じわっとにじむ、水滴がモチーフ。
さまざまなかたちのドロップが、
ハラマキに散りばめられています。
さわやかで夏らしいデザイン。
淡い色合いなので、
白い服の下に巻いても、目立ちづらいです。
レッグウォーマーと、おそろいでどうぞ。
「にじませる」をやってみたかったんです。
このハラマキの原画は、
輪郭がくっきりとしたランダムな模様たちでした。
その模様がぽとんと落ちてきて、
周囲ににじみができるならば、
ニット工場はそのにじみをどう見せてくれるんだろう?
そんな織りの技術への興味もあって、お願いしました。
今までやっていないことにも挑戦したかったので。
「にじみ」の部分は、
2色の糸のかけあわせで表現されています。
微妙なところをきれいに表現してくださいました。
模様については幾何学的な柄も考えたんですけど、
ニットの柔らかさをいかすには
やっぱり手描きの感じがいいかなと。
わたしはコンピューターで絵が描けないので、
どうしてもアナログになるんです。
手仕事、ですよね。
リバーシブルにしてもすごくきれいなので、
「両方が表」のような気持ちで、
つかいわけをたのしんでもらえるとうれしいです。