はちみつ探検隊 桜並木のはちみつ、の巻。1万年以上前から人が食べていて、いまも変わらない食べかたで親しんでいるもの、それは、はちみつです。ある日、わたしたちはひと瓶の、花のかおりあふれるはちみつに出会いました。それは作家の塩野米松さんからいただいたものでした。日本の花と蜂がもたらすめぐみをもらう旅。はちみつ探検隊、一歩ずつ進みます。 はちみつ探検隊 桜並木のはちみつ、の巻。1万年以上前から人が食べていて、いまも変わらない食べかたで親しんでいるもの、それは、はちみつです。ある日、わたしたちはひと瓶の、花のかおりあふれるはちみつに出会いました。それは作家の塩野米松さんからいただいたものでした。日本の花と蜂がもたらすめぐみをもらう旅。はちみつ探検隊、一歩ずつ進みます。
1958年福島県生まれ。福島県喜多方市の酒蔵「峰の雪酒造場」の4代目。日本ではめずらしいはちみつ酒のつくり手。/はちみつ探検隊 ほぼ日乗組員3人、S 蜂が好き、O 花が好き、T 酒が好き
第2回 ちゃんと集めてる。
こんにちは。
はちみつ探検隊は、
花巻のだいわブルーベリー園を訪れています。
このたび「ほぼ日のはちみつ 日本の花」で
扱うことになった、
ブルーベリーのはちみつの花が
咲いていた場所です。



今年、このブルーベリー園で花の受粉を
誠太さんのみつばちが請け負ったところ、
いつものブルーベリーの収穫量と比べて
30%ほどアップしたそうです。
すごいなぁ、みつばち! 



ここのブルーベリーは、
無農薬有機栽培で育てられています。
誠太さんによると、
日本のブルーベリー農園で、
有機質堆肥で栽培しているところは、
そんなにはないそうです。
▲何種類ものブルーベリーの木。
広い広いブルーベリー園は、
ほんとうに気持ちのよいところで、
ずっと遊んでいたい気持ちになりましたが、
ともあれ、ここの花で採れた
「ブルーベリーのはちみつ」を食べてみたい! 
蜂名人の誠太さんといっしょに、
花巻から移動することにしました。
▲途中、だいわブルーベリー園の
ショップに寄って。
▲ブルーベリーのワインとジュースを買いました。
家に帰って飲んだらおいしかった!
▲宮沢賢治の里、花巻。また来たい。
ブルーベリーの実が盛りのときに来て、
わんさか食べたいです。
そして、東北自動車道をひたすら南下、
川を渡ってたどりついたのは‥‥。
▲じゃーん、ツリーハウス!。
そう、東北ツリーハウス観光協会の
ツリーハウス2号がある、
そして、
ほぼ日のはちみつ「日本の花」の
「いちのせきのラベンダー」の花がある、
館ヶ森アーク牧場です。
▲いつもながら、すてきなところです。
「ブルーベリーのはちみつ」の味見をする前に、
私たち探検隊は、
あの「いちのせきのラベンダー」の
花畑を見たい! 見たい見たい! と、
誠太さんにお願いしました。
▲けれども、ラベンダーは咲いていなかった。
花の時期がちがいました。
▲咲いていたのは、真っ赤なサルビア!
▲みつばち気分で、
サルビアの花蜜を吸ってみました。
▲あまい! おいしい!
サルビアの花蜜は、
それだけでもう、じゅうぶんあまい。
みつばちが虜になるのがわかりました。
▲多少陽気になって
花畑をつき進む私たち。
ラベンダーやサルビアのはちみつを
採るための巣箱は、
このすぐそばにありました。
▲誠太さんが、みつばちのようすを
内検しようとしています。
▲お久しぶりです、蜂さんたち。
▲巣箱にはちみつがたっぷりありました。
雨のあいまの訪問でしたが、
みつばちはたっぷりと
サルビアの蜜を集めていました。
巣がずっしり重くなっています。
いつもしっかり働いていて、えらいです。
▲探検隊Oが、いつものように
素手で巣板を持つよううながされ、
蜜の重さを思い知ります。
▲巣房につまった、はちみつをひとかき。
▲ひゃわわわわ、おいしい!
▲探検隊Tもサルビアのはちみつを味見。
▲いつもいつもおいしいはちみつを、
ありがとう、みつばちたち。
でも、私たちがいま、
いちばん味見をしたいのは、
今回はじめて収穫された、
約36種類の宝石箱のような花の蜜がつまった、
ブルーベリーのはちみつです。



ブルーベリーのはちみつって、
いったいどうやって食べると
おいしいんだろう? 
ホットケーキとか? 
空模様を心配しながら
巣箱を整備していたら、
誠太さんがこう言いました。
「ブルーベリーのはちみつの、
いちばんおいしい食べ方は、すなわち、
ブルーベリーにかけて食べること!」



ブルーベリーにブルーベリー?! 
どういうことだ!



(探検隊、つづきます)
ほぼ日のはちみつ日本の花 2019年11月7日(木)午前11時販売スタート
今回は、下記の4種類のはちみつを販売します。
2019年11月15日午前11時までの
送料無料キャンペーンの期間中に、
ぜひお買い求めください。
はなまきの宝石箱のブルーベリー
160g 1,814円(税込・配送手数料別)

賞味期限:2021年9月15日/出荷時期:1~3営業日



岩手県花巻の無農薬のブルーベリー園に咲く
約36品種の花から、
蜂名人の誠太さんのみつばちが採取してつくった、
ブルーベリーの主体の花のはちみつ。
そのままなめてももちろん、
酸味のあるフルーツにかけるとばつぐんにおいしい。
バタートーストにくだもののスライスをのせて、
その上からトロッとたらすのが、すごくおすすめです。
肉料理(豚、鴨、鶏)にも合います。
かくのだての桜並木
160g 2,160円(税込・配送手数料別)

賞味期限:2021年9月15日/出荷時期:1~3営業日



秋田県角館の、
観光名所としても名高いソメイヨシノの並木から
採れたはちみつです。
作家の塩野米松さんが自慢のてみやげで持ってきた、
「日本の花」のお店を開くきっかけになったもの。
90歳超えのあんづえのおじいちゃんが
角館の川沿いで育てた、西洋みつばちが集めます。
はなやかな桜の香りとくせの少ない濃厚なあまさが魅力。
何と組み合わせてもおいしいですが、
香りがいいので、パンやヨーグルトとともにどうぞ。
ビールに少量のはちみつを加えた
桜カクテルビールにするのもおすすめです。
日本みつばち ドロップ
160g 2,268円(税込・配送手数料別)

賞味期限:2021年9月15日/出荷時期:1~3営業日



日本在来種の日本みつばちの、貴重なはちみつです。
日本みつばちの巣からたれおちた(ドロップ)
蜜部分だけを取り出して、濾して瓶につめました。
はちみつらしい深い味で、
ヨーグルトやパンにはもちろん、
和菓子や煮物、厚焼きたまごの味つけにも使えます。
比較的凝固しにくく、飲みものにもまざりやすいので、
豆乳やカクテルに入れてもおいしいです。
調理に向いているので、ドレッシングやマリネ、
サンドイッチの具にひとたらしするのもおすすめ。
日本みつばち ベアハンド
160g 2,268円(税込・配送手数料別)

賞味期限:2021年9月15日/出荷時期:1~3営業日



貴重な日本在来種の日本みつばちのはちみつです。
蜂名人の誠太さんが、古式製法で
日本みつばちの巣ごとしぼっています。
「森にいるくまが
冬眠の前に食べるはちみつと同じ」なので
「ベアハンド」と名づけました。
花粉、ローヤルゼリー、蜂の子エキスなど、
日本みつばちのめぐみが瓶につまっています。
とても濃厚で、黒パンやチーズなどに合います。
元気のないときにもそのままひとさじ、どうぞ。
2019-11-01-FRI