ニンテンドーDS用ソフトとして
「ハーレクイン」が読めるソフトが出たそうです。
でも「ハーレクイン」って‥‥何?
調べてみると、世界で愛される恋愛小説なんだとか。
しかも愛読者は世界で5000万人!
そりゃ、すごい!
それなら「ほぼ日」にもひょっとして‥‥
と思ったらやっぱりいました。
乗組員やえは大の「ハーレクイン」好き。
そんな彼女といっしょに
「ハーレクイン」をもっとよく知るべく
株式会社ハーレクインの
アジア・パシフィックマネージングダイレクター
ミシェル・ラフォレストさんに
いろいろとお訊きしました。
(アジア地区を統括している偉い方なんです!)
このミシェルさんの取材のあと、実際に 『大人の恋愛小説 DSハーレクインセレクション』で 「ハーレクイン」を何冊か読んでみました。 まず最初に思ったのが 「本として非常に読みやすいなぁ」ということ。 インターフェイスがすごくよくできています。 33作品も収録されていますが、 こういう部分がおろそかだと 「じゃあ次の作品を読もう」という気持ちにならない。 本を読む人というか、 本が好きな人のことを考えて作ってあるんです。 よくある電子ブックは、 「本」のたたずまいが感じられなくて、 「情報のまとまり」を 読んでいるように思うことが多いのですが、 このソフトのインターフェイスは 本らしくて、痒いところに手が届いている印象でした。 ページをぱらぱらとめくることができるし、 ついでに、めくったページが第何章か といったことまでわかる。 こういう機能って 「なくても困らないんだけど、 ないと本じゃない」という気がします。 何作品かを読んでみて、ジャンルの幅も広く、 人気のある作品を集めたなぁ、と思いました。 それこそ「これぞハーレクイン!」 という作品ばかりです。 数ある作品の中でもオススメなのが、 ダイアナ・パーマー「いくつものジェラシー」。 これは書籍でも読みましたし、 ハーレクインコミックスでも読んだ作品です。 詳しい内容は控えますが、 ドラマチックな恋愛話でありつつ、 家族の絆を問う内容になってます。 親に愛されずに育った さみしがりやで不器用なこどもが出てくるのですが、 そのセリフのひとつひとつがいじらしくて、 たまらなかったです。 ※じつはこのあと 「DSで本を読むのもいいなぁ」と思って DSiウェアの『ちょっとDS文学全集』も 買っちゃいました。 |
「ハーレクイン」ってなんなのさ? |
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ロマンスは世界共通、ユニバーサルなものなの。 |
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「ハーレクイン」のジャンル分けの秘密。 |
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It’s always happy ending. |
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