メールを送る ゴールデンウイーク編はこちら こんなふうに質問を募集しました。
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イラスト:江田ななえ
谷川さんへ、 感想のメールをどうぞ。
   
参考文献=宮沢賢治『どんぐりと山猫』
谷川俊太郎さんの答え  他の人をうらやんだり妬んだりするのは、 自分という人間を自分で創っていく上で、 避けて通れない道筋だと思います。 自分を他人とくらべることで、 人は自分を発見し、 成長してゆくのではないでしょうか。 羨望も嫉妬も生きるエネルギーです。 実はぼくはもう他の人に 羨望も嫉妬もあまり感じなくなってますが、 これは年取ってエネルギーが減り、 鈍感になったからでないかと悩んでいます。
質問 十二  どうして他の人がうらやましくなるの? わたしはいつも、人と自分を比べて落ち込みます。 わたしはわたし。と思いたい。 (あど 二十五歳)  妬みってどうしたら消えるのでしょうか? もしくは、どうしたら 意識しないようになれると思いますか? (毒いちご 二十一歳)  些細なことで他人がうらやましくなったり、 どうしようもなくさびしくなったりします。 そんな気持ちから抜け出せないとき、 どうすればいいですか? (たけ 十九歳)
2006年、夏休みです。 「ほぼ日」は、日本の休みを、また 詩人の谷川俊太郎さんと すごすことに決めました。 お盆の期間をはさんだ数日間、 読者のみなさんから届いた質問に 谷川さんが毎日ひとつずつ答えます。