ラトビア共和国に古くから伝わる、
ミトンの柄を再現したデザイン。
三國さんが実際に手編みでつくった柄を
そのままハラマキで表現しました。
男性にも使いやすい色合いですが、
赤い差し色も印象的です。
バルト海に面したバルト三国のひとつ、
ラトビアの「ミトン」からイメージしたデザインです。
その地域では、
女性がこういうミトンを
様々な柄でたくさんつくりためて
嫁入り道具にしていたんだそうです。
嫁ぎ先の親族のために、
ミトンを何十組も編みためていたと。
「自分はこれだけ編みものができます」
というお嫁さんのアピールだったわけですね。
現在、その風習はないのかもしれませんが、
たのしいですよね、嫁入り道具にミトン。
ミトンって、
どんなに派手でも大丈夫なのがいいんです。
個性的な柄でも気軽に身につけられるのが
ミトンの良さ。
そのたのしさをハラマキに含ませました。
ミトンっぽい、ポップさを加えられたと思います。