。
シャンシャンシャンシャン‥‥。
- そいじゃ、はじめますー。
- シャンシャンシャンシャン‥‥。
サンタからの手紙
わたしが小さかった頃、 ある年のプレゼントに サンタからの手紙が添えてありました。 内容はよく覚えていませんが、 良い子にしていたから‥‥ みたいなことだったと思います。 最後に 「おばあちゃんより」 と書いてありました。 (えりこ)
- あかんがな、おばあちゃん。
- あかんがな。
小6の息子に対して数々の演出をし、 サンタの存在を示してきた職場の同僚。 学校で周りから「サンタは親だ!」と言われても サンタはいると信じ続けた息子さん。 しかし冬のある日。 受験を控えた彼が塾で解いた国語の長文。 内容は「サンタクロースの正体は親だ」 というものでした。 プレゼントをくれる親の優しさについて 書かれていたそう。 同僚いわく 「子供は外で成長してくるのね」 だそうです。 (給食のお姉さん)
- あかんがな、塾の長文。
- あかんがな。
娘は幼稚園の時 子供部屋を与えられました。 その年のクリスマス、 これまでと違う部屋で寝ているので、 サンタさんが迷って、プレゼントが もらえなくなるかもしれないと心配した娘は 玄関を入ってすぐ目につく所に 画用紙で張り紙をしました。 「こどもべやはこっち→」 (のんきなK)
-
それに比べて子どもたちは
こんなに注意深い。
- さよう。
私が小学校低学年の頃、 12月24日、25日をふくむ数日間、 両親と一緒に祖父の家に行くことになりました。 自宅以外の場所で過ごすクリスマスは初めて。 「家にいないとサンタさんに プレゼントがもらえない!」 ということに気づき、 毎回楽しみで仕方なかった祖父の家への旅行を 初めて拒否しました。結局 「24日はここにいません。 でもプレゼントは欲しいです」 というような内容の手紙を書き、 それを寝室に置いて出かけました。 25日の朝に祖父の家で目覚めると、 枕元に綺麗なクリスマスカードが。 「いい子だったので、プレゼントはちゃんと、 おうちに届けました」と書いてありました。 家に帰って寝室に直行すると 本当にプレゼントが置いてあって、 すごく嬉しかったのを覚えています。 帰省の準備だけでも大変なのに、 カードやプレゼントの用意までしてくれた 両親(とくに母)は 本当に大忙しだったと思いますし、 私が「サンタさんからのカードだよ!」と 得意げに見せびらかしたときに、 「へえー」とだけ言って、それ以上 からかったりしなかった年上のいとこたちも、 優しかったなあと感じます。 (娘のメリー)
- ‥‥‥。
-
だまってる子どもたち、
忙しい大人たち。
あとになってそれに気づく子ども。
- ‥‥‥‥‥!!
- 泣かない、泣かない。
娘が5歳の保育園児だったとき、 クラスのみんなと親子一緒に クリスマス懇親会がありました。 弟、妹にあたる もっと小さな子どもたちも、たくさん。 その日は、夫がサンタの役をやることに。 クラスのお父さんたちの中で、 いちばん体型がそれらしく、 ちょっとバタ臭い顔をしているのが 選ばれた理由‥‥? みんなよく知っているパパなので、 すっかりばればれ。 「りんちゃんパパ、 プレゼント、ありがとっ!」と、 ふざけていう男児続出。 かわいげ無いなあと思ったのですが‥‥。 翌日から、すっかり態度のかわってしまった 弟くん(3歳)が一人。 「りんちゃんパパ」=「サンタさん」だと 本気で信じてしまい、 しばらくうちの夫と話すときには、 妙な緊張感をもって 「イイ子」をアピールしてくれていました。 とびきりやんちゃな彼が、 もじもじしている姿がかわいかったなあ。 (パパは、今でも、体型だけはサンタです)
- サンタがこんなにも身近に。
-
りんちゃんのパパだったとは。
衝撃の事実。
忘れもしない、小学1年生のとき。 3つ上の兄はサンタクロースなんていないと 私に言ってましたが、 「絶対にいる!!」と信じていました。 イヴの日。 いつもなら、 夜中にやってくるはずのサンタクロース。 父が、しきりにそわそわして、 外を気にしています。 「あっ、鈴の音がするで!」と、 父が玄関の扉を開けて外に出ました。 えっ、早くない?! と私はパニック。 そして、私は聞いてしまったんです。 車のトランクを開けて、閉める音を。 「サンタから、プレゼントもらったでー!」 と喜び玄関に戻る父。 いやいや、いま車から出したやん! とすぐにツッコミ、私の夢は消えました。 その年は、一刻も早く 子どもたちの喜ぶ顔を見たかったらしいです。 それにしても、演技力がなさすぎな父。 夫と二人、息子にはぬかりなくやります! (なぜか時速250キロで走れると 自慢する息子の母)
-
なにが「鈴の音がするで!」や、
おとうちゃん!
- わはははは。
幼稚園の年中さん(5歳)のころだと思います。 クリスマスの朝起きると ベッドの足もとに茶色の紙袋がありました。 その中身は忘れてしまったのですが、 その紙袋の側面にサンタさんらしき人から 手紙が書かれていました。 サンタはお父さん、お母さんらしいという噂が 幼稚園内でまことしやかに流れていたのですが、 いつも見ている父の字でも 母の字でもありませんでした。 「これがサンタのいる証拠だ」と思った私は その紙袋を大切にしまいました。 数日後、幼稚園の持ち物が いつもの斜め掛けのポシェットに入りきらず、 その紙袋に荷物を入れ持たされました。 その日は、幼稚園につくなり 「サンタがいる証拠を持っている」と みんなに見せびらかしました。 私は当時、他の子よりも早く 読み書きができたためみんなの信用を得ており、 みんな納得顔だったのをよく覚えています。 結局、その紙袋がどこに行ったのか、 内容は何だったのかは さっぱりおぼえていないのですが、あの時の 「とうとう証拠をつかんだ!」 という高揚した気分は忘れられません。 (ゆっこ)
- 証拠をつかんだ!
-
みんなの納得顔。
ああ、いい画だわ。
そのシーン見たかった。
私が小学1年生だった頃のクリスマス。 朝、妹の枕元に大きなプレゼントがありました。 包み紙をとり、中身を見ると、プラレール。 電車と線路と駅のセットでした。 プレゼントのチョイスにびっくりして、 「あきちゃん(妹の名)、 女なのに男のおもちゃや!」と訴えると、母は 「ショートカットだから、サンタのおじいさんは 男の子に見えたんやない?」と。 クリスマス前に 「サンタはいない、 お父さんお母さんがくれてる」と、 クラスメイトから暴露され、 大ショックを受けていた私は 冬休み明けに猛然と抗議しました。 親がプレゼントをくれているのなら、 性別を間違えるはずがない、どうだー! と。 その後も何かと自分の納得いく理由を探して (そもそもサンタという発想が生まれたのは サンタが実在するから‥‥とか)、 5年生まで信じていました。 (かしわ)
-
我が家はわざとまちがえて
プレゼントした年があります。
「ほら、手紙のここの字。
これが、サンタさんには
そう読めちゃったんだね」
-
そういう積み重ねで
おたくは中2まで信じることに‥‥。
毎年、我が家はわりとまめに クリスマスの準備をしてくれる家でした。 2歳ちがいの弟と、 それはわくわくその日を待ちました。 田舎の家のこと、 父は裏の山から手頃な感じの木を見繕って、 ツリーを作ってくれて、 普段はあまり入らない板の間の部屋に 飾ってくれました。 少し暗いその部屋にわざわざツリーを 見に行くことがとてもうれしかった。 当日は、ごくごくふつうに クリスマスのごちそうがあり、ケーキが用意され 朝にはプレゼントが置いてありました。 ‥‥が、わたしが幼稚園に 途中入園することになった5歳の冬、 父は高らかと宣言したのでした。 「今年から、クリスマスツリーは飾らんぞ。 だって、家は寺やけね」 「寺やけね」って、 なぜ? と、思った5歳児でした。 ちなみに、ツリーが飾ってあったのは、 仏さんたちがずらずら並ぶ本堂でした。 (父は、幼稚園でサンタもやってた)
- 寺やけね。
- またいただきました、寺のおうちから。
-
仏様たちも「なんじゃ?」と
思ってただろう。
- でも、こまめに準備をしてくれる家。
- 幼稚園でもサンタ役をやる父。
-
クリスマスでもハロウィンでも
イースターでも花まつりでも
子どもが喜ぶ顔見たさに。
- なんでもやってしまいます。
- シャンシャンシャンシャン‥‥。
私が幼い頃は父と叔父が某玩具メーカーに勤務。 更に曾祖父は町のおもちゃ屋さん。 と、日常がおもちゃに溢れていました。 おもちゃ屋はクリスマスが一番忙しいので クリスマスは当然おもちゃは無し。 元々おもちゃを買うという考えがないのです。 もちろんサンタのシステムなんて あったもんじゃありません。 物心着いた頃からサンタの正体どころか サンタがおもちゃを確保する現場を 知っているのですから。 ということで、我が家では、毎年父は クリスマスブーツを買ってくれていました。 お菓子だからいいそうです。 (そこがよくわかりません) ある年のクリスマス (私が小学3、4年だったと思います) 父が「いいとこに連れて行ってあげよう」と 妹と一緒に行ったところが大きい倉庫‥‥。 なんだ? と思って中にはいると 広~い倉庫に天井まである棚。 そこには商品として世に出せないおもちゃが 棚いっぱいに並んでました。 「どれでも1個なら持って行っていい」 と言われ、大興奮!! いくらおもちゃを見慣れていても 倉庫はないですからね。 走り回って選んでました。 結局私はミルク飲み人形で、妹はぬいぐるみ。 なぜもうちょっと考えて 大きい物にしなかったのか‥‥。 でも、あのクリスマスは いまでも忘れられません。 (みっこ)
- わあ、おもちゃの山。
- 夢の中の出来事みたいやな。
ノルウェーで2歳の娘の子育て中です。 数日前、ツリーをリビングに設置しました。 こちらでは一般的な本当のもみの木です。 そして木の下にプレゼントを並べました。 娘はプレゼントが気になって仕方がありません。 「開けていい?」と 何度も聞きながら箱をさわっています。 「月曜日まで待とうね」 (こちらでは24日にプレゼントを開けます) と言われ、何となく納得した様子。 しかし、一日数回、プレゼントの前に座り、 つついたり、倒してみたり‥‥。 彼女なりに色々考えているようです。 24日が楽しみです。 (トロルの母)
- 2歳が待つ、クリスマス。
- いまごろ開けてるかなぁ。
「サンタクロースからの告白」読みました。 私はいい年をした大人ですが、 自分の名前を当てはめて、 もう1回読み直しました。 不覚にも涙がでました。 私は高校を卒業して実家を出ましたが、 高校卒業の年まで、サンタクロースからの プレゼントが届いていました。 サンタがいないとうすうす感づいたのは、 中学に入る頃だったと記憶してますが、 幼い弟がいるので、弟に合わせて、 サンタクロースの行事は続いていました。 そう思っていました。 が、実家を出て何年もたって、 弟も立派に成人した頃、 「我が家は毎年サンタさん来てたね~」 と何気なく話すと、 「姉ちゃんがいなくなってからは、 普通にプレゼント渡されてたよ」と弟。 驚きました。 厳しい両親で、 甘えた記憶もほぼ無かったのですが、 サンタクロースの行事は、 私の為でもあったのかと。 今回「サンタクロースからの告白」を読んで、 あの頃のクリスマスを思い出し、 優しい記憶が蘇りました。 クリスマスの朝って、 一年で一番大好きだったな~。 (サンタさん大好き)
-
うん、ほんとに。
あの優しい朝は大好きだったな。
-
叱られたり、うるさく言われたり
日々いろいろあるかもしれないけど。
-
親が自分を思ってくれたのは
ほんとうは毎日のことだったんだろうけど
あの朝のことは、記憶に残ってるもんね。
9つ下の妹がまだ年長さんだった時。 その年のサンタ当番だった私は 夜中に母から預かったプレゼントを妹の枕元に。 するとそこには小さな 手作りの封筒らしきものが。中には 『サンタサンにプレゼント』と書いた紙切れと、 当時子供の間で流行っていた プラバンが入っていました。 糸でつながった小さなプラパンは全部で4枚。 1枚はサンタさんとトナカイさんの絵。 もう1枚はツリーの絵。あと2枚は手紙。 『サンタサンへ。サンタサン、 毎年プレゼントありがとう。 今度はわたしがおかえしをするばんです。 プラバンでつくりました。 たいせつにしてください。 これからもおしごとがんばってください。 ○○○より』 『トナカイさんへ。トナカイさんも サンタサンと力をあわせて おしごとがんばってください。チリンチリン。 ○○○より』 プレゼントと引き換えに その小さな封筒を持って自分の部屋に行き、 勉強机の奥の奥に大切にしまいました。 夜が明け、嬉しそうにプレゼントを 抱きしめた妹が小さな声で 「サンタサン、ちゃんと プレゼントもってってくれた‥‥」 とつぶやいた時の満足そうな横顔を 今でもしっかりと覚えています。 そんな妹ももう26才になりました。 まだ結婚の話は出ていませんが、 いつか彼女が子供を産んだとき、 このプラバンをクリスマスプレゼントとして 返そうと思っています。 「思いやりのある優しい子に育ててあげてね♪」 という想いを込めて。 (sa*mama)
- ‥‥‥‥。
- いいおねえちゃんだ。
もう40年以上前になる、 私のこどもの頃のクリスマスの思い出です。 わが家は、いわゆる「つましい生活」を 送っている家庭でした。 みんなが学校の共同購入で図鑑を買うのに、 自分は欲しいと言えずに我慢したり、 リカちゃん人形が発売された時も、 類似品系の丸顔の人形しか 買ってもらえなかったり、 でも、それは仕方がないな、 自分ちはお金がないからな と思って過ごしていました。 私が子供のころは、みんながそうやって 暮らしていたのではないでしょうか。 4年生のクリスマスだったと思います。 父親が、突然 「クリスマスのプレゼントだよ」と言って、 私に包みを渡してくれました。 かわいい、赤い手袋。 びっくりしている私に、父がこう言いました。 この間、夜遅く帰ったら、 こたつの上に「クリスマスにほしいもの」という メモがあるのを見つけた。 それを見て、たぶん一番ほしい○○を 買ってあげたいと思ったけれど、 それはちょっと無理だ。 メモの中にある、おまえが欲しがっているものを いろいろ探したけれど、 この手袋しか買えなかった。 これがクリスマスプレゼントだよ。 私は、そんなメモを書いたことも よく覚えていませんでした。 でも父は、そのほしいものリストを見て、 胸が詰まる思いがしたと言っていました。 どれかひとつでもいいから 買ってあげたいと思って、 街へ買い物に行ったようです。 私は3人きょうだいの末っ子で、 わがままで甘えん坊で、 かわいがられて育ってきました。 本当に愛されて育ててもらったのだなあ と思います。 クリスマスの時期になると、 手抜きになりがちな 子供へのプレゼントを準備しながら、 いつも思い出す、父からのプレゼントです。 (スージー姫)
-
ぜんぶひっくるめて、
父からのプレゼント。
- 真摯な父、きっと忘れられんなー。
私が「サンタクロースからの告白」を もらったのは、忘れもしない、中1の時でした。 小六まで「サンタさんより」だった クリスマスカードが 「お父さんより」に変わっていました。 それまで 「サンタさんとお父さん、字がそっくり」 と言っても聞こえないフリをしていたのに‥‥。 「とっくに知ってたよ~」と思いながらも、 カードを読みながら涙が止まりませんでした。 そんな父も昨年昇天してしまいました。 お父さん、ありがとう。 (すけぽん)
- サンタさん、プレゼントを、ありがとう!
- 子どもたち。 喜んだり、信じるふりまで、 してくれて、ありがとう!
- さあ、今夜もみんなでやるよ。
- シャンシャンシャンシャン‥‥。
-
そして。
「サンタの告白」をする大人のみなさま。
プリントアウトして、クリスマスプレゼントに
そっと、しのばせるもよし、
メールをつかってるお子さんには
文面をコピーしてメールするもよし。
-
「サンタの告白」を
利用してみようかなと思う方は、
下のボタンを押して、おすすみください。
-
今回のクリスマス特集、
明日が最終回の予定です。
-
ケントーヲ イノル。
シャンシャンシャンシャン‥‥。
「こども ビームス」さんと、
母子手帳ケースとしてもつかえる、
あたらしいタイプのカバーをつくりました。
なまえは、「&こども」。
つかいやすく、しかもおしゃれでかわいいカバーです。
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サイズがなくなってきているものもありますので、
欲しい柄があったらどうぞおはやめに。
この冬は、親子でしっかり、あたためよう!
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2012-12-24-MON