2017-03-15-

福島のコシヒカリの種をつかって
自宅の庭先やベランダで「自分のお米」を
楽しみながら育てられる
「ちいさな田んぼキット」ですが、
2017年版も、そろそろ販売を開始します!

大好評だった「郡山ブランド野菜」付きのセットも
もちろん今年もご用意しています。

(参考までに、昨年の販売ページは、こちら。)

販売開始は3月23日(木)あたりの予定です。
どうぞ、楽しみにしていてくださいね。

さて、今日は、遅ればせながらなのですが、
一昨年・昨年と、
キットを育ててくれている
気仙沼のみなさんの収穫祭をお届けします。

気仙沼唐桑の旅館「つなかん」を中心に
料理人として活躍している今井竜介さんが、
写真と文章を送ってくれました。

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今年も、無事に食べられましたー!

取れ高は、ぜんぶで「2.8合」。
重量に換算すると、
400グラムくらいじゃないかなあ?



ことしは
キットに付属している栽培用の土の他に
自分たちで土を用意して、
4ハコ栽培しました。

でも、ごらんのように、
ほぼ日の土が、ダントツに育ちました。

これは、
ほぼ日の土には肥料が入っているから、
ですよね。


ちなみに昨年は、
ゴールデンウィークに種まきをしたら
気仙沼はまだ寒くて、
発芽率が、あまりよくなかったんです。

なのでことしは、
5月末まで待ってから種まきしました。

そしたら、9割の種から発芽しました!
昨年に比べて、3増しの発芽率。

気仙沼と同じように、
気温の上昇がゆるやかな地域では、
5月末まで、種まきを待ってもいいかも。


ちなみに‥‥なんですけど‥‥
僕たちが「つなかん」で育てていた稲は
じつは、
けっこうスズメにやられてしまい‥‥。

なので、今回の収穫祭では
こちらの南部泰生さんがつくったお米に
主に、活躍してもらいました。

人呼んで、南部米! 美味しかったー。



ただし、今年は精米機を使ったんです。
昨年、人力で精米して大変だったから。

でも、やっぱり、
苦労して人力で精米したお米のほうが
美味しかったような気がします。

でも、自分たちで育てたお米には、
ことしも、すごく生命力を感じました。

お寿司もにぎりましたし、
みんなでいろいろつくったのですが
炊きたてごはんと、
シシャモとお漬物のシンプルな器が、
あきらかに、
いちばんのご馳走に見えた収穫祭でした。


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そうか、
気仙沼の収穫祭は「お寿司」なのかあ。

昨年の秋に、東京でやった収穫祭とは、
まったくようすがちがいます。
他の地域の収穫祭も、見てみたいです。

それにしても美味しそう。まざりたい。

そして、だいじな情報も。

気仙沼では、
ゴールデンウィークに種まきをすると、
ちょっと早かったそうです。

5月末くらいまで種まきを待ったほうが
発芽率が良かったと。

おもに東北地方のみなさん、
ぜひぜひ、参考にしてみてくださいね。

今井さん、気仙沼のみなさん、
本当に、ありがとうございました!