作者は「PINN」さん。
靴、かばん、時計のベルトやお財布などを
革でつくっている作家です。
革細工には不定形のものが多いため、
どうしても余ってしまう革があります。
いわば、革のはぎれ。
工房では、それを捨ててしまうのがつねなのだそうですが、
PINNさんは「もったいない!」と、
好きなビーズや刺しゅうを組み合わせ、
大きな安全ピン(カブトピン)をつけて、
ストール用の留め具をつくっているのです。
参考にしているのは、アフリカや、
南北アメリカの土着的な民芸品のセンス。
「かわいい」×「かっこいい」ものが多いのが
PINNさんのストールピンの特徴です。
設計図はなく、一点一点つくりながら考えるそう。
今回、とめるショップのために
40個をつくってくださいました。
くびまきをとめるのはもちろんですが、
そのままエンブレムや勲章のように、
服の胸もとや肩につけたり、
あるいはかばんにつけてみたり。
いろいろな使い方で
楽しんでいただけたらと思います。