こんにちは!
小学五年生の息子の
文章力について相談です。
息子の話は、要領を得ないと言うか…
聞いていても何だったのか、
どうだったのかと言う事が
よく分かりません。
まずいきなり、自分が思った事を言うので、
何の話か分からない事が多いです。
作文を書いても、何を言いたいのか
分からないことが多いです。
あと字も汚くて、ものすごく読みづらいです。
書道にも通っていますが、
本人に綺麗に書こうと言う気持ちがないのです。
伝える力ってどうやったら伸びますか?
(ゆでこ)
おおお、わかる、とてもよくわかります。
ずばり、うちの子かと思いました。
古賀さん、いかがでしょう?
「これも、若いライターの人たちに
講座で言うことなんですが、
たとえば、駅から自分の家までの道を
ことばでしゃべってもらいます。
そうすると、本人には、当然なのに、
聞いてる人にはわからない、
ということの差に気づけたりします。
たとえば、
『駅から出たら銀行があるので‥‥』
その駅は、どの出口から出たの?
銀行は、何銀行なの? って、
聞いてるほうはすぐに指摘できるんです。
単に『あんたの言ってることはわからん』
と返すのではなく、どこがわからないのか、
きちんと言ってあげないと
相手も気づけないんですよね。
あと、ぼくは子どものころ、
決して字はきれいではなかったですが、
読書感想文などを書くときは、
必ず辞書を横に置いて、
漢字がつかえるところは
できるだけ漢字で書くようにしてました。
読むほうが感じるのって、
『文字がきれいかどうか』よりも、
書き手の取り組み方が丁寧かどうか
というようなところなんですよね。
たとえくせのある文字でも、
漢字をつかって丁寧に書いてたら、
その態度や姿勢はきちんと
伝わるんじゃないかと思います」