こんにちは、ほぼ日の奥野です。
懐かしい人には懐かしい話‥‥からはじめてしまって
ちょっと、恐縮なのですが。
いま、36歳のぼくが中学生だったころ、
クラスの友だちは、こぞって「日本のバンド」を聴いていました。
BOOWY、ユニコーン、BUCK-TICK、LÄ-PPISCH、
ストリートスライダーズ、ブルーハーツ、
J(S)Wと書いてジュン・スカイ・ウォーカーズ、
いつからかX JAPANとなったX、COMPLEX、
真心ブラザーズ、ザ・ピーズ、
他にUP-BEAT、カステラ、BY-SEXUAL、AURA‥‥
思いつくまま、ジャンルも知名度もバラバラに書き出しましたが
そのようなバンドの音楽、です。
もちろんぼくも、聴いていました。
いまでも、実家の押入れの奥には
それらのCDでいっぱいになったダンボールが仕舞い込まれています。
そして、そのなかに
「ROGUE」というバンドのアルバムが1枚、混じっているはずです。
たしか『VOICE BEAT』というタイトル。
基本はロックなんですが、聴きやすく口ずさみやすいメロディが特徴。
6曲目あたりにクレジットされた
「終わりのない歌」という曲が好きで、繰り返し聴いていました。
(当時は月の小遣いが3000円だったため、
1枚1枚のアルバムを
たいへん「思い切って」買っていました。
なので、よく覚えているのです)
ものすごく「大ファン」だったというわけではないんですけど、
たまたまバンドの出身地が自分と同じ群馬県ということと、
ボーカルの人が「奥野敦士」といって、自分と同じ苗字だったため、
勝手に、強い親近感を覚えていました。
でも、そんなROGUEのアルバムも、
高校に入って洋楽に「かぶれる」ようになってからは
他の「日本のバンド」同様、ほとんど聴くことはなくなりました。 |