今回のはちみつ探検隊は、
秋田の角館で、
採蜜のお手伝いをしています。
▲あんづえおじいちゃんの川沿いの養蜂場は
ほんとうにさわやかなところ!
蜂とふれあうには修行が足りないので、
私たちはなんとか力仕事だけでも
おじいちゃんの役に立ちたいと思っています。
▲蜂に囲まれてぼう然とする探検隊O。
燻煙器を使ってみつばちに煙をかける作業も、
何度かやっているうちに、
どうにか板についてきました。
▲おじいちゃんが巣枠を持ち上げたら、
みつばちをふりはらうので。
▲すかさず煙!
▲手袋をはめて巣枠を移動。余裕ゼロです。
巣枠にははちみつがたっぷりたまっているので、
たいへん重くなっています。
採蜜は思っていたより重労働です。
こうしてみつばちが一所懸命つくった
宝物のはちみつは、まとめて運ばれ、
遠心分離機にかけて採取されます。
▲「運搬こそ手伝えます」と意気込んで
小屋へ向かう探検隊O。
▲働き蜂がぎっしり。
みつばちは、花から蜜を集め、
酵素をまぜたり乾かしたりしながら
はちみつをつくり、巣にためこみます。
糖度が高まったはちみつがしあがったら、
巣房ひとつひとつに貯蔵し、自分たちでフタをします。
人間がはちみつを収穫する際には、
遠心分離機にかける前に
この「完成印」のフタをナイフで切り落とします。
▲みつばちのフタをナイフで落とします。
落としたフタや蜜蝋のすきまに
はちみつがいっぱいしみているから、
そのまま食べていいよ、と
あんづえのおじいちゃんが教えてくれました。
▲とれたて、うんまっっ!!!
みつばちの姿を目の前で見ているせいか、
たいへんありがたい味がします。
桜のかおりも、ほんのりします。
今年は春の気温が低かったため、
糖度高めの熟したはちみつの味にしあがっている、と
あんづえのおじいちゃんは言っていました。
▲遠心分離機にかけています。
▲とろーり。
▲とれたてのはちみつです。
巣から直接しぼったはちみつを
くりかえしていねいに濾して、
私たちのはちみつは完成します。
▲こまかい網目の濾し器で数回、
不純物を取り除きます。
▲はちみつの糖度も充分です。
これから農薬や放射能検査の成分検査をしたあと、
蜂名人の誠太さんの
藤原養蜂場の工場に運び、
びんづめをしていただきます。
今年は「日本の花 かくのだての桜並木」を
みなさんにたっぷり味わっていただけます。
▲うれしいなぁ。よかったなぁ。
私たちの収穫のお手伝いは、
今回はここでおしまいです。
来年はもっと蜂に慣れて、
たくさん手伝えるようにがんばろう!
このコンテンツをお読みのみなさんともいつか、
はちみつツアーなんてやりたいなぁ。
▲「ねぇO」「なぁにS」
▲「私たちさぁ」
▲「ほぼ日に入ってさ」
▲「こんなにたくさんの花と虫に囲まれてさ」
▲「秋田のやさしい陽ざしを頬に受けてさ」
▲「アカシアそよぐ場所ではちみつを収穫するような」
▲「こんな日が来るなんて思ってなかったよね」
▲気持ちいいなぁ。
▲あんづえのおじいちゃん、アンモナイトくん、
ありがとうございました!
▲また遊びに来ますね。あんづえさん、
どうぞずっとずっとずっとお元気で!!
今年の「かくのだての桜並木」は、
ほんのりした桜の香りと、
糖度高めの熟成度が自慢です。
その味にあった食べ方を、
自分たちなりに考えてみましたので、
次回はほぼ日キッチンからお届けします。
▲帰りに私たちは角館名物の「しょうゆソフト」を
食べて帰りました。こくがあっておいしかった。
(次回につづきます)