微妙な糸の色のちがいが、この織りとあいまって、
複雑な表情をうんでいます。
くるくる変化する夏の陽射しのもとや、
部屋の中、そして夜。つける場所と時間によって、
いろんなニュアンスがたのしめるくびまきです。
着ている服をえらばない、合わせやすい色。
シャツを1枚重ねるように
ふわりと羽織るのもすてきですし、
きっちりまいてもかわいいですよ。
もちろん、男性のカジュアルシーンでも
使いやすい色、柄です。
ヘリンボーンは、昨シーズンにはじめて登場、
大好評をいただいた織りかたですが、
ことしは、麻ならではのざっくり感をアップ。
ハリのある麻糸の個性をいかして仕上げているので、
ぎゅっとつかむと、
ポンとはじけるような弾力があり、
くびにまいたとき、いい感じのボリュームが出るんです。
ちなみに、ルイ14世が愛用したという
「王様のブルー」からこの名を付けました。