(クリックすると大きい画像で見られます)
(クリックすると大きい画像で見られます)
(クリックすると大きい画像で見られます)
(クリックすると大きい画像で見られます)
8/21 14日目
昨日、ほぼ日から帰る時、肩さげ袋に入った
お土産をもらった。
それを右肩にかけると、何か変な感じがした。
思っているのと逆側に体が傾く。
そういえば、
重いものを持って歩いたことがなかった。
急に体のバランスがくずれて、歩きづらくなる。
でも少したつと、イメージする右肩の方に
重さが感じられて、普通に歩けるようになった。
昨日も思ったが、初めて出会うものに対しては
古い身体イメージが出てくる
(自分の右手や右半身が左側にある感じ)。
そしてじょじょに、
新しいイメージ(自分の右手、
右半身が右側(右手の見える側))に
なっていく。
18日に自転車で走った方向は左回りだったそうだ。
私は右回りと書いていた。
こういう方向を右回りと勘違いしたのか、
そもそも右回り、左回りの定義が
わからなくなっているのか‥‥。
そういえば、初めて自分がかいた
回転方向の矢印を今見た。
これは右回りに見える。
目で見る回転については、まだ古いイメージ
(左右反転したイメージ)を持っているようだ。
何の気なしに、左手で右鼻をかいた。
すると右鼻は、
右手の見える側にあるように感じた。
では左鼻はどうかな、とかいてみると、
それは右手側にある。
だいぶ前から、右目は右手側、
左目は左手側にイメージが安定してきている。
メガネをかけていて、外からの刺激を
受けないせいかもしれない。
音と見える方向の一致をためしてみる。
先生が手をたたきながら、私の後ろから来て、
右か左を通り過ぎる。
これを何度かやっているうちに、思いついた。
自分のボディーイメージが、
右手が見える方が右半身で、
反対側が左半身だと、
うまくイメージできていれば、
音と見える方向は一致すると思う。
道のわきを歩いていて車が来ると、
自分が道のどちら側を歩いていて、
どちらに寄れば安全か、ということを
考えざるをえない。
そんなときには、無意識でも、
自分のボディーイメージと
客観的な左右は一致していると思う。
すると、音と、車の出て来た方向が
一致するのではないか、と思う。
音のかわりに肩をたたかれたらどうかというと、
これは一致しない。
聴覚よりも触覚の方が、
古い位置感覚に戻りやすい。
自分の部屋のスケッチをする。
1時間くらい、集中して描く。
切り絵のように、
手と紙を同じ視野に入れなくても、
絵を見て、次に紙を見て、というふうに描ける。
この絵の左右は、
部屋の左右と客観的に一致している。
それは順応しているからではなくて、
かく物の左右と、紙の中での物の左右が
一致しているから。
メガネかけはじめでもそうなる。
私が興味があるのは、メガネを外してから。
メガネを外した直後は、残効で、
自分の部屋は左右反転しているように
感じるかもしれない。それは絵も同じ。
でもしばらくたてば、
部屋は長年見なれたものだと
感じるようになるだろう。
メガネをかける前と同じ状態。
でも絵はメガネをかけてからしか見ていない。
自分のえんぴつの動きが、手にきざまれている。
メガネを外し、残効も消えた後で、
部屋と同じ配置の絵をどう感じるだろうか‥‥?
今朝から両親と姉家族が旅行に出かけている。
母からは朝晩の庭の水やり、
メダカのエサやりをたのまれる。
姉家族は自宅から実家へ、トマトのはち植えと、
カブト虫のかごを持って来て、
水やりとエサやりを私にたのんでいった。
左右反転しているというのに、
家族には遠りょというものがない。
でも水やりはいい訓練になりそうだ。
自分のボディーイメージ、右半身は右手側、
左半身は左手側の安定をめざそう。
さすがイラストレーターさん、という絵ですが、
これをなんと左右反転メガネをして
描かれたのですから、驚いてしまいます。
さて、22日は、ついにメガネを外す日です。
ご本人同様、わたしたちも楽しみです。
前回の「上下反転メガネ」では、ずいぶん、
“残効”があったそうですが、
今回はいかがでしょうか。
終了後も一日ぐらい、
その様子を教えていただくことにしました。